・ダークマター教団からの脱退
・聖騎士の選別
・武神帝ツクヨミ
神々しいドラゴンを駆るアーキタイプ【巨神竜】
・アークブレイブドラゴン
・巨神竜フェルグラント
主力となるドラゴン数体を「ダークマター」からドバッと一気に墓地に揃えるのが痛快なので、しばらくそっちに走ってましたが、ちょっと待てと。
「ダークマター」に頼りきりで本当にいいのかと。大枚を叩いたストラクチャーデッキ3個分の費用対効果を踏まえた時に、本来のルートである「巨竜の下級モンスター⇒巨神竜展開」これを置き去りにしていいものかと。
世界に巣くうダークマター教団から解放されるべき時期が来ている。(費用対効果)
聖なる騎士と共に竜の鼓動を感じるべく、今一度考えてみて欲しい。(費用対効果)
そして、改宗の結果がこちらだ。
【ツクヨミ巨神竜】
【巨神竜】
巨神竜フェルグラント×3
アークブレイブドラゴン×3
巨竜の聖騎士×3
フォトン・スラッシャー
魔装戦士 ドラゴディウス×3
Emトリック・クラウン×3
増援
復活の福音×3
死者蘇生
召魔装着×3
竜の渓谷
テラ・フォーミング×3
ハーピィの羽根帚
御前試合×3
奈落の落とし穴
時空の落とし穴
竜魂の幻泉×3
リビングデッドの呼び声×3
【 エクストラデッキ 】
武神帝-ツクヨミ×2
H-C ガーンデーヴァ
機甲忍者ブレード・ハート
竜魔人 クィーンドラグーン
ラヴァルバル・チェイン
恐牙狼ダイヤウルフ
フレシアの蟲惑魔
励輝士 ヴェルズビュート
深淵に潜む者
鳥銃士カステル
No.39 希望皇ホープ
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー
聖刻神龍-エネアード
モンスター選別
まず、アーキタイプを機能させる為には巨神竜フェルグラントを墓地に配置し、アークブレイブのような蘇生カードで釣り上げ、巨神竜フェルグラントのモンスター除外効果を使っていく事が求められます。
巨神竜フェルグラントの体躯は2800/2800であり、竜魂の幻泉やリビングデットで相手ターンに除外効果を切っていける構造にすれば、攻防に渡り存在感を放つ暴君。
相手モンスターを喰らった際のドラゴン蘇生効果も含め、巨神竜フェルグラントは「除外+展開」と戦局を傾ける一騎当千の切り札となります。
そして【巨神竜】に繋がるカード諸々を試していきました。
・巨竜の聖騎士
・巨竜の守護騎士
・創世の竜騎士
・巨神竜の遺跡
それぞれの結果を並べてみます。
■《巨竜の聖騎士》
"デッキから"ドラゴンを装備、ドラゴン蘇生まで兼ね備える下級のエースモンスター。
特にメインエンジンとなる「巨神竜フェルグラント・アークブレイブ」の足りない方をサーチできるのがポイントで、それには「デッキから装備」という選択権が有り難い限り。増援を含めて4枚積めるバランサーです。
■《巨竜の守護騎士》
"墓地から"ドラゴン装備。ハッピーターンを食べ過ぎた肥満体。マザコン。
先のデッキからドラゴンを装備できる巨竜の聖騎士と比較すると初動にならず、デッキ内のドラゴンが無くならない限り増援先として散らす意味も薄い。腹はブ厚い。
■《巨神竜の遺跡》
なんちゃってスキドレ+トークン精製。ただ巨神竜の遺跡のスキドレ適用には場にドラゴンが必要なので、展開成功後に初めて機能するもの。
用済みの蘇生罠や、アークブレイブをトークン精製の弾にするといった役割はあるもののトークンの攻守は0/0なので、トークンをコストとして扱える巨竜の聖騎士が絡まないとアド換算しにくいのが難点でした。
■《創世の竜騎士》
ほんとのところ今回はコイツを使いたくて始まった構築でした。創世の竜騎士は戦闘破壊をトリガーにデッキからドラゴンを墓地に送り、更にはドラゴン蘇生まで叶える巨神竜専任モンスター。
