【残存効果/Lingering Effect】
英語圏で用いられる非公式用語。
カードの発動・効果を処理した解決後、条件を満たした場合に処理・効果の適用をする効果。
発動⇒処理は効果解決時になされるものが基本だが、「残存効果」はその処理が"効果解決時以降"である。
【例】
●《遺言状》の様なタイミングが訪れたときに適用される効果
●《終焉のカウントダウン》の様なターンをカウントする効果
●《ヒエログリフの石版》の様なデュエル終了まで続く効果
● 各種トークンが持つ効果(トークンは効果モンスターではないので、トークンを特殊召喚したカードの残存効果と解されている)
●《ゾンビキャリア》・《バトルフェーダー》・《ボルト・ヘッジホッグ》等の自身を除外する効果
●《リミッター解除》や《チェーン・マテリアル》等のモンスターを破壊する効果
●《ガードペナルティ》や《アルケミー・サイクル》等のドローする効果
●《異次元からの帰還》等の再度除外する効果 ウイルスカードのドローしたカードを確認及び破壊する効果
●《霞の谷の雷鳥》の攻撃できない効果
●《パワー・ボンド》のダメージを受ける効果
●《無の煉獄》の手札を捨てる効果
●《威嚇する咆哮》や《覇者の一括》の効果
●《W星雲隕石》の裏側守備表示化・ドロー・特殊召喚する効果
「チェーンブロックを作らない」処理である事が多いが、「チェーンブロックをつくる」効果も存在する。
《フェイク・エクスプロージョン・ペンタ》《フォーチュン・インハーリット》《アルケミー・サイクル》などが一例である。
これらは「効果の発動」にあたり、その発動にチェーンして《スターダスト・ドラゴン/バスター》等の効果を発動することで無効化する事ができる。 発動後、《王宮のお触れ》や《マジック・キャンセラー》等カードの効果を無効化する効果が適用されても、無効にならない特徴を持つ。
ただし、行為を封じるカードがある場合は残存効果であっても封じられてしまう。
例:《王宮の鉄壁》があれば《異次元からの帰還》の再除外は起きない。
■ "残存効果"
クリフォートの《リミッター解除》を調べていたら知らない単語が…
《封印の黄金櫃》の2ターン後回収も残存効果の内ということでしょうか。
タイミングが特定されているものであれば困ることはありませんが、チェーンに乗る乗らないは統一してくれないと…《ショックルーラー》等で揉めそうです。