前回の記事で「超耐性を得たアルトリウス」を楽々と滅してくる「トリシューラ大魔王」についての言及がありましたが、弱点を叩くだけでは終わりません。
エクシーズに向かう【聖騎士】にとって【ネクロス】と対峙した際に懸念されるのは、「儀式魔人リリーサー」による蓋。かなと思いますが存外突破手段はあります。
- 聖剣を抱く王妃ギネヴィア
墓地から聖騎士に装備できるモンスターであり、相手モンスターとの戦闘時に先方を破壊する効果を付与します。ギネヴィアは墓地から装備できるので、ボールスから墓地に落としておくだけでリリーサー耐性を得るも同義です。カタストルのように攻守関係なく破壊できるので、ディサイシブのような大型突破も何のその。
- 聖騎士トリスタン
聖剣を装備した場合にフィールドの表側カードを破壊できるカード。増援の選択肢に忍ばせておくと、リリーサー・永続・スケール破壊まで担えるイケメンです。置物は任せろトリスタンと覚えましょう。
また、リリーサー突破手段として重宝されている「皆既日食の書・闇の護封剣・月の書」といったモンスターを裏側に向けるカードとシナジーを生む「聖剣アロンダイト」
聖剣アロンダイトはスペル・モンスターを問わずセットカードを破壊できるので、各種カードで裏側に向けたモンスターもバリバリ割れます。エクストラデッキからは「交響魔人マエストローク・鳥獣士カステル」が裏向け効果を持っているので、そこからアロンダイトに繋ぐパターンも健在。相手の戦士族に聖剣を装備する事もできるので、トリシューラの影霊依にアロンダイトを装備して攻撃力を下げつつセットカードを破壊…なんてトリッキーな動きも。
まとめ
【聖騎士】における対【ネクロス】のリリーサーはギネヴィアで破壊できるので、鼻歌混じりにアルトリウスを滅してくるトリシューラを無効化するカードを限りなく積み王様を保護する。保守的なプランを取った方がいいのではと思った次第です。ヴェーラー・聖杯・デモンズチェーン・ブレイクスルー・天罰・神の忠告・虚無空間…
セットカードを割る「アロンダイト×魔封じの芳香」も夢見ましたが、流石に聖剣装備にタイムラグが生まれては自分の首が危ない…
その点、魔法カードではなく墓地から装備できる「聖剣を抱く王妃ギネヴィア」の存在感たるや。デビルフランケンからのエクストリオで聖剣止まって終わりという悲劇も防げるので、王妃ギネヴィアは聖騎士のキーカードだと常々。