ざっくりネクロス
カードも出揃ってきたので再確認してみました《ブースターSP−トライブ・フォース−》より登場する新世代儀式テーマ【影霊依】
カードナンバー的に残り「6種類」の影霊依カードの収録が見込まれますが、テーマの動き自体は見えてきています。
方向性
● 影霊依サーチのブリューナク
● 影霊依サルベージのユニコール
これらを軸に、アド的に新世代の儀式魔法や損失を軽減する下級モンスターが揃っています。そこから展開するのは主に2種類
● サンダーブレイク内蔵のグングニール
● トリシューラ内蔵のトリシューラ
相手ターンでも使える除去として先置きのグングニール、そして彼女の撃ち漏らしをトリシューラが後出し尻拭いという型になると思います。
グングニールは来月発売の【ブースターSP−トライブ・フォース−】ではなく、11月の【THE SECRET OF EVOLUTION】に収録。このパックからウルトラレアに加えてシークレットレア仕様まであるので、お値段注目。
今回の注目
儀式損を補う下級ネクロスが各種判明していますが、《影霊衣の術士シュリット》 は「水属性・レベル3」なので《水精鱗アビスパイク》からサーチが効きます。もちろん増援も◎
《影霊衣の術士シュリット》
星3/水属性/戦士族/攻300/守1800
「影霊衣の術士 シュリット」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、 このカード1枚で儀式召喚に必要なレベル分のリリースとして使用できる。
(2):このカードが効果でリリースされた場合に発動できる。 デッキから戦士族の「影霊衣」儀式モンスター1体を手札に加える。
縁の下
シュリットはリリースされると戦士族の影霊依をサーチできるのでブリューナクに手が届き、ブリューナクからは各種影霊依にアクセスが効きます。
● 水精鱗アビスパイク→影霊衣の術士シュリット→儀式召喚のコスト&ブリューナクサーチ→影霊依サーチと流れる運びです。
グングニール・トリシューラといった主要儀式モンスターは、制約により同レベルのモンスターをリリースして呼び出せないので、1枚で儀式召喚のコストを賄い後続のブリューナクまで確保できる「シュリット」の存在は大きいと思います。
【マメロス】
グングニールの影霊衣×3枚
トリシューラの影霊衣
ブリューナクの影霊衣×3枚
ユニコールの影霊衣×3枚
マンジュゴッド×3枚
水精鱗−ディニクアビス
水精鱗ーアビスパイク×3枚
影霊衣の術士 シュリット×3枚
増援
儀式の準備×3枚
影霊衣の降魔鏡×3枚
影霊衣の万華鏡×3枚
簡易融合×3枚
大嵐
月の書
グリザイユの牢獄×3枚
強制脱出装置×3枚
《エクストラデッキ》
虹光の宣告者×3枚
水精鱗−ガイオアビス
旧神ノーデン×2枚 etc.
体操
まず、クールなデッキ名を心に刻んで貰うとして、レベル7戦力を保有する【水精鱗】が絡むことで「水精鱗ガイオアビス」の制圧パターン増加。
「アビスパイク」の手札コストで墓地に送られた影霊依も、墓地除外儀式魔法である「降魔鏡」によりリカバリーを狙えます。
未判明の影霊依カードが6枚もある現状ではありますが、「招来の対価・サルベージ」といった儀式損を補うカードも控えているので、テーマとしては纏まりそうです。
むしろ墓地活用カードである「儀式の準備」も含め【墓地肥やし】に重点を置いた組み方もできますね。儀式魔法をピックできるクリバンデットや、シュリットを釣れるデブリ&カードガンナー等です。デブリ→シュリットからは普通のグングニールも呼べる仕様。
そして「マンジュゴッド」を再利用できる「月の書・脱出装置」の優先度は高めだと儀式テーマでは毎度の通りです。
サイドデッキの「月読命」は、システムモンスター解除&マンジュゴッド再利用と噛むので覚えておきましょう。鳥銃士カステルの裏向け効果も…ただまぁマンジュゴッドが生き残るという珍場面なのでテキトーに切ります。
最期にサンダーブレイク内蔵のグングニールを越えて相手が動こうとすれば、必然的に特殊召喚を重ねるので「増えちゃうアイツ」の居場所もありそうです。