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おかわりＰ召喚
■ 継続的な強化の流れにある悪魔族のペンデュラムテーマ「ＤＤ」デッキの巻。
リンク２の《ＤＤＤ深淵王ビルガメス》でデッキからスケール２枚を設置してペンデュラム召喚できるだけでも革命的だったのに、リンク３の《ＤＤＤ天空王ゼウス・ラグナロク》で通常のペンデュラム召喚に加えて＋１回のペンデュラム召喚を行えるようになり大幅に出力アップ。
《ＤＤＤ天空王ゼウス・ラグナロク》は相手の手札で発動したモンスター効果をカウンターできるので、展開系デッキの急所となる《原始生命態ニビル》までケアできる進化を遂げてます。他テーマで《原始生命態ニビル》の面倒を見ていた《召命の神弓－アポロウーサ》が禁止の時代に《ＤＤＤ天空王ゼウス・ラグナロク》の存在は差別化になる要素です。
■「ＤＤ」デッキの最終盤面の妨害は、
- 《ＤＤＤ呪血王サイフリート》（魔法罠無効）
- 《ＤＤＤ怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》（特殊召喚無効２回）
- 《ＤＤＤ赦俿王デス・マキナ》（相手モンスターをＸ素材化）
- 《ＤＤＤヘッドハント》（相手モンスターのコントロール奪取）
- 《常闇の契約書》（相手モンスターを各種素材不可に）
- 「契約書」永続罠カードによる除去
これらの組み合わせとなり、後続のリソースとしてペンデュラムカード・「契約書」永続魔法罠カードが残ります。後手は墓地のモンスターを除外してエクストラデッキから現れる融合モンスター《ＤＤＤＤ偉次元王アーク・クライシス》が「攻撃力４０００・全体攻撃・貫通・戦闘破壊ダメージ」を携えた状態となり、ＤＤ展開のやり取りをした末に屈強なワンキル屋が控えてます。
『BURST PROTOCOL』で登場する融合モンスター《ＤＤＤ聖賢王アルフレッド》は、自分フィールドの「ＤＤＤ」モンスターの数まで墓地・除外状態から「契約書」永続魔法罠カードを設置できるので、自分のカードを破壊する効果が伴う《零王の契約書》や、《ＤＤＤ赦俿王デス・マキナ》等でセルフ破壊した契約書がまるっと返って来ます。《ＤＤＤ聖賢王アルフレッド》はレベル６の悪魔族なので、《ＤＤＤ怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》のエクシーズ素材となり特殊召喚無効を構えられるのも利点です。
■「ＤＤ」デッキはサーチ手段が充実しているのも強味で、従来の《ＤＤ魔導賢者ケプラー》《地獄門の契約書》《ＤＤカウント・サーベイヤー》に加えて《ＤＤＤ零死王ゼロ・マキナ》《ＤＤＤ智慧王ソロモン》が加入して、サーチ→展開→サーチ→展開を繰り返す現代遊戯王っぷりを発揮してくれます。
また、《ＤＤ魔導賢者ケプラー》や、《ＤＤ魔導賢者コペルニクス》等が攻守０の悪魔族なので、それらのサーチ手段として《ナイトメア・スローン》が初動となります。《ＤＤＤ深淵王ビルガメス》でスケール２枚を設置した後は「ＤＤ」モンスターしか特殊召喚不可になりますが、その前であれば《ナイトメア・スローン》→《スピリット・オブ・ユベル》→《ファントム・オブ・ユベル》でモンスター効果の書き換えを構えながら展開を始められます。
■《ファントム・オブ・ユベル》でモンスター効果を書き換えた後は、《スピリット・オブ・ユベル》から《ユベル》を特殊召喚できますが、「ＤＤ」デッキのエクストラデッキはテーマカードで埋め尽くされるのが常。
余った《ユベル》を展開に使えないか思案していると、ランク１０の《ＤＤＤ赦俿王デス・マキナ》のエクシーズ素材が「悪魔族レベル１０モンスター×２体」なので、《ユベル》をそのままエクシーズ素材として使える仕様でした。普段の《ＤＤＤ赦俿王デス・マキナ》は「ＤＤＤ」モンスターに重ねてエクシーズ召喚すれば事足りるという盲点。
そんな訳で、定期的な強化が続く「ＤＤ」デッキ。追加でペンデュラム召喚を行えるリンクモンスター《ＤＤＤ天空王ゼウス・ラグナロク》の存在感たるや偉大です。『DOOM OF DIMENSIONS』で同時に強化された「ドレミコード」デッキも《幸せの多重奏》で追加のペンデュラム召喚を手にしているので、これからペンデュラムテーマのトレンドになったら、それはそれで怖い気がします。
ではまた！