また主力となる巨神竜フェルグラントも戦闘破壊をトリガーとするドラゴン蘇生能力を備えているので、創世の竜騎士と戦闘サポートを共有出来ます。
例えば、こんな雰囲気
・巨神竜フェルグラント
・創世の竜騎士
・オネスト
・ジュラゲド
戦闘を主体とする前のめりなビートダウンを組んでみました。オネストを合わせて戦闘無敵、ジュラゲドを合わせて攻撃力2800となった創世の竜騎士、攻撃力3800となった巨神竜フェルグラントで戦闘破壊を狙っていくプランです。
ただ戦闘達成に頼ると安定しないのは世の常。創世の竜騎士に除去を集められ戦闘できない場合、手札の攻撃サポートや最上級ドラゴンが浮わついてしまうのが難点でした。戦闘の駆け引きは面白いんですけどね。
どうする手札のドラゴン
巨神竜フェルグラントやアークブレイブは墓地に居てくれれば蘇生してワイワイやれますが、手札に来ると最上級モンスター故の重さがのし掛かります。
それならツインツイスターだねと捨てるカードを入れるも、アークブレイブを蘇生先が無い状態で捨ててもおいしくない場面がありました。
「巨神竜フェルグラント+アークブレイブ」
ここを墓地に揃える方向を目指すべきで、そうなるとドラゴン族の潤滑油となる「竜の渓谷」は鉄板。他にも聖刻からの永遠の淑女ベアトリーチェなんかを試しましたが、巨竜の聖騎士を活かすべく選んだのは「武神帝-ツクヨミ」です。
狙いとなる動きは、手札に「巨竜の聖騎士+巨神竜フェルグラント/アークブレイブ」がある際。
巨竜の聖騎士から足りない方のドラゴンを装備、武神帝ツクヨミを繰り出し、装備したドラゴンと手札のドラゴンを墓地に送りながら2ドローという動きです。
これで墓地に「巨神竜フェルグラント+アークブレイブ」が揃います。素引きしたドラゴンを2ドローに変換しつつ巨神竜の動きに繋げるので、チェインよりも効率良くギミックを組み上げる事が武神帝ツクヨミの利点です。ドローは正義。
その過程を「召魔装着・魔装戦士ドラゴディウス」を用いてサポートすることで「光属性+光属性⇒光属性」の展開となるので、「御前試合」を仕込む事も視野となります。
御前試合を張った状況では下級モンスターが戦線に出てくるので、巨神竜フェルグラントの戦闘破壊からのドラゴン蘇生能力も使いやすくなります。蹴散らす感じで。
また召魔装着は、「ドラゴン族・戦士族・魔法使い族」の攻守を300アップさせるので、巨神竜フェルグラントのボディは3100/3100という大台に乗り、増援からサーチできる「フォトン・スラッシャー」は、武神帝ツクヨミの足掛かりとなる攻撃力2400として運用していけます。サッと出せる2400です。
種族サポの「召魔装着」は、エクストラデッキの「H-C ガーンデーヴァ、機甲忍者ブレードハート、希望魁竜タイタニックギャラクシー」辺りも強化できる親和性。H-C ガーンデーヴァはペンデュラム召喚から出てきたモンスターを纏めて除去できるので、頼りになります。殴れるフレシア的な。ブレードハートは5000ダメージ稼げます。
そして最期に、召魔装着や巨竜の聖騎士のコストとして「Emトリック・クラウン」を採用。光属性なので御前試合を阻害せず、武神帝ツクヨミ含むランク4+巨神竜を狙うデッキなので、申し分ない働きピエロです。魔法使い族なので、魔装戦士ドラゴディウスが倒された際のサーチ先として巨竜の聖騎士と選べるのも◎
細部の動きになってくると、武神帝ツクヨミで手札の復活の福音を墓地に送りながら2ドロー。復活の福音によりドラゴンを破壊から保護できる分、潜在的な1アドを仕込めます。また、魔装戦士ドラゴディウスをスケールに張ると戦闘サポートのペンデュラム効果を使えるので、巨神竜フェルグラントによる戦闘後押しからのドラゴン蘇生能力に繋がります。
という訳で、2ドローが至高な武神帝ツクヨミ軸の【巨神竜】でした。聖刻神龍エネアードで手札のアークブレイブとクラウンを墓地に送るのも爽快です。それではまた ^^