EXTRA PACK 2019
星6 闇 魔法使い族 1200/2200
①:自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
考察
■《ディメンション・アトラクター》についての巻。
2ターンに及ぶ除外空間を生み出す手札誘発《ディメンション・アトラクター》。自分の墓地にカードがない場合に《ディメンション・アトラクター》を手札から墓地へ送って発動し、次のターンまで墓地へ送られるカードは除外されるってんだから、そら大変。
昔々、対【シャドール】において《影依融合》をケアできた《異次元グランド》が墓地に送られるカードを除外するという効能で似てますが、なんと言っても《ディメンション・アトラクター》は手札誘発。
先行《隣の芝刈り》のようなゲームクラッシャーに対して、一矢報い事ができます。墓地に送る事がコストとして定められている「《転生炎獣の意志》《ライオウ》《レスキューキャット》」等は、発動不可に陥るという事態。
歴代、墓地に送られるカードを軒並み除外するカードは、「《閃光の追放者》《光の追放者》《次元の裂け目》《マクロコスモス》《M・HERO ダーク・ロウ》《アモルファージ・イリテュム》」、手札誘発で墓地を睨むカードは「《D.D.クロウ》《屋敷わらし》《スカル・マイスター》」等が有りますが、そこに《ディメンション・アトラクター》が加入。
ただ、《ディメンション・アトラクター》は自分の墓地が空でないと効果を使えないので、先行での墓地肥やしを止めるという役割を担う事になりそうです。《妖精伝姫-シラユキ》で自分の墓地を掃除すれば中盤以降も《ディメンション・アトラクター》の発動機会を得られるので、組み合わせて使いたいところ。
テーマとして墓地を除外する【インフェルノイド】や、ペンデュラムモンスターは墓地へ行かないので【ペンデュラムフルモン】みたいなデッキならば《ディメンション・アトラクター》の息が長いかも知れません。魔法使い族をサーチできる《魔装戦士 ドラゴディウス》から《ディメンション・アトラクター》をサーチ可能だったりもします。
いざとなったら、《ディメンション・アトラクター》をペンデュラム召喚で盤面に送り出して、「《マジマジ☆マジシャンギャル》《風紀宮司ノリト》《アーカナイト・マジシャン》《魔導耀士 デイブレイカー》」辺りの素材にしちゃうアレです。
《ディメンション・アトラクター》は自分の墓地へ送られるカードも2ターンに渡り除外になるので、除外をリソースとする【不知火】【メタファイズ】【ネクロフェイス】【サンダードラゴン】《魂吸収》《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》等をなんかこう上手い事できそうです。
《アーティファクト-ロンギヌス》の仕事が増えた夏休み。
ではまた!