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遊戯王

【魔術師論】

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▼『魔術師の話』

サッパリやる予定でしたが、ミドル級くらいの文量になってました。これまで【クリフォート】のようなペンデュラムテーマはテキストの大半を『縛り』が占めていてガチガチでしたが、【魔術師】は自由度が高い。とにかく選択肢が豊富なところが面白いと思います。





▼『目次』

●「デッキレシピと候補達」

●「フィールド魔法どうなん?」

●「アドバンテージ獲得術」

●「エクストラデッキの話」



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【魔術師】

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン×2
貴竜の魔術師
慧眼の魔術師×3
賤竜の魔術師×3
相克の魔術師
竜脈の魔術師
竜穴の魔術師×3
EMドクロバット・ジョーカー×3
EMペンデュラム・マジシャン×3
エキセントリック・デーモン×3

七星の宝刀×3
召喚士のスキル×3
ペンデュラム・コール×3
ハーピィの羽根帚

激流葬×3
デモンズチェーン×3
神の宣告


▼『エクストラデッキの候補達』

ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン
ダイガスタ・エメラル
インヴェルズ・ローチ
ガガガザムライ
ラヴァルバル・チェイン
ヴェルズ・ナイトメア
励輝士 ヴェルズビュート
恐牙狼 ダイヤウルフ
星守の騎士 プトレマイオス
星輝士 デルタテロス
暗遷士 カンゴルゴーム
竜魔人 クィーンドラグーン
鳥銃士カステル
アルケミック・マジシャン
Emトラピーズ・マジシャン
No.101 S・H・Ark Knight
No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド
No.16 色の支配者ショック・ルーラー
No.39 希望皇ホープ
No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル
No.69 紋章神コート・オブ・アームズ
アーティファクト-デュランダル
サイバー・ドラゴン・ノヴァ
セイクリッド・プレアデス
始祖の守護者ティラス
星輝士 セイクリッド・ダイヤ
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング
マジマジ☆マジシャンギャル
紀宮司ノリト
セイクリッド・トレミスM7
No.39 希望皇ビヨンド・ ザ・ホープ
幻想の黒魔導師
幻獣機ドラゴサック
水精鱗-ガイオアビス
真紅眼の鋼炎竜
オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン
覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン
No.11 ビッグ・アイ
No.7 ラッキー・ストライプ
No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード
迅雷の騎士ガイアドラグーン
天穹覇龍ドラゴアセンション
オリエント・ドラゴン
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン
エンシェント・フェアリー・ドラゴン
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
妖精竜 エンシェント
月華竜 ブラック・ローズ
X-セイバー ウルベルム
爆竜剣士イグニスターP
氷結界の龍 トリシューラ
ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン





▼『魔術師の初見』

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まずは、パッケージである《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》+《竜脈の魔術師》からの『レベル7ドラゴン族シンクロモンスター』を眺めてみました。


  • エクスプロード・ウィング・ドラゴン
  • 妖精竜 エンシェント
  • エンシェント・フェアリー・ドラゴン
  • オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン
  • クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
  • 月華竜 ブラック・ローズ
  • 氷結界の龍 グングニール
  • ブラック・ローズ・ドラゴン
  • ライトロード・アーク ミカエル
  • クリアウィング・シンクロ・ドラゴン


展開の《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》、全壊の《ブラック・ローズ・ドラゴン》、制圧の《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》等々、粒が揃ってます。光属性の《慧眼の魔術師》を合わせた《ライトロード・アーク ミカエル》までも、その手中に。





▼『フィールド魔法』

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そんなシンクロモンスターの中でも取り分け気になったのは、『フィールド魔法』に関する効果を備える2体です。


●《妖精竜 エンシェント》
●《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》


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オッドアイズをサーチできるフィールド魔法《天空の虹彩》との兼ね合いです。相手の《召魔装着》を《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》で破壊しながらオッドアイズ確保となる流れや、使い終わった《天空の虹彩》を《魔法族の里》に張り替えての魔法封殺が狙いです。


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スケールを設置する都合、《ハーピィの羽根帚》を喰らうと愛くるしくて仕方ないので、《魔法族の里》という保険加入も込め『オッドアイズ+フィールド魔法』といった方向から始めてみました。




