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除外×除外
■『デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ』で登場した不思議の国のアリスをモチーフとする「M∀LICE」デッキ。「M∀LICE」モンスターの除外と帰還を繰り返しながら戦うサイバース族・闇属性・レベル3のリンク召喚テーマです。
リンク3の《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》及び罠カードの《M∀LICE<C>MTP-07》はフリーチェーンで対象を取らずにフィールドのカードを除外できる優秀な妨害で、「M∀LICE」罠カードはセットしたターンに自分フィールドの「M∀LICE」モンスターを除外して発動できるのも特徴的。除外したモンスターは自身の効果で帰還するので、除外のコストはあって無いようなものです。
フィールド魔法《M∀LICE IN UNDERGROUND》は「M∀LICE」モンスターをデッキから除外すれば初動、墓地から除外すれば展開を伸ばせる上に、除外状態の「M∀LICE」罠カードが3種類あると全体攻撃力3000アップと、最初から最後までチョコたっぷり。
■「M∀LICE」モンスターはサイバース族なので《スプラッシュ・メイジ》《リンク・デコーダー》等のリンク値稼ぎからの展開や、除外テーマを活かした《ディメンション・アトラクター》の搭載、闇属性なので《霊王の波動》のモンスター効果発動不可のデメリットを受けずに戦えるのも強味です。相手の《S:Pリトルナイト》に除外されても平然と帰還するのが現代的。
「M∀LICE」モンスターは下級・リンクモンスター共に除外されると特殊召喚できる共通効果を持っているので、今回は《究極進化薬》で「M∀LICE」モンスターを除外する事で《究極伝導恐獣》を呼び出しながら展開する「M∀LICE」+「恐竜」デッキを模索する事に。
《M∀LICE<Q>WHITE BINDER》が特殊召喚時に墓地のモンスター3体を除外できるので、帰還効果持ちの恐竜族《ジャイアント・レックス》《ヘルカイトプテラ》を除外するとリンク召喚の頭数が増えるので展開を底上げできます。
妨害持ちの《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》と《究極伝導恐獣》を主に展開して、余ったモンスターは《影法師トップハットヘア》や、《リプロドクス》で種族をサイバース族に変更して《ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード-ネオテンペスト》をリンク召喚して追加の妨害を敷きます。
最終的には《M∀LICE<Q>WHITE BINDER》と《ヴェルズ・サラマンドラ》で自分の墓地の「M∀LICE」と「恐竜」モンスターを除外→帰還できるので、《アクセスコード・トーカー》をリンク召喚して《究極伝導恐獣》と共にワンキルします。《アクセスコード・トーカー》の除去効果のコストに除外した「M∀LICE」リンクモンスターがそのまま帰還して打点になるのも偉大です。サイバース族の殺意はチョコたっぷり。
ではまた!