∇ 目次
ヴァンキッシュ・ソウル
『AGE OF OVERLORD』で登場した最古の全体除去《ブラック・ホール》がモンスター化した《ブラック・ホール・ドラゴン》
その能力は、対象を取らない効果でモンスターが破壊されると手札・墓地から特殊召喚でき、エンドフェイズに《ブラック・ホール》をサーチ、自身は効果破壊されない、という代物。《ブラック・ホール》を撃つと《ブラック・ホール・ドラゴン》が出現して、次の《ブラック・ホール》をサーチしながら破壊耐性で戦えます。
《ブラック・ホール・ドラゴン》は攻撃力3000・守備力2000のドラゴン族なので《ドラゴン・目覚めの旋律》でサーチ可能という事で、《ドラゴン・目覚めの旋律》の選択肢の中で「対象を取らない破壊」を探してみると《VS 龍帝ヴァリウス》の姿が。
「ＶＳ（ヴァンキッシュ・ソウル）」デッキは手札の闇・炎・地属性を公開する事により破壊やらドロー効果でアドバンテージを稼ぐテーマで、《ブラック・ホール・ドラゴン》が闇属性なので手札のチラ見せ要員にもなります。
闇・炎・地属性
そんな訳で、「ＶＳ」デッキに《ブラック・ホール・ドラゴン》を仕込んで《VS 龍帝ヴァリウス》の対象を取らない破壊をトリガーに《ブラック・ホール・ドラゴン》を特殊召喚するデッキです。
他にも対象を取らない破壊枠の《妨げられた壊獣の眠り》は《ブラック・ホール・ドラゴン》の特殊召喚に加えて、闇・炎・地属性の「壊獣」モンスターをサーチできるので「ＶＳ」モンスターで公開する手札を確保できます。
また、新登場の《VS 蛟龍》は手札の炎属性２体を公開すると「ＶＳ」カードをサーチできるので、《ドラゴン・目覚めの旋律》から《蛇眼の炎龍》、《妨げられた壊獣の眠り》から《怒炎壊獣ドゴラン》をサーチすると機能します。さり気なく《怒炎壊獣ドゴラン》は《ＫＹＯＵＴＯＵウォーターフロント》があると全体除去効果を使えるので《ブラック・ホール・ドラゴン》の特殊召喚に繋がったりもします。
《VS 蛟龍》のサーチ先として、こちらも新登場の《VS 裏螺旋流雪風》は手札の「闇・炎・地属性」を公開するとフィールドのモンスターを全て破壊できるという事で、ここでも《ブラック・ホール・ドラゴン》を展開するチャンス到来。
全体除去持ちの《励輝士 ヴェルズビュート》《トポロジック・ボマー・ドラゴン》等のエクストラデッキの面子でも《ブラック・ホール・ドラゴン》の特殊召喚に繋がるので、活躍の機会は多岐に。
遊戯王はリメイクが上手くて唸ります。次回はノーマルレア枠の《エスケープ・ゴート》の予定です。３箱で３枚出た記念。
ではまた！
