加速ドロー加速ロード加藤
「CYBERNETIC HORIZON」にて登場した海外新規の永続魔法《Pinpoint Landing》について考察。有りそうで無かったドローエンジンです。
永続魔法
このカード名の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：自分フィールドにモンスター１体のみが手札から特殊召喚された場合に発動できる。自分はデッキから１枚ドローする。
②：自分エンドフェイズに、このターンこのカードの①の効果でドローしなかった場合にこのカードは墓地へ送られる。
《Pinpoint Landing》
自分フィールドに手札からモンスターが特殊召喚されると１ドロー、効果を適用できないとエンド時に廃棄される永続魔法です。
継続的なドローエンジンになるのがいいですね。相手ターンにもドローを稼げるので、例えば、【ＴＧ】なら《ＴＧ ストライカー》、《ＴＧ ワーウルフ》で相互ターンにドローを回せます。【Ｋｏｚｍｏ】ならば更に進んだ運用を可能と…
え？今誰か《ファイアウォール・ドラゴン》の話をしましたか？駄目ですよ。この村では禁忌とされているのですから。
《Pinpoint Landing》のトリガーは、「自分フィールドに手札からモンスターが特殊召喚された場合」なので相手から『壊獣』を送り付けられた際や、《飛翔するＧ》《トーチ・ゴーレム》、《サモン・ソーサレス》のプレゼント効果でも１ドローできます。しれっと偉いです。
勿論、能動的に「ペンデュラム召喚」や、「儀式召喚」といった手札からの特殊召喚に《Pinpoint Landing》を添えるってのも作戦。「《ブリキンギョ》や《カゲトカゲ》《シルバー・ガジェット》、《モンスター・スロット》《神の居城－ヴァルハラ》《リンク・スパイダー》《鎖龍蛇－スカルデット》《ＳＲベイゴマックス》《Ａ・ジェネクス・バードマン》」等に１ドローが付くって考えても強い。
ってな訳で、やはり手札からモンスターを特殊召喚する手段を豊富に抱えたデッキに《Pinpoint Landing》を仕込みたいところ。
効果を適用しないと自分エンドに《Pinpoint Landing》は壊れちゃいますからね。なので、手札から特殊召喚するものの自分から動けない【ＰＳＹフレーム】や《機動要犀 トリケライナー》等との相性は芳しく無いと。
手札から特殊召喚
という訳で、《Pinpoint Landing》でピンポイントなランディングを目指すべく遊戯王wikiに突撃してみましょう。
■ » 遊戯王wiki「手札から特殊召喚できるカード」の一覧
まずは、《Pinpoint Landing》が永続魔法という事も含めて【ジャックナイツ】の列サポート兼ドローエンジンとして機能します。分かり易いアドアドしい動きです。
その他【星杯】は手札から同志達の展開を掲げるテーマで、【トリックスター】は《トリックスター・マンジュシカ》や《トリックスター・キャンディナ》で手札からの特殊召喚を稼げるテーマです。世界大会のように《百万喰らいのグラットン》も添えたいですね。
【フォトン】になると《フォトン・スラッシャー》《フォトン・バニッシャー》《輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン》や《銀河戦士》と手札から特殊召喚しまくりで、【ＢＦ】は《ＢＦ－疾風のゲイル》他多数、【超量】は《超量士グリーンレイヤー》《超量士レッドレイヤー》、【セイクリッド】は《セイクリッド・グレディ》等と《セイクリッドの星痕》でドロー加速、【六武衆】の《真六武衆－カゲキ》《真六武衆－キザン》…
《レッド・リゾネーター》…
《レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン》……
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》………
ちょっとカード単位になるとキリがないので、シンプルに手札から特殊召喚し続ける【聖刻】【空牙団】【真竜皇】辺りで《Pinpoint Landing》を運用したいところ。《カオス・ソルジャー －開闢の使者－》《ＷＷ－アイス・ベル》といった特殊召喚モンスターの後押しにも貢献できます。
つまり、《Pinpoint Landing》は可能性の塊であると。来日を心待ちにビシバシ遊戯王。
ではまた！
