∇ もくじ
ムシキングの鼓動
今月のVジャン付属カード《甲虫合体ゼクスタッガー》
《甲虫合体ゼクスタッガー》は相互ターンの昆虫族蘇生がユニークです。蘇生したモンスターは効果が無効になってしまうので、それなら通常モンスターを蘇生して《切り裂かれし闇》のドローや、《超自然警戒区域》で相手のカードを破壊して各ターンアドを稼ぐ方向を模索。
せっかく《甲虫合体ゼクスタッガー》で蘇生するならデカい虫の方が圧があるので攻撃力2800の最上級通常モンスター《鉄鋼装甲虫》を虫かごへ。《高等儀式術》で《鉄鋼装甲虫》をデッキから墓地へ送りながら昆虫族の儀式モンスター《ジャベリンビートル》を繰り出す運びになりました。
《ジャベリンビートル》も効果を持たないので《超自然警戒区域》の破壊効果のトリガーになり、相手ターンに儀式モンスターを蘇生するリンクモンスター《大儺主水》が登場したので相手ターンに《超自然警戒区域》を誘発可能です。手札のデカい虫は《寄生虫パラノイド》で召喚条件を無視して出せるので《鉄鋼装甲虫》の素引きも苦笑いで済みます。
《甲虫合体ゼクスタッガー》で相手も昆虫族を蘇生できますが、相手によってモンスターが特殊召喚される扱いなので、ちゃっかり《天威無崩の地》で2ドローできるのでお得です。昆虫族的にはサーチ屋の《共振虫》から確保できるレベル8の展開要員として《甲虫合体ゼクスタッガー》が増えたので、《デビルドーザー》《重騎甲虫マイティ・ネプチューン》と合わせてランク8を着地点に置き易くなったのも利点ですね。
最後に《虹光の宣告者》をエクストラデッキから落として儀式をサーチする《ゲール・ドグラ》が昆虫族なので《応戦するG》でサーチ可能ですが、ライフ6000を払って《ジャベリンビートル》を儀式召喚するという行為に昆虫の短命さを感じるばかりです。
ではまた!