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息をするように3箱
ストラクチャーデッキ「蟲惑魔の森」を購入。
今回のプレイシートは左右に2体の蟲惑魔が並んでいて、各ゾーンの枠のデザインが左右で『蜘蛛の糸』『粘着液』と異なっていて面白い仕様です。ちょっとした遊び心が楽しい。ちなみに「蟲惑魔」の正しい漢字は「蟲」で、「蠱」は誤りなので検索する際は「蠱惑魔」と「蟲惑魔」で異なる結果が出るという困ったライフハックがあります。
そんな訳で「蟲惑魔」の新カードの話。
ランク4の《シトリスの蟲惑魔》から蟲惑魔をサーチできるようになったので、手札から特殊召喚できる《キノの蟲惑魔》をサーチ。《シトリスの蟲惑魔》をリンク素材に《セラの蟲惑魔》をリンク召喚して、手札の《キノの蟲惑魔》の特殊召喚する効果を発動すると《セラの蟲惑魔》が反応して罠を確保できます。
《セラの蟲惑魔》は蟲惑魔のモンスター効果と落とし穴、いずれにも反応してリソースを伸ばせるので、ランク4を始点に「《セラの蟲惑魔》+罠カード」の勝ちパターンを形成できるようになったのは大きい要素です。また、ランク4=結果的に縦列に3枚のカードが揃うので《鉄騎龍ティアマトン》で相手のエクストラモンスターゾーンやペンデュラムゾーンの封鎖が容易くなりました。
そして、フィールド魔法《蟲惑の園》は召喚権追加と蘇生効果を併せ持つので手数アップに貢献、《プティカの蟲惑魔》で《蟲惑の園》をサーチできる新設設計です。魔法カード《蟲惑の誘い》は昆虫・植物族・通常罠を捨てて2ドローできるので、墓地の落とし穴・蟲惑魔を再利用できる《ティオの蟲惑魔》《クラリアの蟲惑魔》等からリソース確保に繋がります。
罠モンスターの《ホールティアの蟲惑魔》は《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》のようにセットしたターンにも発動できるので、《セラの蟲惑魔》が罠カードに反応して蟲惑魔をデッキから呼び出す動きの再現性が一気にアップしました。「ホール」通常罠カードなので《トリオンの蟲惑魔》等からサーチできるのが偉い上に、《ホールティアの蟲惑魔》を墓地から除外すると蟲惑魔を何でも蘇生できます。罠モンスターをX素材とした《クロノダイバー・リダン》のデッキバウンスも唸ります。
最後にリンク3の《アティプスの蟲惑魔》はフィールドのカードの効果を無効にした上で破壊できる攻撃力2800。《アティプスの蟲惑魔》をリンク素材に《アクセスコード・トーカー》を出して、先の《ホールティアの蟲惑魔》を墓地から除外して《アティプスの蟲惑魔》を蘇生すると、5300+2800=8100でワンキルできます。
そんな訳で、蟲惑魔の新カードは秀逸。これで人気テーマ投票の上位テーマ「シャドール・霊使い・三幻魔・宝玉獣・蟲惑魔」が全てストラクチャーデッキになったので、次の施策になるのかなと。《トリオンの蟲惑魔》→《ホールティアの蟲惑魔》をサーチして、「《セラの蟲惑魔》+《リンク・スパイダー》+昆虫族の蟲惑魔」の地属性・異種族3体で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚できるのも面白そう。
ではまた!