リミットレギュレーション WCS2019
8月10日よりドイツ・ベルリンの地にて開催される「世界大会2019」。日本国内では世界大会に合わせ豪華賞品が配布される「セレブレーションイベント」の併設もあり、世界大会は従来よりも身近なイベントとしての地位を確立。オンシーズンの機運の高まりに貢献しています。
となれば、気になる「リミットレギュレーション」
何が使えるのか?使えないのか?
デッキ選択・プレイングに直結する部分であり、リミットレギュレーションを把握しておく事で、世界大会の配信・その後のセレブレーションイベントへの取り組みに反映できます。
例年、世界大会のリミットレギュレーションは日本のOCGと世界のTCGを合併したリストが敷かれているので、国内と差異がある中で気になったカードをピックアップしてみました。2019年3月23日発売の「スターターデッキ」までが使用可能との事です。《機巧蛇-叢雲遠呂智》が発売時期的に禁止なので、【ダ・イーザ暴力団】は出動できません。
- 増殖するG
- ハーピィの羽根帚
- 水晶機巧-ハリファイバー
- ドラグニティナイト-ロムルス
- スクラップ・ワイバーン
- 六武衆の軍大将
- 転生炎獣アルミラージ
- サクリファイス・アニマ
- 召命の神弓-アポロウーサ
- 超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン
- 抹殺の指名者
- サイバー・ドラゴン・ネクステア
- 終焉龍 カオス・エンペラー
- 儀式魔人リリーサー
- 妖精伝姫-シラユキ
- 嵐征竜-テンペスト
- シューティング・ライザー・ドラゴン
- サイバネット・コーデック
- トーチ・ゴーレム
- 覇王眷竜スターヴ・ヴェノム
- EMドクロバット・ジョーカー
- アストログラフ・マジシャン
- 虹彩の魔術師
- 源竜星-ボウテンコウ
- トポロジック・ガンブラー・ドラゴン
- No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク
- カイザーコロシアム
- 貪欲な壺
- ソウル・チャージ
- チキンレース
- RUM-アージェント・カオス・フォース
- RUM-幻影騎士団ラウンチ
- 隣の芝刈り
■ 抜粋制限カード
- E・HERO エアーマン
- 幻銃士
- ダーク・グレファー
- 彼岸の悪鬼 グラバースニッチ
- 彼岸の悪鬼 ガトルホッグ
- 影霊衣の術士 シュリット
- 天帝アイテール
- SPYRAL-ジーニアス
- 真竜拳士ダイナマイトK
- デビル・フランケン
- ジェムナイトマスター・ダイヤ
- 永遠の淑女 ベアトリーチェ
- スケープ・ゴート
- 成金ゴブリン
- ヒーローアライブ
- モンスターゲート
- 緊急テレポート
- ブリリアント・フュージョン
- 一撃必殺!居合いドロー
- 連鎖爆撃
- 半魔導帯域
- マクロコスモス
- スキルドレイン
- 真竜皇の復活
- 神の警告
- 神の宣告
■ 抜粋準制限カード
- D-HERO ディアボリックガイ
どうすっぺか〜
影響の大きい汎用カードは、禁止カードの「《増殖するG》《ハーピィの羽根帚》《水晶機巧-ハリファイバー》」、制限カードの「《神の宣告》《神の警告》《スケープ・ゴート》」辺り。《増殖するG》が無い事により《墓穴の指名者》の点数も落ちそうです。
使用デッキの候補としては、規制によるダメージが少ない環境デッキが順当です。
- 【閃刀姫】
- 【転生炎獣】
- 【サンダードラゴン】
- 【サブテラー】
- 【オルターガイスト】
- 【トリックスター】
- 【セフィラ】
- 【エンディミオン】
- 【インフェルノイド】
- 【ジャックナイツ】
- 【魔鍾洞系】
国内のデッキから《水晶機巧-ハリファイバー》系統が消えるとすると、【閃刀姫】【転生炎獣】【サンダードラゴン】が多そうです。それらに対して《強欲で金満な壺》を採用できるデッキ勢という構図でしょうか。
となれば、《閃刀姫-レイ》《転生炎獣ベイルリンクス》に対して《幻創龍ファンタズメイ》でリードを得ながら、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》《閃刀機関-マルチロール》等のキラーカードの面倒を見れる《バージェストマ・ディノミスクス》辺りを使いたいかなぁという印象です。
とりあえず、今年の世界大会の優勝予想は、「《転生炎獣フォクシー》の捲りが強い【転生炎獣】」にしておこうかなと。
【転生炎獣】は《超雷龍-サンダー・ドラゴン》に対して《転生炎獣ミラージュスタリオ》によるバウンス解決がメインギミックに有り、罠系デッキに対しては《転生炎獣ヒートライオ》連打による伏せ剥がし、《成金ゴブリン》が制限カードなので【閃刀姫】【エンディミオン】は少しパワーが落ちる部分があるんじゃないかなと。
いずれにせよ万能妨害《灰流うらら》は滅茶苦茶使われると思うので、《灼熱の火霊使いヒータ》で利用できるってのも加点材料。逆に《灰流うらら》が浮いた際に《水晶機巧-ハリファイバー》が不在な分、【転生炎獣】なら炎属性・ランク3を活かした展開に持ち込めるってのも大切です。
今年の世界大会も昨年度に続き「遊戯王+e-Sports」の未来を担うステージになるので、本戦・演出含めてプロモーションにも注視していきたいなと思います。
ではまた!