ギルド屋さん

遊戯王

【両刀】

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海皇の不思議
  • ネプトアビス
  • ワンフォーワン
  • ディーバ


1枚⇒3枚になるカードを10枚搭載できる基盤。龍騎隊サーチを含めると12枚換算です。




何より図抜けてるネプトアビスのカードパワー。様子見のネプトアビスから表/裏破壊を選べるので障害となるカードを排除しつつ、後続となるメガロアビスの着地をサポート。さらに場に降り立ったメガロアビスで隣のネプトアビスをリリース、2回攻撃を獲得しつつ重装兵蘇生、追加召喚からワンキルが多発します。例えば、2回攻撃のメガロアビスにディーバからアームズエイドを組み上げ装備することで、相手の攻撃表示モンスター2体を越えてのワンキルです。只でさえネプトアビスは、場に出て効果を使えただけでも2枚分の働きとなるにも関わらず、メガロアビス2回攻撃のリリース材として用いることで海皇まで蘇生。1枚で3度おいしいネプトアビスが本当に強い。準制限の龍騎隊もネプトアビスの蘇生対象なので、ちゃっかり3回目の龍騎隊も狙っていけます。




【水精鱗】と【海皇】における「メガロアビス」の役割の変化も面白いですね。【水精鱗】時代はメガロアビスから攻防において用途の広いアビスフィアーを確保して複数回に渡る攻め落としが強味でしたが、【海皇】のメガロアビスは殺意の権化。手札・場のネプトアビスを起動する事で2回攻撃+海皇蘇生からワンキルに結び付く展開力をデッキに付加します。ワンフォーワンなりディーバからネプトアビスを出す際はメガロアビスでリリースできるよう縦向きが定石です。「手札総数3枚」も「メガロアビス+コスト2枚」の呼び水なり、時にブラフとしても機能するので意識すべき枚数です。ただ、手札を抱える都合【ネクロス】のトリシューラに対してハンドレスによる対抗が難しくなるので、効果無効は優先したいカードです。メガロアビスの2枚捨てがハンドレスを助けてくれる場面もありますが、ジェネコンが手札で遊んでる時もありますからね。例外的に中盤以降は「メガロアビス+サルベージ」からの突然死も踏まえて罠を敷いておく必要があります。




ワンキルでなくとも「ネプトアビス」を場に立てたままターンを渡すことで、返しの対応をマスト化。そこを罠で迎え撃ったりと至れり尽くせりです。あのE・HERO シャドーミストでさえ2つの効果はターン中に択一ですが、ネプトアビスに関しては同一ターンに2つの効果を使えてしまうというワールドプレミアっぷりを発揮しています。どうしてもムーラングレイスやランク8といった展開に意識が行きますが、毎ターンのようにディーバ・ネプトアビス・ウンディーネから1:3交換を仕掛けられるアド性能こそデッキの基盤であり、重装・狙撃による壁排除とメガロアビス2回攻撃の親和性がワンキル的に最高だと常々思う次第です。ワンフォーワンの手札コストというジェネコンの真っ当な就職先も輝かしい限り。ではまた!