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【聖月の魔導士】



考察:《聖月の魔導士》


■『Vジャンプ2025年2月号』の付属カードとして登場するリンク2モンスター《聖月の魔導士》(クレセント・オブ・マギストスエンディミオン


Vジャンプで魔法使い族テーマの「マギストス」「エンディミオン」「召喚獣」諸々を取り扱った漫画が連載中なので、テコ入れとして1枚初動でランク4に繋がる《封印の魔導士スプーン》や、魔法罠ゾーンのモンスターをコストにエクストラデッキから特殊召喚できる《精霊コロゾ》といった鮮烈な強化を受け続けてます。



■ そこに加入する《聖月の魔導士》(クレセント・オブ・マギストスエンディミオン)の巻。

《聖月の魔導士》(クレセント・オブ・マギストスエンディミオン
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左/右下】
魔法使い族・レベル4モンスターを含むモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがL召喚した場合、自分フィールドの「マギストス」モンスター1体を対象として発動できる。自分の墓地・除外状態の魔法使い族モンスター1体を装備魔法カード扱いで対象のモンスターに装備する。
(2):自分・相手のメインフェイズに、自分の魔法&罠ゾーンの装備魔法カード扱いの魔法使い族モンスターカード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に戻す。


■《聖月の魔導士》のリンク素材は「魔法使い族・レベル4モンスターを含むモンスター2体」なので自己蘇生する《Emトリック・クラウン》辺りを絡めてサクッと呼び出せて、①墓地・除外から魔法使い族を装備する効果と、②装備状態の魔法使い族を手札に戻す2つの効果を備えてます。


装備化とバウンスは同じターンに発動不可なので、手札誘発として使える魔法使い族を漁ってみると…


《ミレニアム・アイズ・イリュージョニスト》で《サクリファイス》に相手モンスターを装備、《ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム》《教導の騎士フルルドリス》《エフェクト・ヴェーラー》でモンスター効果を無効、《レアル・ジェネクスチューリング》で「ジェネクス」のシンクロ召喚、《オルターガイスト・マルウィスプ》《オルターガイスト・マルチフェイカー》《オルターガイスト・クンティエリ》を手札に戻して特殊召喚、《軒轅の相剣師》で攻撃無効、《妖眼の相剣師》《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》《魔導獣 ガルーダ》《サブテラーの妖魔》で妨害、《ドロール&ロックバード》《ディメンション・アトラクター》のおかわり、《幻想の見習い魔導師》《キウイ・マジシャン・ガール》で攻守アップ、《刻印の調停者》《Emダメージ・ジャグラー》《グングニールの影霊衣》《ヴァルキュルスの影霊衣》で防御…


魔法使い族は手札で頑張れる集団だと認識。



■《封印されしエクゾディア》を《聖月の魔導士》で装備→バウンスで四肢を揃えて勝利や、《聖月の魔導士》で装備した魔法使い族を《マジシャンズ・ソウルズ》で墓地へ送りながらドローしてアドバンテージに繋がる方向で、《幻想魔術師・ノー・フェイス》《黒き森のウィッチ》《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》《赫聖の妖騎士》《SPYRAL-グレース》《エルシャドール・アプカローネ》《オルターガイスト・メリュシーク》《魔道化リジョン》…


魔法使い族は墓地でも頑張れる集団だと認識。


■《輪廻独断》で墓地のモンスターの種族を魔法使い族に変更すれば《聖月の魔導士》の装備範囲が無造になるので、《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備すれば相手のエクストラデッキからの特殊召喚を封じるといった変化球でも遊べます。《聖月の魔導士》は攻撃力1850なので《憑依覚醒》で1ドローや、装備状態のモンスターを墓地へ送り《精霊コロゾ》《蛇眼の原罪龍》を展開できるのも偉いところ。


『PREMIUM PACK 2025』に収録される《天賦の魔導士》(ギフト・オブ・マギストスクロウリーが手札に加わった場合に特殊召喚できる上に「召喚獣」を融合召喚できるので、《聖月の魔導士》の装備化→バウンスと合わせて《召喚獣メルカバー》を繰り出せるカードデザインになってます。


今年の『PREMIUM PACK 2025』は何箱注文しようか。例年最大数の12箱でしたが、開封途中で各3枚揃って目的を達してしまうので半分くらいでも事足りる気がしてる年の瀬。


ではまた!