■『オッドアイズ要素』

《貴竜の魔術師》×3枚
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》×3枚
《EMドクロバット・ジョーカー》3枚
《融合徴兵》×3枚
《融合準備》×3枚
《ルーンアイズ・ペンデュラムドラゴン》


■『フィールド魔法要素』

《天空の虹彩》×3枚
《魔法族の里》
《チキンレース》
《テラ・フォーミング》×3枚
《妖精竜 エンシェント》
《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》



こんな具合にオッドアイズ確保とフィールド魔法をマシマシにした格好です。やりすぎ感は置いといて、どうしても気になったのはオッドアイズがシンクロに絡まない時の《貴竜の魔術師》の『デッキボトムに送られてしまう』デメリットです。ペンデュラムチューナーの強味であるエクストラデッキからのペンデュラム召喚や、《賤竜の魔術師》による再利用ができなければ、《貴竜の魔術師》は凡庸なレベル3チューナーでしかありません。


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初めはシンクロ召喚を全面に押し出す方向を目指したものの、ペンデュラムチューナーである《貴竜の魔術師》を強く使えるのはオッドアイズが絡んだ状況のみでした。勿論《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》からのランク7は強力なので、オッドアイズが絡む時は《貴竜の魔術師》が欲しくなります。墓地から自己特殊できるのも彼女の長所であり、《ペンデュラム・コール》、《竜穴の魔術師》、《竜脈の魔術師》の手札コストに宛がえる点は優秀。ですが、ここでも自己蘇生を生かせるかどうかオッドアイズの有無に関わってきてしまいます。



「オッドアイズが絡む時のサーチ先として《貴竜の魔術師》は1枚あればいいや」という顛末となり、フィールド魔法もごっそり抜けていきました。《魔法族の里》があることによるエンシェントフェアリーの張り替えからの先行制圧は魅力的でしたけどね。




▼『アドバンテージの確立』

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その次に浮かんだのは『オッドアイズが無い時の戦い方=アドバンテージの獲得』という点です。とりあえずエクストラデッキを片っ端から使える方式にしていた事もあり、『ランク4』を重ねている事に気付きました。



普通ペンデュラムモンスターをエクシーズ素材に用いると墓地に送られてしまい、その後のペンデュラム召喚に繋がらず悪手となりますが【魔術師】に関しては別でした。



●《慧眼の魔術師》
●《EMドクロバット・ジョーカー》
●《EMペンデュラム・マジシャン》


サーチ効果を持つ3枚の存在です。効果使用後にランク4に用いたとしても、アドバンテージ的には何ら損失はありません。【征竜】の黄金櫃や七星の宝刀の後に繰り出される幻木幻水からの《神竜騎士フェルグラント》のようなイメージです。



上記のサーチカード3枚の役割は

・高低のスケールを揃えてペンデュラム召喚

・魔術師のペンデュラム効果を使う

・オッドアイズ+貴竜を揃えてシンクロ召喚

・ランク4素材


として活用できるサーチカード群です。そこにサルベージ屋の《賤竜の魔術師》を噛ませて手札補充を行います。




▼『召喚権の行方』

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【魔術師】が召喚権を割くべきモンスターは万能サーチャーの《EMドクロバット・ジョーカー》に他ならず、彼をサーチできる《EMペンデュラム・マジシャン》に価値があります。通常はエクストラデッキから特殊召喚しないと旨味が薄いペンデュラムモンスター群ですが、《EMペンデュラム・マジシャン》に関しては手札から特殊してもサーチ効果を使えるので初動としても重宝。スケールを張り替えたい際の破壊手段にもなるので、やたら噛み合ってます。月並みながら使用後の《デモンズ・チェーン》も破壊先として◎



ただし《EMペンデュラム・マジシャン》はペンデュラム召喚できなければバニラ、とにかく【魔術師】も2枚揃わないと何も起きず仕舞いなので、《七星の宝刀》《召喚士のスキル》といったカードも積み増してます。揃ってナンボのデッキなので、デッキ枚数40枚・後手選択がいいのかなと。効果にタイムラグがある《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》がいるので、先手後手は詰めていきたい部分です。




