ギルド屋さん

遊戯王

【マスターデュエル奮闘記】



今月のダイヤ1

 
《現世と冥界の逆転》に蔓延する墓地集団「イシズギミック」の登場を受けて、墓地の面倒をまるっと見てくれる《ディメンション・アトラクター》入りの「スプライト」でランク戦を完走!


除外要素を濃くするべく《スプライト・ブルー》等の闇属性を活かした《マスク・チェンジ・セカンド》→《M・HERO ダーク・ロウ》も試しながら、終着へ。

 

■ » 遊戯王データベース【スプライト】


いろはにほへと

 
ランク戦を進めるには安定した勝率という事で、レベル2を並べるだけで展開できる安定感たっぷりの「スプライト」


基本展開はレベル2を並べて、《ギガンティック・スプライト》→《鬼ガエル》でリンク値を稼いで《I:Pマスカレーナ》。相手ターンにリンク召喚するのは、《トポロジック・ゼロヴォロス》の盤面全除外または、《閉ザサレシ世界ノ冥神》のリンク素材に相手モンスターを巻き込みながら全体効果無効&蘇生無効を構えます。


そこに残りの手札から追加の妨害として、《スプライト・レッド》《スプライト・キャロット》《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》の効果無効、《スプライト・スマッシャーズ》の対象を取らない除外、《I:Pマスカレーナ》を絡めて相手ターンにもドローできる《カプシェル》や、《ギガンティック・スプライト》でデッキから出した《増殖するG》を《鬼ガエル》で手札に戻すといったオプションが生じます。


ちりぬるを

 
屋台骨となる「スプライト」ギミックに加えて、レベル2のサブギミックは《暗黒の招来神》《鬼ガエル》を採用。いずれも《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚できる1枚初動に加えて、《増殖するG》を喰らった際の動きが優秀です。


対「スプライト」においてレベル2が着地次第《増殖するG》を発動する事で、手札から後続の「スプライト」モンスターの特殊召喚を牽制するのがベターです。手札から《スプライト・レッド》が現れたら《増殖するG》そのものが通らないのも大きいですね。


《鬼ガエル》の召喚に《増殖するG》を撃たれても自身を手札に戻せるので、《粋カエル》を墓地に用意しながら相手に0ドローでターンを渡せます。《暗黒の招来神》は追加召喚で《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》のモンスター効果無効を構える事で、こちらの《増殖するG》に対する相手の《灰流うらら》を弾けるのが偉いなと。


また、《粋カエル》と《七精の解門》が次のターン以降にも使えるレベル2供給手段として機能するので、モンスターさえあれば《スプライト・エルフ》をリンク召喚=《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚してデッキからレベル2を出せるので、たとえ返されてもリカバリーが効きます。トップで1枚初動を引かなければならないのと、場に出せるモンスターであれば全員OKというのは雲泥の差です。《粋カエル》が次のターンに戻れるよう《鬼ガエル》を浪費しないのも大切です。


中盤にトップデッキした《ディメンション・アトラクター》が《七精の解門》を経てレベル2になる有難さたるや。


わかよたれそ

 
速攻魔法《スプライト・スターター》は《トポロジック・ゼロヴォロス》を相手ターンに起爆させるトリガーにもなるので便利。《トポロジック・ゼロヴォロス》は、対「神碑」、罠系デッキに有効で、相手ターンにセットされたカードを全て除外する事で決定的なシーンを演出します。おまけに除外カードの数によって攻撃力200が加算されるので、「神碑」のデッキ破壊が打点強化となって早期決着を後押し。


エクストラデッキの中で扱いが面白くて難しいのが《No.29 マネキンキャット》。ミラーマッチで相手の墓地から闇属性を釣って自分の墓地から同じ属性の《ギガンティック・スプライト》を蘇生すると、隣に居る《No.29 マネキンキャット》のエクシーズ素材を使って《ギガンティック・スプライト》が動けます。


《No.29 マネキンキャット》で相手の墓地から《エフェクト・ヴェーラー》を釣り上げて《原始生命態ニビル》を呼ぶと、戦闘ダメージが2000+3000で合計5000稼げたり、相手の《増殖するG》を釣り上げれば《ダイナレスラー・パンクラトプス》が登場します。相手の《灰流うらら》を釣り上げて《スプライト・エルフ》を蘇生できるのも出鱈目です。


《No.29 マネキンキャット》がモンスターの種族・属性を参照する上に、《ギガンティック・スプライト》《スプライト・スターター》発動後にはレベル2縛りが生じて《No.29 マネキンキャット》で呼べるモンスターにも制限が付くので、最初の方は気楽に間違えて覚えるのが大切かなと。


有象無象のなんでやねんの日々。


ではまた!