■「未界域」
有終の美
「はっちグランドCS」に持ち込まれた【未界域】のプランに脱帽。
「未界域+暗黒界」をドローエンジンとしてデッキを掘り進み、【未界域】の多様な種族を活かした《ライトロード・ドミニオン キュリオス》→《妖精伝姫-シラユキ》に辿り着いたら最後。物量をリンクモンスターに変換し、相互ターンで《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》の手札破壊4枚を決めるという策。
リンク値を稼ぐ為に「《虚空海竜リヴァイエール》《No.60 刻不知のデュガレス》」といったオプションが設けられている点が偉大ですね。未界域2体がエクシーズモンスターを経て暗黒界に化けるので、《暗黒界の龍神 グラファ》の布石となります。
先攻は《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》の手札破壊+《I:Pマスカレーナ》の相手ターンリンク召喚を目指し、後攻は《妖精伝姫-シラユキ》《終わりの始まり》で除外を増やして超打点になった《トポロジック・ゼロヴォロス》の攻撃力を《No.60 刻不知のデュガレス》で更に倍にしてワンキル。
今回、お試しドローギミックとして採用した《チキンレース》は《BF-精鋭のゼピュロス》で再利用でき、《妖精伝姫-シラユキ》を特殊召喚するコストにすれば相手ターンに残す事も無いので好感触。
他にも《亡龍の戦慄-デストルドー》を絡めた《PSYフレームロード・Ω》で手札破壊を極める、レベル8の未界域+《暗黒界の龍神 グラファ》で《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》等、着地点に幅があるのでプランを練るだけで面白い。
海外では《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》が禁止カード故に日本で生まれた”和製”未界域に膝を打ちまくりで、あいたたた…
ではまた!