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ビー・フォース
■『RAGE OF THE ABYSS』で強化された「B・F」(ビー・フォース)デッキの巻。
その名の通り「蜂」をモチーフとする昆虫族・風属性のシンクロテーマで、戦闘サポート&効果ダメージをチクチク与える特徴的な動きで相手のライフを攻め立てます。
そこに登場した現代遊戯王の魔の手。サーチ効果を1ターンに2回まで発動できる永続魔法カード《B・F・W》(ビー・フォース・ウィンド)に加えて、《B・F・W》をデッキから設置するモンスター《B・F-猛撃のレイピア》のコンビ加入によって、そこから発生するアドバンテージをシンクロ召喚に注ぎ込む進化を遂げました。シンクロ展開の途中で追加召喚権を得る《B・F-神事弓のサチ》も手数アップに直結する強化です。
■「B・F」デッキの決め手としては、切り札となる2体のレベル12シンクロ《B・F-革命のグラン・パルチザン》及び《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》の除外→帰還コンボで大量破壊を行った後に攻撃力4000オーバーの2体でワンキルする動きが強力。
《B・F・W》はサーチ効果に加えて昆虫族をチューナー化する効果や、《B・F-猛撃のレイピア》を墓地から除外すると昆虫族のレベルを1つ下げる効果があるので、レベル12シンクロ達を立て続けにシンクロ召喚できるカードデザインが施されてます。
■「B・F」デッキの後攻は《B・F-革命のグラン・パルチザン》と《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》の大量破壊ワンキルが頼もしい限りですが、先攻の妨害としては《B・F-毒針のニードル》のモンスター効果無効と心細いので外付けギミックを模索する事に。
とりあえず、昆虫族テーマは「蕾禍」ギミックを使えるので、リンク3の《蕾禍ノ御拝神主》から除去罠カード《蕾禍大輪首狩舞》をサーチ可能です。リンク値は増える系の昆虫族《クローラー・ソゥマ》辺りでサクッと増やせます。
また、デッキから昆虫族を特殊召喚できる新たな魔法カード《武装蜂起》の選択肢として《ゲール・ドグラ》の姿があったので、エクストラデッキから《エルシャドール・アプカローネ》を落として《影依の偽典》のサーチから《エルシャドール・ミドラーシュ》を融合召喚して、特殊召喚にターン制限を強いる先攻プランを組み込む事に。《共振虫》でサーチできる昆虫族のオプションとして《スケイルモース》も《エルシャドール・ミドラーシュ》と同様に特殊召喚にターン制限を生じさせます。
そんな訳で、先攻は特殊召喚を縛りながら《蕾禍大輪首狩舞》の除去を構える、後攻は12シンクロ×2体《B・F-革命のグラン・パルチザン》《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》の大量破壊ワンキルに落ち着きました。蜂が2匹でワンキルに至るのはアレルギー反応のアナフィラキシーショックが想起されて、ちょっと怖い。
ではまた!