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遊戯王

【ビーステッド】




∇ 目次

 

水戸黄門

 
シンクロ召喚軸の「ビーステッド」が環境に台頭してきたという事で、いざ実践。


『CYBERSTORM ACCESS』で登場した2体のレベル10シンクロ《深淵の神獣ディス・パテル》《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》が屈強過ぎて、水戸黄門で言うところの助さん・格さん状態です。





《深淵の神獣ディス・パテル》
…光/闇属性を帰還してシンクロ召喚の手数を繋ぎ、手札誘発も含めてモンスター効果に対応できる怪物。おまけに攻撃力3500もある、


《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》
…万能除外の除去効果に加えて、自分のモンスターに戦闘耐性とモンスター効果を受けない耐性を与える怪物。こいつも攻撃力3500ある。


いずれも攻撃力3500の豪傑。さらに《フルール・ド・バロネス》まで並ぶ展開力があるので、基本性能にワンキルが備わってます。


ざっくりまとめると、

  • 助さん…《深淵の神獣ディス・パテル》
  • 格さん…《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》
  • 水戸黄門…《フルール・ド・バロネス》


基本的に水戸黄門ってワンキルなので、そういう事です。


そんな訳で、動きの確認も兼ねてギミック重視の構築でスタート。レベル10のシンクロモンスターが並びまくるので、めっちゃ豪快です。


 

デッキレシピ:【ビーステッド】

 





■ » 遊戯王データベース【ビーステッド】


デッキの構図

 


 
デッキの基盤は、ドラゴン族の群れ「ビーステッド」


そこに特殊召喚及びアドバンテージ獲得に長けたレべル2チューナー「《百檎龍-リンゴブルム》《アサルト・シンクロン》《シノビネクロ》」を絡めて、展開の要となる《混沌魔龍 カオス・ルーラー》をシンクロ召喚。デッキトップ5枚ガチャで墓地アドを稼いで、シンクロ連打に向かいます。


それぞれのチューナーの役割としては

  • 《百檎龍-リンゴブルム》…レベル2チューナー2体分になる。お得。
  • 《アサルト・シンクロン》…《混沌魔龍 カオス・ルーラー》を帰還して再利用。お得。
  • 《シノビネクロ》…「ビーステッド」で墓地から除外して帰還。お得。





いずれのチューナーも光/闇属性なので《深淵の神獣ディス・パテル》の帰還効果で呼び戻す事で、さらにシンクロ召喚が繋がっていきます。


《混沌魔龍 カオス・ルーラー》及び《深淵の獣ルベリオン》が自己蘇生できるレべル8なので、「特殊召喚できるレベル2チューナー+自己蘇生するレベル8」という図式で、レベル10シンクロの素材を確保します。


《簡素融合》はレベル2チューナーの《無の畢竟 オールヴェイン》と、レベル6の《金色の魔象》を選べるので、「ビーステッド」「レベル2チューナー」いずれと組んでも展開の要となる《混沌魔龍 カオス・ルーラー》をシンクロ召喚できます。


《簡素融合》は効果モンスター以外のモンスターを用意する手段としても優秀で、続けて手札の《百檎龍-リンゴブルム》特殊召喚できる便利カードでもあります。


ちなみにレアケースですが《金色の魔象》はアンデット族なので《フルール・ド・バロネス》で蘇生すると、《シノビネクロ》の隠されし手札を入れ替える効果を使えます。


そして、レベル2モンスターが絡むとあらば、レベル2業界のインフラとして「スプライト」を活かせるのが現代遊戯王。《スプライト・スプリンド》で《シノビネクロ》を落として「ビーステッド」を特殊召喚しながら除外すれば《シノビネクロ》が帰還するので《混沌魔龍 カオス・ルーラー》に派生します。


また、基本のシンクロ展開に加えて、除去カードの速攻魔法《スプライト・スマッシャーズ》、永続トラップ《烙印の獣》を構えられるので、妨害を前後に散らして《冥王結界波》等による壊滅をケアできるのもポイント。《増殖するG》を貰った際の止まり所としても保険となる魔法罠カードは優秀です。


《深淵の獣ルベリオン》から調達できる2種類の永続カード《復烙印》《烙印の獣》による蘇生・ドロー・除去があるので、リソース面も万全です。


クロクロークロウ

  
ちょっと注目されてる《クロクロークロウ》


《ルイ・キューピット》でサーチできる守備力600、フィールドに闇属性がいれば特殊召喚できるレベル2・闇属性なので、「スプライト」の展開が伸びたり、闇/光属性であれば誰でもチューナーとしてシンクロ素材にできる《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》とも嚙み合います。「ビーステッド」「スプライト」共に闇属性なので《クロクロークロウ》の特殊召喚は容易です。



ちなみに《クロクロークロウ》は、『STARTER DECK 2013』遊戯王ゼアルの頃) に収録されて以降、再録がないので探すのが大変。記憶を頼りに家のストレージを漁ってみると鳥獣族の束に入ってました。効果的には闇属性の束に入れたいので記録撮影。


《ルイ・キューピット》を使うパターンとして、例えば「《百檎龍-リンゴブルム》+《スプライト・ブルー》」から展開。《ルイ・キューピット》で自身のレベルを上げて《混沌魔龍 カオス・ルーラー》をシンクロ召喚できるので、5枚ガチャ+《ルイ・キューピット》の守備力600サーチと動けます。


《クロクロークロウ》以外の守備力600の選択肢として、「《キャシー・イヴL2》《ネメシス・コリドー》《転生炎獣ミーア》《ホップ・イヤー飛行隊》」辺りも展開を強化できます。つまり、水戸黄門+《超雷龍-サンダー・ドラゴン》です。


《ルイ・キューピット》は光属性なので《混沌魔龍 カオス・ルーラー》を自己蘇生する際に墓地から除外するコストになるので、墓地の《深淵の獣ルベリオン》を除外せずに済んだりもします。ちなみに《スプライト・スマッシャーズ》で自分の光/闇属性を除外すれば《復烙印》でデッキに戻して1ドローできるのでお得です。


最後に鉄騎龍ティアマトン》は、《混沌領域》《深淵の獣マグナムート》でサーチできる闇属性のドラゴン族で、永続カード《復烙印》《烙印の獣》を絡めて縦列3枚を揃えて特殊召喚すれば《鉄騎龍ティアマトン》と同じ縦列が使用不可になるので、相手のエクストラモンスターゾーンや、ペンデュラムゾーンを封じるお洒落枠。


以上、《クロクロークロウ》の収納場所を思い出せない時は、この記事を振り返りたいと思います。


ではまた!