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トラップ×トラップ
手札誘発が進化を続け、ついに罠カードを手札からセットして、そのまま発動できる《白銀の城の執事 アリアス》が登場しました。罠カードをセットするタイムラグが無くなるどころか後攻０ターン目から罠カードを発動可能になる衝撃。
後攻０ターン目に《白銀の城の執事 アリアス》→手札から《覇王龍の魂》をセットして発動→《覇王龍ズァーク》や、《ダイノルフィア・フレンジー》→《ダイノルフィア・レクスターム》が突如として出現します。
相手が魔法カードを発動すれば《覇王龍の魂》の墓地効果でエクストラデッキから《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》諸々のドラゴンの群れが特殊召喚され、《ダイノルフィア・レクスターム》は相手モンスターの効果発動を封じる怪物。「《白銀の城の執事 アリアス》＋《トラップトリック》」で戦況に合わせて罠カードを用意して後攻０ターン目から発動できて便利です。
また、《覇王龍の魂》から《覇王龍ズァーク》を特殊召喚した先に《覇王龍ズァーク》をリリースしてエクストラデッキから特殊召喚できる《覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン》が登場し、デッキからペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置けるので《ＥＭ五虹の魔術師》を設置してモンスターの攻撃及び効果を封じる所業に繋がります。《アモルファージ・イリテュム》《アモルファージ・ノーテス》で墓地除外や、サーチ封じも選択肢。
おまけに《白銀の城の執事 アリアス》は、「ラビュリンス」カードか通常罠カードの効果の発動にチェーンして相手が効果を発動した時に自己蘇生できるので、罠カードの発動→《迷宮城の白銀姫》のデッキから罠カードのセットする効果を相手にチェーンされて邪魔された際に《白銀の城の執事 アリアス》が自己蘇生できます。《白銀の城の執事 アリアス》がレベル６なので、《ダイノルフィア・テリジア》や、《白銀の城の召使い アリアンナ》と《カオス・アンヘル－混沌の双翼－》のシンクロ素材になるのもスマート。
今年の世界大会でも「ラビュリンス」は活躍していて、自分の《原始生命態ニビル》の発動にチェーンして《白銀の城の竜飾灯》や、《白銀の城の火吹炉》の手札コストで《原始生命態ニビル》を捨てる事で、盤面全リリースだけしてニビルトークンが出ないコンボが使われてました。《トランザクション・ロールバック》で《拮抗勝負》をコピーすれば全裏除外なので、「ラビュリンス」はリセットスイッチの《原始生命態ニビル》《拮抗勝負》をテクニカルに扱えるのも面白い要素かなと思います。勘弁して欲しいです。
ではまた！