▼『稼ぎ屋』 

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《慧眼の魔術師》は引いた分だけエクストラデッキが肥え、ランク4素材や《賤竜の魔術師》の回収対象が増えるので確定3枚です。


《慧眼の魔術師》を2枚引く⇒ペンデュラム召喚⇒ランク4が1体無料となります。《慧眼の魔術師》の効果にターン制限がないのが強力で、複数枚サクサク使った後にペンデュラム召喚⇒ワンキルが頻発します。特にヤンキーなのは魔法使い族なので、ワンキル屋の《Emトラピーズ・マジシャン》の素材になるところ。《慧眼の魔術師》を引いた分だけ相手の命は短くなるも同然です。《慧眼の魔術師》を3枚使わなくなるとしたら制限改訂を迎える時だと思います。



▼『良くも悪くも』

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その点《相克の魔術師》はアドバンテージを生まないので健全。抜いてもいいくらいですが、『ダークロウ&プトレマイオス』の構えに《相克の魔術師》をペンデュラム召喚で送り出して、光属性を黙らせながら攻撃力2500で戦闘した時は神様に見えました。相克のペンデュラム効果で使い終わったランク4を別のランク4に化かしたりと、小回りが効くカードではあるのでサーチ用に1枚欲しいかな程度の感触です。




▼『初動』

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【魔術師】の初動展開でおいしいのは、《EMペンデュラム・マジシャン》をペンデュラム召喚⇒スケールのカードを破壊しながら《EMドクロバット・ジョーカー》をサーチして召喚⇒《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》をサーチして設置⇒『プトレマイオス&オッドアイズ効果』という展開です。《貴竜の魔術師》をサーチして次のターンのラッシュ予告や、《エキセントリック・デーモン》をサーチして疑似サイクロン/ならず者を構えるといった初動です。



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《エキセントリック・デーモン》が《竜穴の魔術師》と共に伏せを破壊するので、2伏せ程度なら意に介さない事が多いのも【魔術師】の強味。ペンデュラム召喚に対する召喚無効でリソースが枯渇する事を防ぐためにも、伏せ破壊は重要です。《エキセントリック・デーモン》のモンスター破壊効果も優秀そのもので、ペンデュラムを否定する《No.16色の支配者ショックルーラー》、《ナチュル・エクストリオ》等への後出し解答となります。




▼『困った系』

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負け筋としては大きく3つ。スケール2枚を壊される《ハーピィの羽根帚》《ブラック・ローズ・ドラゴン》《励騎士ヴェルズビュート》《妖精の風》といった全体破壊。そしてペンデュラム召喚に対してリソースを削ってくる《神の警告》《奈落の落とし穴》といった召喚反応。最期は《魔封じの芳香》《揺れる眼差し》といったペンデュラム殺しです。



スケールを保護できる《ペンデュラム・コール》や、光属性を黙らせる《相克の魔術師》を構えれば防げる場面はありますが、『竜穴&エキセントリック』をケアした3枚以上の伏せに召喚無効を混ぜるパターンが困り者でした。《竜穴の魔術師》の宛が外れ《神の警告》が残ってしまいペンデュラム召喚に直撃するアレです。



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その辺りも鑑みて《神の宣告》を入れてます。ペンデュラム召喚さえ通ればワンキルというケースが殆どなので、伏せに対してぶっぱを保証してくれる《神の宣告》の有り難さ。《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》により《ヴァルキュルスの影霊衣》のようなバトルフェイズの阻害を受けずにワンキルに向かえることも【魔術師】の強味です。極論【ネクロス】から《増殖するG》を投げられても無視くらいの勢いです。召喚反応に対応できる《霞の谷の巨神鳥》も《神の宣告》と似たような位置付けのカードです。カウンタートラップに敵わないので食わず嫌いの鳥でしたが、バチバチ使われているので試していきたいと思います。『召喚無効を使わせるカード』と考えれば後続に繋がるかな?



