前回に引き続き、【海皇】あーだ こーだを繰り広げます。手札の海皇達をスムーズに捨てる方法を探す内に「ブリューナク」に行き着くという毎度のパターンを経て、通常営業に入ります。
タイダル閣下
前回、巨悪「ミドラーシュ」を叩く要員としてウンディーネから確保できるタイダルを誉めちぎりましたが足りませんでした。「タイダル・龍騎隊」の2枚からなるパターンです。まず、龍騎隊を起動できるので、ディーバからムーラングレイスのパターンが1つ。そしてタイダルの「墓地送り」効果に着目。フィッシュボーグアーチャーを墓地へ送り、龍騎隊から海皇子をサーチ。海皇子をコストに墓地のアーチャーを自己蘇生し、海皇子の効果で龍騎隊を蘇生します。レベル3チューナーのアーチャーと龍騎隊が並ぶので、召喚権を用いずにブラックローズを誘爆。更地となった場に悠々とディーバを召喚しましょう。また「タイダル・龍騎隊」からは「場:ディーバ・海皇子、墓地:ドラゴンアイス、手札:重装兵」といった防御的な構えも選べる幸せ。海皇子で毎ターン墓地水を肥やせるのでタイダルの蘇生回数にも直結します。
そして地味に「ドラゴンアイス」の守備力が巨悪ミドラーシュと同値の2200なので、一瞬粘れるっちゃ粘れます。アーティファクト型の場合、ミドラーシュがいると複数展開となるベガルタから動けなくはなりますが、エクストラデッキを不可とするデスサイズさえ危険因子(ディーバが黙る)、やはり相性はアレとしか言いようがない。
墓地対策
「シャドーミスト」や【外道ール】といった「墓地起動」に対して、【海皇】の勝ち筋「ムーラングレイス」による手札破壊の効力は弱まります。如何ともし難い事実ですが、ムーランの手前で墓地対策となるモンスター「虹光の宣告者・深淵に潜む者」を並べておくと手札破壊を心置きなく仕掛けられます。基本となるディーバに加え、簡易融合なり蘇生カードから虹光・深淵を立てる事になるケア手段ですが選択肢として。
デッキ判明前の話となりますが、【ネクロス】のトリシューラをケアするための「ハンドレス」の定石。その延長線で渋い顔をしている「ムーラングレイス」がいることも念のため記しておこう。
そして、「虹光の宣告者」を立てるタイミングが早かったせいで、「たつのこ」からの手札シンクロの素材が見事に除外に追いやられる。墓地水が狂ってムーラン出なかった事件も念のため記しておこう。
ちょりす
「墓地水たっぷりでムーラン出ないっすわ先輩」からのソウルチャージ。わやくちゃになる。
龍騎隊活用
「海皇子で龍騎隊を蘇生する動き」をランク4に繋げるお得感。例えば、アビスソルジャーなり水精鱗アビスパイクで海皇子を捨てながら効果を起動⇒海皇子で龍騎隊を蘇生⇒アークナイト・深淵に潜む者で龍騎隊を動かす。「旧神ノーデン⇒龍騎隊」はインチキなので、人前で言ってはいけない。
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「ワンフォーワン」⇒海皇子⇒表カードを割るなり、セットカードを退かすなり、海竜族をサーチするなり好き放題です。ジェネクス・コントローラーに対する貴重な有効求人でもあるワンフォーワンを愛用していますが、海皇子以外のレベル1の選択肢が欲しくなってくる季節です。ジェットシンクロンから水属性のスチームシンクロンでもサーチしようかと思いましたが、スチームからの相手ターンシンクロは獣神ヴァルカンなりエクストラデッキを喰うので悩み所。あとはコスト確保の為の「キラースネーク」が丸いかなと企んでます。