ギルド屋さん

遊戯王

【日本選手権備忘録】



日本選手権予選

 
とりあえず、お祭りには乗っかっておいた方が楽しいという事で、日本選手権の予選に参加してきました!


墓地融合の「ティアラメンツ」がトップメタなので、除外屋の《ディメンション・アトラクター》を積めるデッキの中から「ふわんだりぃず」を持っていく事に。


自分の墓地を掃除する《ふわんだりぃず×すとりー》《烈風帝ライザー》のお陰で《ディメンション・アトラクター》を初手以外でも使えるのが好きなところです。




色んなデッキが居そうなのでメインデッキは万能で丸い形にして、サイドデッキはメインデッキの拡張要素と先手後手用のカードで埋める事に。


《ふわんだりぃず×ろびーな》の鳥獣族サーチの選択肢として《D.D.クロウ》で「ビーステッド」等の墓地対策、《怪鳥グライフ》で《センサー万別》等の永続罠対策。


あとは後手カードとして罠系メタの《拮抗勝負》、展開系メタの《冥王結界波》。それら後手カードや、《ふわんだりぃずと夢の町》に飛んでくる《レッド・リブート》にも対応できる先手カード《神の宣告》を仕込む事に。





■ 1回戦:「ティアラメンツ」〇〇


いきなり環境トップデッキ。


初戦はイシズギミックによる凄まじい墓地肥やしの連打、《古尖兵ケルベク》→《古衛兵アギド》→《ティアラメンツ・クシャトリラ》と連鎖して計12枚がデッキから墓地へ送られるも、ティアラメンツがヒットせず融合されない奇跡。こんな事もあるんだね。


その過程で相手の墓地に《増殖するG》があったので《烈風帝ライザー》でデッキトップに乗せたりして決着。



次戦は《おろかな副葬》スタートに対して《ディメンション・アトラクター》の除外が通る最高の立ち上がり。


その返しに《烈風帝ライザー》で墓地の《ディメンション・アトラクター》をデッキトップに乗せて、《ふわんだりぃずと未知の風》で《ディメンション・アトラクター》をドロー。これで延々と《ディメンション・アトラクター》による除外状態になるので、ティアラメンツの墓地融合に至らず決着。


ご夫婦でデュエルされてるとの事で、界隈の未来のためにインタビューとかした方がいい。




■ 2回戦:「ナチュルイシズ春化精」〇✕✕


1回戦が終わってみると、お隣のテーブル「ナチュル」対「ティアラメンツ」が激戦を繰り広げていて永遠に終わらず、エクストラデュエル含めて1時間50分の大熱戦という結果に。


お互いのイシズギミックによる相互墓地肥やしが複雑極まりない絡み方をしていて、シンプルに大変そうでした。昨年の日本選手権で「ティアラメンツ」のミラーマッチが物議を醸していたのも同様ですね。これは終わらない。


初戦は、先行で「《霞の谷の巨神鳥》《ふわんだりぃずと謎の地図》《ふわんだりぃずと夢の町》2枚」の万能無効フェスを開催して決着。「春化精」で《イピリア》を蘇生して1ドローするギミックが可愛くて実用的でした。


次戦は、こちらの妨害を乗り超えて《ナチュル・モルクリケット》からレベル4の《ナチュル・カメリア》が2体出てきた思ったら、《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》→《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロードを乗っけてエクシーズ召喚。



《ふわんだりぃず×えんぺん》の隣に不用意に出しておいたモンスターを《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン-オーバーロード》で攻撃されて、4素材の《天霆號アーゼウス》爆誕。返しのターンに生贄要員が流されまくってアドバンス召喚できず決着。


そして、1勝1敗でエクストラデュエルに突入。後攻ながら《ディメンション・アトラクター》《増殖するG》と絶好のスタートでターンを貰って、《ふわんだりぃず×えんぺん》+《ふわんだりぃずと夢の町》まで通る。


ただ、返しの《古尖兵ケルベク》のお互いのデッキトップ5枚を墓地へ送る効果で、最上級の鳥が落ち切って《ふわんだりぃず×いぐるん》が休暇に入り、相手の墓地に《剣神官ムドラ》が落ちて墓地を除外できない《ふわんだりぃず×すとりー》が失職して、攻め手が足りず決着。


最上級の鳥が手札に来すぎると動けないので《烈風帝ライザー》1枚にしましたが、《古尖兵ケルベク》《古衛兵アギド》の相互墓地肥やしに巻き込まれる事を踏まえると2枚にしてリソースを循環できるようにすべきでしたね。




そんな訳で、日本選手権予選の話でした。


地属性の結晶体「ナチュルイシズ春化精」の存在こそ知ってましたが、いざ対戦してみると「ナチュル」が墓地リソース豊富で、「春化精」の蘇生で手数が多く、それらを「イシズ」の墓地肥やしが繋ぐめっちゃいいデッキでした。《クシャトリラ・フェンリル》《ダイナレスラー・パンクラトプス》といった地属性の一級品を扱えるのも光ります。


参加した店舗が以前通っていたカードショップだったので、終了後は店員さんと懐かしい話もできて、いい日でした。


遊戯王を長年やってると再会フェイズが訪れるのも面白さのひとつ。


ではまた!