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防御カードも《霞の谷の巨神鳥》に対して《激流葬》では歯が立たないので、《幽鬼うさぎ》も試さねば。


▼『公式Q&Aより抜粋』

―「 霞の谷の巨神鳥 」の効果処理を行う際に、対象のカードがフィールドに表側表示で存在しなくなっている場合には効果処理は適用されません。―





▼『エクストラデッキ』

枚数フリーで使った候補達も全て書き置く予定でしたが、日を跨いでしまいそうなので幾つかだけ。


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● 隠されし《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》の戦闘ダメージを倍加する効果と相手の攻撃力を0にする《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》のワンキル。


●《ダイガスタ・エメラル》、《竜魔人 クィーンドラグーン》で墓地のレベル7モンスターを蘇生できるので、レベル4×2からレベル7モンスターを確保できる。


●《貴竜の魔術師》を墓地に用意する《ラヴァルバル・チェイン》。自己蘇生できるのでサーチも同義。


●《EMドクロバット・ジョーカー》が闇属性なので《ヴェルズ・ナイトメア》、《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》による抑え込みプラン。


●《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》で《幻想の黒魔導師》をコピーしてモンスターを追加リクルート。


● 《賤竜の魔術師》を重ねて作れるランク6。ホープ扱いとなる《No.39 希望皇ビヨンド・ ザ・ホープ》に《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を乗せて5000アタッカー精製。


●《マジマジ☆マジシャンギャル》で洗脳した相手モンスターを《EMペンデュラム・マジシャン》の破壊先として扱う。破壊対象は《幻獣機ドラゴサック》のトークンも適当。ギャルには《幻想の黒魔導師》を乗せられるので、ライフカットが早い。


●【インフェルノイド】の『閃光竜スターダスト+手違い』の構えを突破した《オリエント・ドラゴン》。ドラゴン族なので《貴竜の魔術師》+《エキセントリック・デーモン》から呼べる選択肢。


●《エフェクト・ヴェーラー》+レベル7から呼べる《爆竜剣士イグニスターP》。相手のスケールにも触れるので、対ペンデュラム戦で活躍。


● 攻撃力2800の《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》を【クリフォート】のデカイ系と相討ちして、《覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン》をエクストラデッキから呼び出して3000ダメージを稼ぐ。


● 自分のスケールのカードを張り替えたい時にも偉い《セイクリッド・プレアデス》



等々、シンクロ・エクシーズと選択肢が大きく広がっていますが、使用頻度的に『メテオバースト、幻想の黒魔導師、Emトラピーズマジシャン、ホープセット、プトレマイオス1セット』と埋まるので枠は絞られます。ドブン展開から調子に乗って《No.7 ラッキー・ストライプ》振ってる場合じゃない事は確かです。




▼『2戦目以降』

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サイドチェンジ後も数戦やりましたが、課題となるのは『手違い、エクストリオ、ショックルーラー、揺れる眼差し、魔封じの芳香、幽鬼うさぎ』といったカード群。サーチを封じるか、魔法を封じるか、スケールを割るかといった具合です。前も後ろも致命的なカードがあるので、両方割れる《アイスハンド》、《ファイヤーハンド》が便利でした。《竜穴の魔術師》、《エキセントリック・デーモン》をケアして伏せが多めに置かれるので、そこを刈り取る《アイスハンド》自爆特攻です。ハンドのみならずペンデュラムモンスターに自爆を許すと、ペンデュラム召喚から再度特殊されるので、《EMペンデュラム・マジシャン》のようなトリガー持ちには気を配りたい部分です。横で横で。



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他に地味ですが困ったのは《スターダスト・ドラゴン》。こちらの場にも干渉してくるので《慧眼の魔術師》、《EMペンデュラム・マジシャン》を回せなくなるのと、《竜穴の魔術師》が伏せを割れず罠を踏みやすくなります。打点が2500なのでオッドアイズや相克と相討ちで解決ですが、スターダスト+罠で押しきられたケースがありました。採用率も低いので割りきっていいとは思いますが、レベル8シンクロの選択肢の新たな役割として覚えておきたいなと。




▼『お値段ヘビー級』

以上、フィールド魔法から始まり、アドバンテージ獲得へと構築が落ち着いた【魔術師】の話でした。《霞の谷の巨神鳥》、《揺れる眼差し》も試行次第載っけていきます。《揺れる眼差し》はミラー戦や、スケールを割るカードが増える2戦目以降にチェーン発動したいイメージが強いですが果たして。なんやかんや久し振りにプロモカードまみれのセレブデッキとなる【魔術師】の行方に注目です。