ギルド屋さん

遊戯王

【DANGER! 観測記】

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■「目次」



  1. 「世界ふしぎ発見」
  2. 「DANGER! について」
  3. 「《ドリル・ウォリアー》の姿」








【DANGER!】観測記


こんにちは。「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターに憧れを抱く者です。




海外版「Cybernetic Horizon」にて登場した「未確認生物」をテーマとするモンスター群【DANGER!】



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各カードのイラストには、調査隊と思われるチームが「未確認生物」に襲われている緊迫した状況が描かれています。



そういった危険を孕む未知との遭遇や、冒険感は否応なしに感性を直撃する類いのもの。今一度、【DANGER!】の生態を確認しておきたいなと思うばかりであります。



男子は、そういう「危険生物」的なもんに弱いんや。どうしようもないんや。誰のせいでもあらへん。そういうもんなんや。年末に放送されるビートたけしのSF特番。そういうもんなんや。




【DANGER!】の効果




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まず、【DANGER!】モンスターが備える2つの共通効果について、ざっくり。



● 手札をランダムに1枚捨てる事で、手札から特殊召喚して1ドロー。

● 手札から捨てられた場合に使える各カードの固有効果。



【DANGER!】はランダムに手札を1枚捨てて特殊召喚+1ドロー、手札から捨てられると本領発揮という生物群になっています。「ランダムディスカード」という部分が、”未知との遭遇感”を演出しており想像力に直結。こういうの待ってた。





次に、【DANGER!】の各モンスターとフィールド魔法、鬼強専用ドローソースについて。モンスター達は手札から捨てられた際の固有効果が違うだけなので、楽ちん。




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●《Danger! Bigfoot!》(表カードを破壊する巨大類人猿)
●《Danger! Nessie!》(サーチ屋のネッシー)
●《Danger! Chupacabra!》(蘇生屋の怪物チュパカブラ)
●《Danger!? Jackalope?》(リクルート屋の化け兎)



登場済みのカードは少数ですが、既に「サーチ・リクルート・蘇生」と強テーマに必要な要素が揃っており、《Danger! Bigfoot!》で相手の盤面にも触れるという期待感。これらモンスターが相互に手札を捨てる・手札から捨てられる関係にある訳です。




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更にそれを加速させる罠カードが《Danger! Zone》という強烈なドローソース。その効果は”3枚ドロー”、そして「Danger!」を含む2枚をディスカードという代物。ちょっとした《天使の施し》です。



《Danger! Zone》で《Danger! Bigfoot!》を捨てれば相手の表側カードを破壊できるので、罠カードである《Danger! Zone》はドローソース兼妨害札としても機能する訳です。《Danger! Zone》で2枚の「Danger! 」モンスターを捨てれば3ドローが丸々アドバンテージとなるので、使わない手は無い。本当に強い。



そこでサーチ屋のネッシー《Danger! Nessie!》や、《トラップトリック》から《Danger! Zone》を安定確保したいところかなと。ドロー界の大御所《闇の誘惑》を使えるのもテーマの強味。



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最後にフィールド魔法《Realm of Danger!》ですが、【DANGER!】に「対象耐性、直接攻撃権、攻撃対象にならない」効果を与えるもののアドバンテージに貢献しないので、現状用途は薄いのかなと。



サーチ屋《Danger! Nessie!》の選択肢に忍ばせておくと、攻撃力3000の《Danger! Bigfoot!》で大ダメージを稼げたりしますけどね。



もしくは戦闘ダメージを与えたモンスターを手札に戻せる《門前払い》+《Realm of Danger!》で直接攻撃なんて組み合わせが見込めたり。手札に戻しても【DANGER!】は再展開が容易ってのがいいですね。



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危険な王国




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【DANGER!】は「手札を捨てる、捨てられる」事によりメリットが回るので、《手札抹殺》や《メタモルポット》を強く使えるテーマの例えば【暗黒界】や【魔轟神】との異種交配が狙えそうです。



カード単位で相性がいいのは、「《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》《ディーラーズ・チョイス》《バージェストマ・ディノミスクス》《墓穴の道連れ》《暗黒界の取引》《王家の生け贄》」等の手札を捨てる系



また、【DANGER!】は手札起動・墓地起動で動くので《スキルドレイン》、特殊召喚を軸とするので《スローライフ》といった永続カードの起用も見込めそうです。ステータス的には闇属性統一ですが、種族はバラバラなので《センサー万別》との併用も可能です。



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既に海外では【DANGER!】と、手札から捨てられる事を苦としない【幻影騎士団】を組み合わせたデッキが生誕しているようです。



【DANGER!】の手札からの特殊召喚は起動効果なので、《ヂェミナイ・デビル》や《増殖するG》が厳しい気がしますが、ジャンケンみたいなものなので、気のせいだと思うようにしましょう。



逆に《PSYフレームギア・γ》をブン投げて迎撃みたいなジャンケンもできますからね。【DANGER!】の特殊召喚にはオマケで1ドローが付いてるので、相手に《便乗》を張られたら、めっちゃ引かれそうで怖い。




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草案




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どんな構築ができそうか?という事で、右往左往。【DANGER!】の数が出揃うまでは右往左往。いずれにせよ手札を捨てる事に抵抗のない構築がいいですね。幾つか思うがままに。




■【DANGER!】+【ヴォルカニック】



「Danger! 」を特殊召喚する手札コストに《ヴォルカニック・バレット》、《ブレイズ・キャノン・マガジン》を充てる事でアドバンテージに変換。ただ、「Danger! 」の運用はランダムディスカードなのが玉に瑕。




■《ドリル・ウォリアー》+【DANGER!】



《ドリル・ウォリアー》で毎ターン「Danger! 」を手札から捨てる&回収を繰り広げる精神力の世界。レベル1の「Danger! 」が登場すれば《クイック・シンクロン》とシンクロ召喚して《ドリル・ウォリアー》が出せてスムーズ。




■【オルフェゴール】+【DANGER!】



墓地起動軍団の【オルフェゴール】を【Danger!】で墓地へと配置し、闇属性縛りが生まれてしまうオルフェゴール展開であっても許容できる闇属性の同志です。




■【DANGER!】+《門前払い》



現状「Danger! 」は場に居ても特にメリットがないので、フィールド魔法《Realm of Danger!》で直接攻撃を可能として《門前払い》で手札に戻すという方向性。しれっと「Danger! 」には獣族が2種居るので《キャトルミューティレーション》で、場と手札を循環させる。せっかくなら《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》も出したい。





あとはもうザックリ【DANGER!】の共通ステータスである闇属性に注目。



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「《影王デュークシェード》《悪夢再び》《忍び寄る闇》《魔導契約の扉》《矮星竜 プラネター》」等で墓地やらデッキから手札に加える、《捕食植物サンデウ・キンジー》から《グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を融合召喚、《レスキューキャット》から《Danger!? Jackalope?》を出して《小法師ヒダルマー》経由で《Danger! Bigfoot!》を手中に収める。夢が膨らむばかりです。




大人しく《暗黒界の龍神 グラファ》と《Danger! Bigfoot!》で《No.22 不乱 健》をエクシーズ召喚しちゃうのが間違いない感じはあります。《暗黒界の術師 スノウ》と《Danger! Bigfoot!》で《悪夢再び》を共有できるのも偉いです。



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という訳で、【DANGER!】観測記でした。これから続くであろう、”未確認生物調査隊”の報告を心して待ちましょう。




ではまた!