冥界のいざこざ
前回から引き続き、とある世界線における三種族の争いをフューチャー。今回は悪魔族の長である《冥界の魔王 ハ・デス》の悪辣な関係を集めてみました。
とにかくやり口が酷くて、使い捨て感覚で自軍を扱い、仕舞いにはかつて失脚させた前代の王である「深淵の冥王」から自爆テロを受けてしまうという事件に繋がります。これ今のご時世ならＩＳ的に絶対カード化できませんね。ただでさえ悪魔族イラスト故に海外規制されてるのに…
（頭にマーブルチョコ着けて、アロエドリンク飲んでる）
次の項では《冥界の魔王 ハ・デス》と《深淵の冥王》に纏わる因縁の流れを載っけてみます。関係各カードも、この因縁に沿って進行していきます。種族抗争ではなく悪政を発端とする内輪揉めが繰り広げられている悪魔族の物語です。
深淵の冥王の過去を感じさせるフレーバーテキストにも注目して頂きたい。
《深淵の冥王》の過去は《降格処分》のイラストに垣間見ることができる。 マスターガイドによれば、《冥界の魔王 ハ・デス》に冥界の王の座を奪われ、《降格処分》されてしまったようだ。 という事は、元々のレベルは５だったのかもしれない。 復讐のために《連爆魔人》から爆弾を貰い、道連れにする事で復讐を果たす。（ヘイト・バスター） その後、部下の力によって強化して復活するものの、《冥界の魔王 ハ・デ ス》も《蘇りし魔王 ハ・デス》として蘇ってしまう。 そして、その《蘇りし魔王 ハ・デス》にその報復として容赦なく握り潰されるのだ。
《冥界の魔王 ハ・デス》に関わるカード
ハデス率いる悪魔族の軍勢。
そして「冥界の魔王ハデスｖｓ深淵の冥王」の争いについて。
■ 下僕を使い捨てる超ブラック企業
■ 前代の王「深淵の冥王」との確執。自爆と蘇生。
『粗暴なハデスにより失脚させられた深淵の冥王。決死の自爆もアンデット族として蘇ったハデスにより無に帰してしまう。ただ、そこから力を増して復活した深淵の冥王がハデスの魂を抜き取り形勢逆転。かと思いきや鷲掴みにされ逆に魂を取られてしまう…』
がんばれ深淵の冥王って感じですが、こんな物語となってるようです。
ここからは小ネタ
■ 魔界の道具。特に「死の演算盤」は様々なカードに登場する。
■「Struggle of Chaos −闇を制する者−」にて登場した悪魔族・ドラゴン族・戦士族。それぞれに属する融合モンスター。突然変異から出せる懐かしい面子。
という訳で、悪魔族を率いるも内政悪化により死に絶えたかに思えた冥界の魔王ハデス。アンデット族として蘇り、未だ物語は続きます。そこにシンプルな驚き。だって１５年経ってる……
