サプライズ
感想の響き！
■ 2020年4月1日適用 新制限
【禁止】
「儀式魔人リリーサー」
「守護竜エルピィ」
「星杯の神子イヴ」
【制限】
「ＡＢＣ－ドラゴン・バスター」
「オルフェゴール・ガラテア」
「オルフェゴール・ディヴェル」
「ジャンク・スピーダー」
「処刑人－マキュラ」
「ＳＰＹＲＡＬ－ジーニアス」
「発条空母ゼンマイティ」
「ゼンマイマジシャン」
「超魔導竜騎士－ドラグーン・オブ・レッドアイズ」
「ＴＧ ハイパー・ライブラリアン」
「デビル・フランケン」
「氷結界の龍 トリシューラ」
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」
「捕食植物オフリス・スコーピオ」
「餅カエル」
「リンクロス」
「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」
「簡易融合」
「トリックスター・ライトステージ」
「ブリリアント・フュージョン」
「ユニオン格納庫」
「真紅眼融合」
「六武の門」
【準制限】
「Ｄ-ＨＥＲＯ ディアボリックガイ」
「ドラコネット」
「未界域のジャッカロープ」
「未界域のネッシー」
「継承の印」
【制限解除】
「トリックスター・キャンディナ」
「灰流うらら」
「ベビケラサウルス」
「ユニコールの影霊衣」
「レディ・デバッガー」
あげぽよ
第一印象は「罠カード動いてないな〜」でしたが、そんな事より禁止カード《処刑人－マキュラ》と《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》のエラッタ緩和。
共にターン制限を取り入れる事で出所を果たし、《処刑人－マキュラ》は発動条件として「モンスターゾーンから墓地へ送られた場合」という文言が加わりました。
《処刑人－マキュラ》にアクセス可能な「《聖騎士の追想 イゾルデ》《召喚僧サモンプリースト》《ブラック・ガーデン》《トランスターン》」等と合わせて手札から罠カードを使ってみたいなと。《処刑人－マキュラ》→《トラップトリック》を経由すればデッキの罠カードにアクセスできるので、時代の経過を感じまくる次第です。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》は１枚あるだけでも、《レッドアイズ・インサイト》のコストで墓地へ送り《レッドアイズ・スピリッツ》で蘇生する動きや、レッドアイズカードをサーチする《黒鋼竜》、ドラゴン族にアクセス可能な《聖刻龍王－アトゥムス》《天球の聖刻印》《嵐征竜－テンペスト》といった面々のカードパワーの底上げに繋がります。
《ライトパルサー・ドラゴン》と《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の相互蘇生コンボとか懐かしいですね。ステータス的に《妖醒龍ラルバウール》《悪王アフリマ》からもサーチが効くので、ドラゴン族の蘇生屋として【ヴァレット】で暴れたり、蘇生時にモンスターを除外できる《巨神竜フェルグラント》を復活させたりなんかしたらシンプルに強そうです。
環境デッキに対しては、特殊召喚を縛る理不尽ゲーの代名詞だった《儀式魔人リリーサー》を処し、【ドラゴンリンク】のデッキパワーを支えていた「《守護竜エルピィ》《星杯の神子イヴ》」の追放。
《儀式魔人リリーサー》は《超魔導竜騎士－ドラグーン・オブ・レッドアイズ》に対する《超融合》、壊獣といった解決策を軒並み否定するので、ちょっと強過ぎました。《冥王結界波》《スキルドレイン》を使ってもリリーサー縛りが解けないのがヤバい。どうにもカードの応酬を咎めるデザインは許容し難いですね。
また、エクストラデッキからの特殊召喚に関するルール改定に合わせて《ジャンク・スピーダー》《デビル・フランケン》といったやらかし勢や、過去に隆盛を極めた【ＡＢＣ】等のテーマが再規制。ちゃんと新カードを売りたいんや！というプロモーションとして正解だと思います。
《強欲で金満な壺》を搭載する【サブテラー】【オルターガイスト】等のデッキに対しては、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》《超魔導竜騎士－ドラグーン・オブ・レッドアイズ》《リンクロス》等を規制する事により間接的に最大値を下げるという試みも新しいですね。
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を出す為の出張ギミックとして《トリックスター・ライトステージ》が使われていた事もあり、《トリックスター・キャンディナ》との入れ替え規制。テーマデッキに対する落とし所を設けつつ、カード選択の多様化を促せるバランス感覚が高評価。メッセージ性がありますね。《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》と《真紅眼融合》も同様の所感です。
今回の規制は環境でヘイトを高めていた《儀式魔人リリーサー》《超魔導竜騎士－ドラグーン・オブ・レッドアイズ》をきっちり抑えた時点で成功かなと。
《継承の印》が２枚に増えたので、同名カード３体を展開する《Ｇ・ボールパーク》と組み合わせた昆虫装備デッキを夢想している感じです。ノープランっちゃあ、ノープラン。
ではまた！
