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劇的強化
■『ファントム・ナイトメア』でめちゃめちゃ強化された「マジェスペクター」
まず、「マジェスペクター」デッキは、「マジェスペクター」モンスターの共通項となる効果破壊+対象耐性を盾として、「マジェスペクター」魔法罠カードでモンスターを除去しながら戦う風属性・魔法使い族のペンデュラムテーマです。「マジェスペクター」モンスターから魔法罠カードが供給されるので、ペンデュラム召喚の度に防御網が厚くなり突破を許さない盤面を築き上げます。
そこに到来したリンク2モンスター《マジェスペクター・オルト》は、エクストラデッキから「マジェスペクター」モンスター2体を手札に加え、デッキから「マジェスペクター」モンスター2体をエクストラデッキに加える効果を備えてます。《マジェスペクター・オルト》でスケール2枚を揃えてそのままペンデュラム召喚に繋がり、妨害となる魔法罠カードを確保できる強力な初動です。
《マジェスペクター・オルト》のリンク素材は、「マジェスペクター」モンスターを含むペンデュラムモンスター2体なので、《マジェスペクター・ラクーン》から《マジェスペクター・ポーキュパイン》をサーチして手札から特殊召喚するだけの親切設計。《マジェスペクター・クロウ》→《マジェスペクター・ウィンド》をサーチ→《マジェスペクター・ラクーン》をデッキから特殊召喚も同様に《マジェスペクター・オルト》をリンク召喚する初動となります。
「マジェスペクター」魔法罠カードはコストとして風属性・魔法使い族をリリースするので、そのリリースに新カードの《マジェスペクター・ドラコ》が反応してデッキからレベル6以下の風属性・魔法使い族を1ターンに2回まで特殊召喚できます。
《マジェスペクター・ドラコ》から《マジェスペクター・ラクーン》を特殊召喚すれば「マジェスペクター」モンスターをサーチできるので後続が途切れず、延々とペンデュラム召喚・「マジェスペクター」魔法罠カードを供給する流れを作れます。
また、《竜剣士マジェスティP》は「マジェスペクター」モンスターとして扱うので《マジェスペクター・オルト》でエクストラデッキに加えてペンデュラム召喚→フィールド魔法をサーチできるので、魔法使い族を活かして《魔法族の里》で魔法カード封じや、《大霊術-「一輪」》でモンスター効果の無効といった追加の妨害を敷けるのも利点です。
今回は《マジェスペクター・ドラコ》がモンスターのリリースであれば何でも反応してデッキから風属性・魔法使い族を呼び出せるという事で、「《竜剣士マジェスティP》→《王の舞台》→《轟の王 ハール》」を展開。魔法使い族の「マジェスペクター」モンスターを《轟の王 ハール》でリリースして相手のカードを無効にしながら、リリースに反応して《マジェスペクター・ドラコ》でデッキから「マジェスペクター」モンスターを特殊召喚する形にしてみました。
「マジェスペクター」デッキの魔法使い族・ペンデュラムを活かして《魔法族の聖域》を設置して、相手が召喚・特殊召喚したモンスターの効果の発動と攻撃を封じるのも拘束力抜群なのでコントロールに寄せ切った形も面白そうです。
それにしても新カードに禁止投獄中の《マジェスペクター・ユニコーン》が登場しまくってる違和感が凄い。こうやって話題性は高まるので正解な気もします。
ではまた!