吸血鬼
「SELECTION 10」で登場した最上級アンデット族モンスター《竜血公ヴァンパイア》（ドラクレア・ヴァンパイア）を軸に据えたデッキの巻。
《竜血公ヴァンパイア》は召喚時に相手モンスター２体を蘇生できるので、それらを素材として《交血鬼－ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ召喚を叶える逸材。最上級モンスターながらアドバンス召喚をサポートする《ヴァンパイア・ソーサラー》《ヴァンパイア・サッカー》がテーマ内に完備されているので、盤面に送り出す事も容易です。親切設計の吸血鬼。
闇黒世界
また、《竜血公ヴァンパイア》は相手モンスターが蘇生された際に自分のモンスター２体をリリースする事で蘇り、闇属性・守備力２１００なので《悪王アフリマ》のサーチ効果に対応するという枠組みから、《闇黒世界－シャドウ・ディストピア－》をサブギミックとして起用。デッキからヴァンパイアを特殊召喚できる罠カード《ヴァンパイア・アウェイク》を《悪魔嬢リリス》から確保できるのもメリットです。
せっかくなので、相手モンスター２体のコントロールを奪う《ダブルマジックアームバインド》から《交血鬼－ヴァンパイア・シェリダン》のエクシーズ召喚を狙う要素を追加。さらに《天龍雪獄》で相手モンスターを蘇生しながら《竜血公ヴァンパイア》の復活を目論むといった罠カードにオプションを設ける事で、【ヴァンパイア】をサポートする構造になってます。
総括。《竜血公ヴァンパイア》は上級モンスターの召喚をサポートする《ヴァンパイア・ソーサラー》等の既存カードを活かしながら、相手モンスター２体のコントロールを奪う事で《交血鬼－ヴァンパイア・シェリダン》を展開するテーマに沿った的確なデザインに仕上がってます。ちょっとスマート過ぎるくらいの強化枠。
ではまた！
