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デュエリストカップでジャパニーズが…
先週末、マスターデュエルで開催されていた「デュエリストカップ」
３日間に渡りひたすらデュエルを続けてポイントを競うトーナメントプレイヤー向けの施策です。その結果、おもしろ配信者でもあるたすくさんの「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」が勝ち名乗りを上げたと聞いて驚愕。
環境デッキは「デスピア」「神碑」「スプライト」「イシズ＋α」「斬機」といった屈強な顔触れの中、「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」の圧倒的ダークホース感。
「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」モンスターの効果発動にライフコストが伴う点を利用して、ライフ差分の攻撃力が加算される《サイコ・エンド・パニッシャー》が超打点になって滅茶苦茶ワンキルしてたのが印象的でした。
環境デッキに対しても有利な点が散見され、ちょっと並べるだけでも
- 《Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ＪＡＭドラゴン・ドライブ》でサイキック族繋がりの《幽鬼うさぎ》をサーチできるので、スプライト環境の《ギガンティック・スプライト》を狙い撃ち。
- サーチできる除去カード《Ｊｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ナシワリ・サプライズ》で「スプライト」に対して着地狩りイージーウィンを狙える。「神碑」の《天岩戸》《インスペクト・ボーダー》の破壊手段としても偉大。
- 《氷剣竜ミラジェイド》を《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.アメイジング・ドラゴン》でバウンス処理できるので全体破壊を喰らわない。《烙印開幕》の効果破壊耐性もバウンスなら意に介さず。
- 先行展開後、「神碑」の後手捲りの鍵となる永続罠カード《スキルドレイン》等を相手ターンのエンドフェイズに《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.娑楽斎》から《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.アメイジング・ドラゴン》をシンクロ召喚して全てバウンスできる。
- 環境トップの「デスピア」「神碑」に効かない《原始生命態ニビル》の採用率が低いので、「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」のような展開デッキに追い風。
全体的にたすくさんのプレイングが上手すぎるのも確実にありますが、「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」で環境デッキを次々倒して進む姿に新しい時代を感じました。
「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」の基本展開は、融合＆シンクロ召喚を内蔵している《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.娑楽斎》が起点となり、《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.カープ・ライジング》を融合召喚してデッキから２体の「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」モンスターを呼び出してシンクロ召喚を仕掛ける形。
レベル１１のシンクロモンスターを扱えるので、先手は相手ターンに《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.娑楽斎》から《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.アメイジング・ドラゴン》をシンクロ召喚して４枚バウンス、後手は《サイコ・エンド・パニッシャー》で相手モンスターを除外しながら打点アップでワンキルです。
デッキの「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」モンスターへのアクセス手段が本当に豊富で、
- 《Ｎｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.セアミン》３枚
- 《Ｎｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.フォクシー・チューン》３枚
- 《Ｎｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.オーガ・ナンバー》３枚
- 《緊急テレポート》２枚
- 《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.カープ・ライジング》
これらで展開の再現性を高めます。
特に《Ｇａ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ワゴン》→フィールド魔法《Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ＪＡＭエクストリーム・セッション》をサーチして手数アップと２ドロー、《Ｊｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.Ｍｍｅ.スパイダー》→除去カードの《Ｊｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ナシワリ・サプライズ》のサーチが安定して叶うのが強味。先行展開に《強欲な壺》が付いてるなんて最高です。
- 《Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ＪＡＭエクストリーム・セッション》で２ドロー、相手ターンに《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.娑楽斎》でライフを払えば追加１ドローで手札誘発を引き込む動き。あたまおかしい。
- 《Ｊｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.ナシワリ・サプライズ》で相手フィールドのカード１枚を破壊。罠カードなので《冥王結界波》を受けても妨害が残る。《緊急テレポート》をセットしておけば《冥王結界波》の後に《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.娑楽斎》を出してシンクロ召喚も。
- 《インスタント・コンタクト》や、《雷仙神》でレベル７を盤面に供給する事で、《Ｎｏ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.セアミン》等と《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚した後に《Ｕｋ－Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.カープ・ライジング》に対して致命傷となる《灰流うらら》等の誘発をケアしながら展開が始まる。
めちゃめちゃ面白かったので、こりゃもう組むしかない～という事で…
デッキレシピ：【Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.】
マスターデュエルを超越して、リアルで構築に至った「Ｐ.Ｕ.Ｎ.Ｋ.」
《インスタント・コンタクト》でエクストラデッキからレベル７以下の「Ｅ・ＨＥＲＯ」を召喚条件を無視して出せるので、水属性の《Ｅ・ＨＥＲＯ スチーム・ヒーラー》《Ｅ・ＨＥＲＯ アクア・ネオス》を忍ばせて《魔救の奇跡－ドラガイト》の魔法罠無効を活かすプランが最高にクール。
多彩な属性を用意できるのが《インスタント・コンタクト》の良さという事で、今なら闇属性の《Ｅ・ＨＥＲＯ ブラック・ネオス》＋《幽鬼うさぎ》＝《カオス・アンヘル－混沌の双翼－》を完全体でシンクロ召喚できたりもします。
《インスタント・コンタクト》や、《雷仙神》で払ったライフは最終的に《サイコ・エンド・パニッシャー》の攻撃力に加算されるので、ワンキルに貢献する展開パーツというのも痛烈です。
《簡易融合》《簡素融合》《インスタント・コンタクト》で、エクストラデッキからレベル１～７の融合モンスターを呼び出せる便利な時代を満喫したい心持ち。また１つ好きなデッキが増えました。
ではまた！
