▼『許すまじ』
2015年10月17日
遊戯王OCG「BREAKERS OF SHADOW」発売
全80種
・ウルトラレアカード 6種
・スーパーレアカード 10種
・レアカード 20種
・ノーマルカード 44種
・1パック5枚入り
・143円 (税抜) 第9期 第7弾
・アニメ「遊戯王アーク・ファイブ」に登場する最新カードを多数収録
・初心者アニメファン向けのカードと既存プレイヤー向けのカードをそれぞれをバランスよく収録
・「STRUCTURE DECK -マスター・オブ・ペンデュラム-」との連動カードや発売済み商品の強化カードも収録
《EMモンキーボード》
ペンデュラムモンスター
星6 地 獣族/1000/2400
①:このカードを手札から捨てて発動できる。手札の「EM」モンスターまたは「オッドアイズ」 モンスター1体を相手に見せる。このターン、そのモンスター及び自分の手札の同名モンスターのレベルを1つ下げる。
【P効果 青1/赤1】
「EMモンキーボード」の②のP効果は1ターンに1度しか使用できない。①:もう片方の自分の Pゾーンに「EM」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは4になる。②:このカードを発動したターンの自分メインフェイズに発動できる。デッキからレベル4以下の「EM」モンスター1体を手札に加える。
▼『頭おかし』
どーなってんの《EMモンキーボード》の性能。使いきりのクリフォートツールが近いカードですが、ライフコストが不要かつスケール1でペンデュラム可能なモンスターにテーマ制限がないので、完全にパーリー状態。
ペンデュラムデッキの弱点として、リソースが空の状態ではトップドローにより左右のスケールが揃わず逆転が起こり得ませんでしたが、《EMモンキーボード》は単身でスケールを整えるので逆転の芽が生まれます。ムーラングレイス投げて2枚ハンデス安心なんです。という時代の終焉。
既に【EM】にはドクロバットヤンキーばか野郎が在籍しているので、《EMモンキーボード》⇒ドクロバットヤンキーばか野郎と繋ぐ事で、【魔術師・EM・オッドアイズ】3テーマが恩恵を受ける格好となります。EMの打点アップは数値が上がり、魔術師は相方のスケールに魔術師が必要なので、ちぐはぐになる場面こそありますが、ツール・アセンブラを探す召喚士のスキルのようにサーチカードが増えることに違いはありません。
▼『事件』
■《EMモンキーボード》⇒《EMドクロバット・ ジョーカー》召喚⇒《EMリザードロー》⇒ペンデュラム召喚&1ドロー
■《EMドクロバット・ ジョーカー》召喚⇒《EMモンキーボード》⇒《EMリザードロー》⇒ペンデュラム召喚&1ドロー
猿もしくはドクロバットから消費なしで、スケール1・スケール6からペンデュラム召喚という時代が来るという事です。ドクロはペンマジ5000円バカ野郎からサーチが効くので、実質9枚がノーコストペンデュラムを叶えるカードとなります。そこで僕らが見る景色は…
とにもかくにも、ドクロバットヤンキーか猿を引けばペンデュラム召喚まで漕ぎ着ける運びとなり、環境を決定付ける事になった【シャドール】における写し身、【ネクロス】における反魂術、【征竜】の幻木幻水レベルの影響力があります。
サーチカードが増えるだけなら【マドルチェ】のエンジェリーなり【ハーピィ】のハーピスト程度で済みますが、猿orドクロバット=ペンデュラム召喚という図式が圧倒的。ドクロバットはレベル4モンスターとして展開の質を上げるのもおまけにしては大きい要素です。
オッドアイズがエンド起動で活躍してないので、じゃあメインで猿だねという会議室の様子。更に更に魔術師と噛むカードまで登場するので、ペンデュラムへの傾倒は確実です。
スケールが揃いやすくなるという事は、これまで以上に揺れる眼差しが刺さるという事ですが、揺れる眼差しを撃たれても猿あればケアできるパターンも増えます。これまで以上にスケールへサイクロン・幽鬼うさぎを放る事にも裏目が生じますね。以上、半笑いですが愉快な猿の話にお付き合い頂きました。
魔のデッキ破壊ウィルスを携えながら次に行きます。