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永続魔法同好会
■『デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ』で登場した「竜華」(りゅうげ)デッキの巻。
ドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族の混合テーマで、主力となる儀式ペンデュラムモンスターの《創星竜華-光巴》によって設置される3種類の「竜華」永続魔法カードによる「モンスター効果無効・バウンス・攻撃力を0にする」といった妨害で戦況をコントロールするデッキです。
永続魔法の中でも《登竜華幻朧門》は、フィールドから墓地へ送られるモンスターが除外される《次元の裂け目》のような拘束力を併せ持ちます。メインギミックで永続除外を敷けるのは強力。
フィールド魔法《登竜華転生紋》によって、デッキから恐竜族・海竜族・幻竜族を1体ずつ選び、サーチ・墓地送り・除外できるので、それら種族テーマと合わせて多様な構築ができる拡張性の高さが「竜華」デッキの面白さです。
バッド・エンド・クイーン・ドラゴン
各種族+竜華のパッケージでも無尽蔵に遊べますが、今回は《創星竜華-光巴》で設置できる永続魔法カードを活かして《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》を特殊召喚する「竜華」デッキを模索。
《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》は自分フィールドに永続魔法カードが3枚あると手札から特殊召喚でき、戦闘ダメージを与えると相手に手札1枚を墓地へ送らせながら自分は1ドローできる痛快なアドバンテージ源。《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》は墓地へ送られても永続魔法1枚をコストに蘇生するので、延々とアドを稼いでくれます。
永続魔法の枠組みとして、「竜華」モンスターのレベル10を活かした《七精の解門》による永続魔法のサルベージや、《深淵の獣ルベリオン》で《復烙印》を設置して《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》の永続魔法カウントを稼ぐ構成です。
《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》及び《深淵の獣ルベリオン》は通常召喚不可の光・闇属性なので《混沌領域》でサーチでき、《創星竜華-光巴》及び《バッド・エンド・クイーン・ドラゴン》はドラゴン族なので《深淵の獣マグナムート》でサーチできる属性・種族の兼ね合いもチラッとあります。
最後に《登竜華転生紋》の制約としてドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族しか特殊召喚できない状態となりますが、海竜族の《世海龍ジーランティス》はリンク召喚できるので、リセット効果で相手モンスターを除外の彼方に置いてけぼりに。ちなみに《創星竜華-光巴》は自身の効果でしか特殊召喚できないので、《世海龍ジーランティス》のリセット効果に巻き込むと行方不明になります。迷子です。
ではまた!