アンパンマン新しい顔よ
トーナメントシーンで話題になっていた「斬機」のプランが鮮明で最高だったので、ご紹介。エクストラデッキが進化を遂げていました。
メインデッキは、ランク4のインフラ設備として定着した《荒魂》→《幸魂》→《塊斬機ダランベルシアン》から展開。《斬機超階乗》を構えて、相手のモンスター・魔法罠・手札の3枚除去及び《斬機ダイア》の追加効果で万能無効を仕掛ける形です。
そして、エクストラデッキに鎮座するリンクモンスター《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》。エクストラデッキからサイバース族を墓地へ送れるので、《サイバース・ディセーブルム》と《メレオロジック・アグリゲーター》を用意する事で、《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》が魔法罠カードの発動無効とフィールドのカードを無効にする妨害として機能します。これがもう本当に画期的。
「斬機」は《斬機超階乗》からの《塊斬機ラプラシアン》が4枚分の仕事をする最高峰の妨害ですが、《斬機超階乗》が蘇生カード故に《墓穴の指名者》で頓挫してしまうのが致命的なウィークポイントでした。そこを《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》で《サイバース・ディセーブルム》を墓地へ送り、魔法罠の無効を用意する事で《墓穴の指名者》をカバーしています。これがもう果てしなく偉い。
「ティアラメンツ」環境では墓地を除外する対策として「ビーステッド」が標準装備だったので、《斬機超階乗》で蘇生する《斬機ダイア》(光属性)を除外されてしまい涙を禁じ得ない展開が訪れてましたが、この春のリミットレギュレーションを受けて「ビーステッド」の採用率が落ちたのも追い風ですね。
また、さりげなくヴァリュアブルブックで登場したリンク1モンスターの《リンク・デコーダー》が自己蘇生するので、サイバース族全般の展開力アップに貢献しています。《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》はリンク5モンスターですが、サイバース族の蘇生屋《スプラッシュ・メイジ》《トランスコード・トーカー》で楽々到達。
これからサイバース族関連のデッキは、
このハッピーセットを検討できて最高です。
ではまた!