■『クリティカル』
【帝王】が時折繰り出す《怨邪帝ガイウス》が厄介。
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、 フィールドのカード1枚を対象として発動する。 そのカードを除外し、相手に1000ダメージを与える。 除外したカードが闇属性モンスターカードだった場合、 そのコントローラーの手札・デッキ・エクストラデッキ・墓地から同名カードを全て除外する。 このカードが闇属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、 その時の効果に以下の効果を加える。●この効果の対象を2枚にできる。
闇属性を根刮ぎ除外できるので、現環境のデッキに対して
■【EMEm】:《EMドクロバット・ジョーカー》
■【彼岸】:《魔界発現世行きデスガイド》
■【帝王】:《冥帝エレボス》etc.
《怨邪帝ガイウス》は各デッキのキーカード3枚を奪い去る事ができてしまいます。
ちょっと極端な例ですが、【EMEm】側が《EMドクロバット・ジョーカー》を召喚⇒《EMペンデュラム・マジシャン》をサーチしてペンデュラム召喚。《EMペンデュラム・マジシャン》から2枚目の《EMドクロバット・ジョーカー》を手札に加えた所で、《帝王の連撃》からの《怨邪帝ガイウス》が決まると、場・手札を含む《EMドクロバット・ジョーカー》3枚を失する事になります。シンプルに御釈迦です。
そうならないよう《怨邪帝ガイウス》に根刮ぎやられる闇属性モンスターは、白枠黒枠の素材や、昇天の角笛などのコストで飛ばすよう心掛ける必要があります。時には自爆特攻さえ込みで、モンスターを残すのか否か。そもそも出すべきなのか、ワンキルできるまで溜め込むべきなのか。
ここは「リリース要員が足りない」という事故ハンを背負ってる【帝王】に対して、下手に《帝王の烈旋》のためのモンスターを差し出すのはアカンぜよという部分にも繋がってきます。
《クロスソウル》を思い返しますね。【帝】が【帝王】になってもプレイングにおいて変わらない要素はあるんだなぁとしみじみ。《怨邪帝ガイウス》の話でした。ピン挿し主流で2000円はおかしいと思いますけど…。次回、新アンデット族テーマ【不知火】(しらぬい)をピックアップします。ではまた!