ストラクチャーデッキR-ウォリアーズ・ストライク- 9月28日発売
■《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》
星9/炎属性/戦士族/攻3000/守2200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のフィールド・墓地から装備魔法カード1枚を除外して発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
(3):モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし破壊する。
城之内
ストラクRの看板モンスター《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》が公開されました。いざ考察。
まずは、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》が備える3つの効果について。
「自分のフィールド・墓地から装備魔法を除外する事で手札から特殊召喚」、「自身の攻撃時にフィールドのモンスターを装備化して攻撃力500アップ」、「モンスター効果に対して自分フィールドの装備カードをコストにカウンター」という仕上がり。
墓地をコストに簡単に特殊召喚できる3000打点、除去から制圧まで担える存在です。《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》の特殊召喚はチェーンを組むので、《ライオウ》では止まりませんが《死霊騎士デスカリバー・ナイト》で止まる…と書いて、例えが古過ぎる気がするので《インスペクト・ボーダー》とかで置き換えた方がいい気もします。
シンプルに戦士族の繋がりで《聖騎士の追想 イゾルデ》から《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》をサーチ&特殊召喚のコストになる装備魔法を稼げるので、そういうデザインですね。分かりやすくて素晴らしい。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》には召喚制約が無いので、《剛炎の剣士》《炎王炎環》《ギガンテック・ファイター》等による蘇生や、《星遺物の胎導》による手札・デッキから特殊召喚に対応してます。《鉄の騎士》によるサーチ、《転生炎獣ヒートライオ》でサルベージ等、戦士族・炎属性の強味を存分に。
また、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》+「装備カード」という枠での運用を考えると、本当に広大なカードプールが漂っています。
《サクリファイス・アニマ》《サウザンド・アイズ・サクリファイス》《D-HERO Bloo-D》《ダーク・ネクロフィア》等のモンスターを装備化するカード群との共演や、【グレイドル】【ヴァイロン】【甲虫装機】【バスター・ブレイダー】【聖騎士】【魅惑の女王】【機皇帝】【ABC】等の装備テーマ、ユニオン系との共闘も期待できそうです。
それらの中でも【ドラグニティ】は、装備カードと化す《ドラグニティ-ファランクス》、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》の召喚コストになる装備魔法《ドラグニティの神槍》、それらにアクセスできるリンクモンスター《ドラグニティナイト-ロムルス》がいるので面白そうなペアリング。
装備系カードの歴史も深く、「《アームズ・エイド》《フォトン・オービタル》《オルターガイスト・マテリアリゼーション》《真紅眼の幼竜》《超装甲兵器ロボ ブラックアイアンG》《巨竜の聖騎士》《寄生虫パラノイド》《フルメタルフォーゼ・アルカエスト》《甲虫装機 ピコファレーナ》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》」等など、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》のカウンター効果のコストとなる選択肢が豊富で困る。
装備魔法にアクセスできる《妖精伝姫-シンデレラ》《パワー・ツール・ドラゴン》からの《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》も派手ですねぇ。特に《パワー・ツール・ドラゴン》はレベル7シンクロ=《亡龍の戦慄-デストルドー》を絡めた展開で持ち込めるので、簡単楽ちんパイナップル。
《サイキック・リフレクター》を起点として、《パワー・ツール・ドラゴン》→《リビング・フォッシル》を経由した「シンクロモンスター+《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》」なんて動きも楽しそうです。
ではまた!