■【虚ろなトラミッド】
石の上にも三年
構築とは、「おにぎり」である。
【トラミッド】を握り飯とした場合、その具材として《虚の王 ウートガルザ》を仕込んだデッキです。
継続的に岩石族を蘇生できる永続罠《古代遺跡の目覚め》からフリーチェーンの除外屋《虚の王 ウートガルザ》、攻守４５００の《トラミッド・スフィンクス》を蘇生するプラン。
《王の襲来》で《王の舞台》→《虚の王 ウートガルザ》を特殊召喚という動きからフィールド魔法と岩石族を調達できるので、《古代遺跡の目覚め》の発動コストになる２枚を賄えるのが爆裂おにぎりって感じです。
また、場に岩石族が居ると自己蘇生できる《岩石の番兵》が《虚の王 ウートガルザ》の除外効果のコストや、《ゴルゴニック・ガーディアン》のエクシーズ素材として重宝します。
《Ｎｏ.７５ 惑乱のゴシップ・シャドー》の無効効果のおまけの相互ドローで《王の舞台》が誘発する点もポイント。
手札の《岩石の番兵》はフィールド魔法《トラミッド・クルーザー》の１枚引いて捨てる効果で墓地へ送ったり、《トラミッド・ハンター》の追加召喚効果でエクシーズ召喚に向かえるのが良きかな。
構築とはおにぎりであり、
おにぎりとは構築である。
コロナウィルスの影響から来月末まで遊戯王のイベント中止、ＹＣＳＪ大阪の再検討が KONAMI より発表されました。
対戦イベントは屋内で長時間に渡り対面する事になり、デュエルを進行する為のコミュニケーションや、お互いのデッキをシャッフルという動作もあるので、飛沫・接触感染の危険度としては言うまでもないレベル。
遊戯王のイベントが感染のきっかけとなってしまった場合、ブランドイメージへのダメージは即死級。特に"子供達への集団感染"という最悪のレッテルを貼られてしまったら、保護者は絶対に看過できない。コンテンツとして終焉を迎えるので正しい企業判断だと願うばかりです。
カードショップによっては空調設備に投資している場所もあるので、そういった店舗を把握して選ぶというプレイングも必要になってきます。個人としては収束するまでカードショップの利用を新商品購入程度にしておこうかなと。デュエルスペースの滞在、ストレージ漁り、買い取りの待ち時間、延々とオリパを剥く、貸し出しデッキ、いずれも……
今回ばかりは各々の積み重ねの結果として、「大した事なかったね」となる事が正解だと思います。正しいプレイングを求める姿勢こそが、デュエリストのあるべき姿だと信じて。
ではまた！
