■【オルターガイスト】
革新
ここ最近、スマフォのメモ帳に「誘発100本ノック」という単語があって、野球部の練習のように監督から手札誘発を撃たれまくるという意味だとは思うんですが不明です。
さて、直近の大会で勝ち名乗りを上げているのが【オルターガイスト】
快勝を支える理由の1つが、「PREMIUM PACK 2020」にて登場した《オルターガイスト・プークエリ》です。
愛くるしい《オルターガイスト・プークエリ》は手札からリンク素材に使えるので、サーチ屋の《オルターガイスト・ヘクスティア》のリンク召喚に繋がり、《リンクロス》で墓地送り→デッキの核となる《オルターガイスト・マルチフェイカー》をサーチ。初動が増えるんだから、そりゃ強い。
《強欲で金満な壺》のランダム除外が絡むエクストラデッキにも変化があり、《サクリファイス・アニマ》を押し退けて《リンクリボー》の2枚目が優先されてます。
《リンクロス》のトークンを《リンクリボー》に置換できる事が、《アクセスコード・トーカー》《星杯戦士ニンギルス》《トロイメア・フェニックス》等のリンク素材確保に繋がるからです。なるほど太郎。
また、各展開系デッキにおいて対手札誘発の標準装備となっている「《抹殺の指名者》《墓穴の指名者》」。それらにチェーンする《王宮の勅命》もシンプルに強いなぁと改めて。《王宮の勅命》で自分の手札誘発を機能させ、相手の手札誘発は《オルターガイスト・プロトコル》でカウンターできるので、一方的に手札誘発を通せるゲーム展開は理想的です。
鋭角
そして、直近の【オルターガイスト】に採用されている《スキルドレイン》が革新的過ぎて脱帽。ご存知モンスター効果を無効化する永続罠ですが、特筆すべきは暴れん坊将軍《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の解答になる点。破壊耐性・対象耐性の無効化、カウンター効果にも対応可能です。
また、オルターガイストカードの無効化を防ぐ《オルターガイスト・プロトコル》と《スキルドレイン》を"共存"させる事で、自分と相手。自由と不自由の境界線が発生。非常に理に適ったプランとなっています。
世界大会、YCSJでの活躍も含めて長らくトーナメントシーンに身を置く【オルターガイスト】
《スキルドレイン》という革新を経た姿、それを見付け出し、実現しているトーナメントプレイヤー達は本当に凄いと常々。カードパワーに屈しない姿勢、勝ち筋を手繰り寄せるプレイング。何事においても真剣なのは格好いいと。僕は思うよ。
ではまた!