これ今めちゃ高くなってます。ヤフオクでは3枚900円の出品極少数、通販でも1枚200円突破。【RR】4月の新パックが確定しているだけで、昨年11月発売と比較的新しい『THE SECRET OF EVOLUTION』のノーマルカードさえ上がり幅が…
そんなこんな続きより本題です。
幾世
【エクストラデッキ】の枚数が15枚に制定された「マスタールール(シンクロ登場)」から早7年が経とうとしています。シンクロ・エクシーズ期を経て、「490枚」を越える白枠黒枠のカードが生み出されました。これだけ選択肢が溢れて尚、エクストラ15枚が変わらないのはメインデッキ40枚のようなゲームの根幹ルールとしての認識がある為でしょうか。枚数を変えず自由度を上げないことで、ペンデュラム期への移行を円滑に行うという狙いでしょうか。憶測を飛ばす他ありませんが、もしエクストラデッキが増えたらユーザーサイドとしては「あいつも、こいつも」となって嬉しいですよね。今は15枚という枠に的確な役割を持たせる事が構築を競う上で必要と捉える姿勢が求められています。
それにしても『クロスオーバーソウル』より到来した「プトレマイオス」、「インフィニティ」といった"乗せる前提系"のモンスター陣。これが増えていったら15枚の中に"下敷き"となるだけのモンスターが増え、ゲームの多様性は削られてしまうようにも思えます。場面毎に役割を持つモンスターを自由に選びながら戦える点が、エクストラデッキの利点です。シンクロ期に遊戯王人気が過熱したのは、自由度が桁違いに上がった事も要因だと思います。選ぶ事の楽しみ・面白さがパワーアップしました。下敷きだらけで使われるカードが少なくなれば全体的なシングル価格にも波及するので、ここはいっちょエクストラデッキ増やしてくれないかなぁと思う次第であります。もちろん15枚の優先順位を付ける時間も面白いですけどね。
ただ、そのタイミング。あやふやに「増やしまーす」なんてマーケティングが通る世ではないので、狙いがあっての緩和が然りです。例えば、禁止緩和フェスティバルとなった前回の制限改訂。遊戯王20周年に向け、初代層を盛り上げるという目的の元で世代に合わせた禁止カードをエラッタして、再び世に出しました。来年公開となる映画の主人公も武藤遊戯と一貫してます。
そして「エクストラ枚数緩和」がフィットするとなったら、エクシーズ当代であり、乗せる系エクシーズ代表格【希望皇ホープ】にプロモーション的な焦点が当てられる時かなと。サプライズ的にも相乗効果が見込めます。公式スリーブなりサプライの規格があるので、早々とはいかないものですが、いつの日か期待してしまう15枚についての話でした。またね~