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【メタファイズ・ホルス ドラゴン】


~ 新カードフェス!~


メタファイズ

ある時代に栄華を誇ったモンスター達のリメイク。ダムド・ダクリを筆頭とする「ダークモンスター」は時代を震撼させました。


ここに来てリメイクの波は「アームドドラゴン・ホルスの黒炎竜」を始めとする【LVモンスター】に焦点が集まり、それらが光属性・幻竜族となる【メタファイズ化】が施されたモンスターが現れ始めています。



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【「LV」を持つモンスター】

  • アームド・ドラゴン
  • 魅惑の女王
  • アルティメット・インセクト
  • 暗黒のミミック
  • サイレント・ソードマン
  • サイレント・マジシャン
  • 漆黒の魔王
  • ホルスの黒炎竜
  • ミスティック・ソードマン
  • ハネクリボー


メタファイズ化が予想されるLVテーマ達です。暗黒のミミック反転1ドローから帝を出していた時代に思いを馳せつつ「メタファイズ・ホルス」について。




可能性

【THE SECRET OF EVOLUTION】


「メタファイズ・ホルス・ドラゴン」
シンクロモンスター
星6/光属性/幻竜族/攻2300/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合、 そのS素材としたチューナー以外のモンスターの種類によって、 以下の効果をそれぞれ発動できる。
●通常モンスター:このターンこのカードは自身以外のカードの効果を受けない。
●効果モンスター:このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 その効果を無効にする。
●Pモンスター:相手フィールドのモンスター1体を相手が選び、 自分はそのコントロールを得る。 このターンそのモンスターは攻撃できない。



【メタファイズ

その第一段として到来したのは、通常モンスターである「メタファイズ・アームド・ドラゴン」でした。


幻竜族というステータスから「邪竜星-ガイザー」自壊で呼び出せる選択肢ではあるものの、レベル7バニラ素引きどーするの?レベルが高過ぎる位置付け。



幻竜族は《幻界突破》のようなドラゴン族関連カードから始まっているので、これからアームドドラゴンにしろホルスの黒炎竜にしろストーリーが彩られていくものだと推測されます。


通常モンスターである「メタファイズ・アームドドラゴン」のフレーバーテキスト



【崇高なる存在は幻の如く。其の竜は頂に佇む】


  • "崇高なる存在"
  • "頂に佇む竜"


中学生向けの気になるワードも散りばめられています。





本題

【メタファイズ・ホルス・ドラゴン】


とりあえず幻竜族という事で《ナイト・ドラゴリッチ》に横向けられずに済みます。これは次段の《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》にも言えることですが、エクストラから幻竜族が顔を見せ始めると「ドラゴリッチ」の制圧力は反比例して落ちていく事となりえます。



デッキ融合を許さない対【シャドール】兵器として話題となった《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》も、今となっては形無しの遅れてやってくるヒーロー。恐らく格好の揶揄対象です。そんなカードも幻竜族の秘密を紐解く1枚なのかも知れません。進展に期待しましょう。



また、「メタファイズ・ホルス」は「邪竜星ガイザー」に続く素材に縛りのない【幻竜族シンクロ】なので、素材に幻竜族を求める「輝竜星ショウフク」への道がまた1つ増えています。各シンクロデッキは、レベル6・7・8に幻竜族シンクロを据える事も可能となります。




真・本題

実戦的な「メタファイズ・ホルス」の評価について。シンクロ召喚時に素材としたモンスターの種類により変化発動する3つの誘発効果を持ちます。

  • 通常モンスター:自身への耐性付加
  • 効果モンスター:効果無効
  • Pモンスター:永続モンスター略奪


これらステータスが重なった場合、例えば【ペンデュラム通常モンスター】を素材とすると複数効果を得られるのかは、いつものアレです。



もし複数発動可能となると好きにチェーンを組めるので、カウンター的な意味でも違いが出る部分です。(チェーン1略奪効果、チェーン2無効効果とした場合、略奪効果に天罰が飛んでこない)



どちらにしろ「場合~できる」のテキストなので、どれもタイミングを逃しませんが、耐性効果は召喚反応に間に合わないので、これを主として選ぶシンクロモンスターでは無いでしょう。(チェーン1メタファイズの耐性効果発動、チェーン2奈落とすると逆順処理で落ちる)



やはり魅力的なのは

  • 無効効果
  • モンスター略奪効果

この2つに他なりません。


まず、「ビックアイ」のように表示形式も表裏も問わない永続略奪は驚異の一言。これだけ見ると、同じレベルに居ながら戦闘を介する必要のある「ゴヨウガーディアン」が霞む程。



そこからさらに踏み込み「相手ターンシンクロ」の可能性。「メタファイズ・ホルス」の真価は、そこにあるのでは?と今から期待しています。


相手ターンシンクロをテーマとして掲げ攻守両面のサポートを付加する【竜星】、12月に強化確定フォーミュラ・アクセルシンクロンを有する【シンクロン】といったデッキにおいて選択肢が広がります。がんばって相手ターンシンクロに繋げる【スチームシンクロン】でも採用ラインです。



表側カードの効果を無効

そして、効果モンスターを素材とした場合の「メタファイズ・ホルス」の無効範囲は《C・HERO カオス》(マスクヒーローストラクの看板モンスター。忘れてるでしょ?)と同様に前も後ろも関係なく使えます。



ただ、シンクロ召喚時に対象を取り発動する無効効果なので、通常魔法を打ち消そうとしても「チェーン1魔法、チェーン2フォーミュラ」となり、その後改めてシンクロ召喚時に発動する「メタファイズ」の無効効果は間に合いません。


さすがに汎用レベル6シンクロに万能カウンターは授けて貰えませんでしたが、簡易的な「ヴェーラー」を構えられるだけでも充分です。



【闇竜星ジョクト×炎竜星シュンゲイ】から「メタファイズ・ホルス」を組んだ場合、"攻撃力2800の効果無効"となるので、同レベルの「ヴァルカン・オリエント・甲化鎧骨格」らに加えて抑止力の範囲が広がります。


そのまま次手でジョクト追加からメタファイズ・ホルスと合わせると「輝竜星ショウフク」へと繋がるので、種族的発展も見込めます。



詰まるところ【相手ターンホルス】が楽しみで仕方ないという事で締めておきます。


「スチームシンクロン」とレベル3ペンデュラムで【相手ターンビックアイ】投げまくろうと思いましたが、レベル3ペンデュラムって「時読みの魔術師」しかいないんですね。どちらもレベル3なので「混沌球体」からサーチが効きますが、召喚権を球体に回す都合、後手に回ってしまうイメージがあるので他あたります ^^




ではまた次回!

新カードフェスは続きます。

アンデット族が救われるんだって?