ギルド屋さん

遊戯王

【目撃多数:バーンデッキ】

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▼「目次」


■【バーン】大量発生中

・進化を遂げたバーン
・傾向と対策
・ガチギレパイナッポー大佐





「World Championship 2017」の店舗予選が始まり、各地で目撃例が報告されているのが直接火力による勝利を目指すバーンデッキ


環境トップの【十二獣】

ドランシアの穴として裏のカードを割れないので、和睦なり威嚇、覇者の一括といったバトルスキップ系に触れず、メタモルポット5ドローも許してしまいます。



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大量ドローからスキップ&バーンのペースに入られてしまうと抜け出せません。命削りを連打されるなど、無理だと分かった時点でソウルチャージなり神や我が身を切って攻撃力0のモルモラットや灰流うららで自爆。早々と自決してしまい次のゲームに賭けた方が芽がありますね。"勝利"が優先される場でのプランBは良くも悪くも存在します。





新時代


■ » サンプルレシピ:【バーン】


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目撃例が上がっている【バーン】は「連鎖爆撃、積み上げる幸福」といった、これまでのチェーンギミックを軸としたバーンデッキの定石とは異なるアプローチが特徴的。


というのも考案者は、かの【ドグマブレード】【シーラカンスワンキル】を組み上げたエクゾディア氏だと聞くのだから驚きです。遊戯王の禁止制限に影響をもたらす程の構築力。アンフェアなデッキを扱えば国内屈指、記憶が正しければ九州の方だったと思います。(広い笑)



異質な【バーン】ですが、その構成において「バトルスキップカード、ドローカード、バーンカード」という概念は共通。


この構築の特筆すべきは「絶対王バック・ジャック」の存在です。墓地へ送られたら自身のデッキトップ3枚を操作、デッキトップをめくり通常罠カードだった場合セット可能、違ったら墓地送り、セットしたカードは即発動できるという効果を持ってます。【シャドール】のスパイスとして見かけた事がある1枚。



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この【バーン】において攻撃を防ぐ覇者の一括、火力である仕込み爆弾などが「トラップカード」であり、それらを必要に応じて絶対王バックジャックが調達するという構築になっています。おろかな埋葬さえ積まれている念の入れよう。


ドローカードにも「裁きの天秤」というトラップカードがあり、その効果は『相手フィールドのカードの数が自分の手札・フィールドのカードの合計数より多い場合に発動できる。自分はその差の数だけデッキからドローする』というもの。



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直接火力やバトルスキップは使い捨てなので、どうしても命削りや積み上げた幸福等がないと【バーン】は息切れを起こしますが、そこに裁きの天秤は尽力。


メタモルポットをケアして手札を伏せてくる→裁きの天秤のドロー枚数アップ、十二獣ライカで横に広げる→裁きの天秤のドロー枚数アップ、裁きの天秤にチェーンしてシラユキを起動。リソースを減らす事でドロー!ドロー!ドロー!


裁きの天秤と命削りいう二大ドローカードによって消費の荒い【バーン】は成り立ってる訳です。絶対王バックジャックはデッキトップに仕込んだ超電磁タートルやタスケナイト、シラユキを墓地に落とす役割もあるので、とにもかくにもキーパーソンです。



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そんな【バーン】に対して【十二獣】で挑む際に気を付ける点。


基本は「仕込み爆弾、仕込みマシンガン、裁きの天秤」による損害を減らす為にカードを持たない・伏せないといった枚数調整。炎舞テンキはドランシアで割っておく、次元障壁や増殖するGを切っておく、裁きの天秤にチェーンしてドランシア発動→幽鬼うさぎで倒す事でドロー枚数を減らすといった平時ではないプレイが必要となります。


サラブレードに破壊輪を貰うと1600ダメージ、仕込みマシンガンにチェーンしてヴァイパーを素材に埋め込みダメージを減らす‥等々、意外と分岐点に溢れてます。仕込み爆弾を破壊すると隠れ効果により1000バーン貰ってしまうので、羽根帚でさえリスクがあります。




キーカードとなるのは

  • サイクロン系
  • 深淵に潜む者


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【バーン】が延命に用いているのが和睦等のトラップカードでそれらは5枚までしか伏せられません。極端な話、相手のエンドフェイズにサイクロン5枚で伏せを破壊し尽くせば返しの攻撃は通ります。無闇なサイクロンはバトルスキップ1枚残ってしまえばそれまでなので危険。コズミックであればライフ支出も伴います。


また、超電磁タートル・タスケナイト共にバトルフェイズでしか発動できないので、墓地を黙らせる深淵に潜む者でケアが可能です。【真竜型】であればマスターPと真竜の継承で伏せを割れるので、【純十二】よりも【バーン】は戦い易いですね。



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深淵に潜む者は鍵となる絶対王バックジャックも止められるので、早めに出しちゃっていいと思います。素材が切れたらドランシア→エメラルで再展開。【バーン】のモンスター達は墓地で効果を使うものばかりなので、無闇に裏守備を倒す・自爆を許すと困るものばかり。放置プレイに徹する、または十二獣ヴァイパーを絡めて飛ばしていきます。命削りでディスカードされる事も多いですけど。



相手リソースによるダメージを計算しつつ、どこかで十二獣ワイルドボウを巨大化させ裏守備を無視して直接攻撃。魔法の筒とかされたら知らん。


一撃を通せる神の宣告、命削り・裁きの天秤・メタモルポットを止める灰流うらら等、あればあった分だけ傾くカード達はサイドイン。会局で毎ターンサラブレードを出して引き込むのもいいですね。


この【バーン】はトラップが生命線なので王宮のお触れで終わりそうなものですが、サイドプランが十二獣とアイスファイヤーハンドなので、永続はケアされてしまいます。ハンドはヴァイパーで除外、チェーン2以降のドランシアで破壊してタイミングを逃すといったプレイで看破できる部分もあるので、意識したいところです。



ブルホーンからの柴戦士タロでナチュルパルキオン、スクラップゴブリンや、幽鬼うさぎを使ってブラックフェザードラゴン辺りが延長ギミックとしての対抗策でしょうか。



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以上、目撃例が多発している【バーン】についてお送りしました。鳥銃士カステルは再録されて落ち着きましたが、深淵に潜む者は2000円をキープしてますね。


ちょっと前の【ヒーロー】で

  • 深淵に潜む者(水属性素材)
  • バハムートシャーク
  • 餅カエル

・2200+3100+2700=8000


 

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こんなん好きだったなぁ。先行餅したら王手みたいな。

マスタールールが変わると並べる不自由が生じるので、これもまた記憶の欠片となっていきます。【バーン】は平気な顔してるのに。ガチギレパイナッポー大佐。