例の征竜
おっす オラ 悟空
【例の征竜】について扱っていくぞ。
まず、魔界の祭典「JF(ジャンプフェスタ)」より舞い降りたニューカマーを紹介すっぞ。『JF』と聞いて既視感を覚えるのは暗殺された米国大統領『JFケネディ』の怨念を帯びることに由来するのは、ここだけの秘密だ。
《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》
邪恨なイラスト・攻撃力4000と見た目にしても只者ではない風格を持つ怪物。そして何より…
■ 種族:ドラゴン
歴戦の証。バイオグラフィーを遊戯王史に刻んできた【征竜】から赤紙が届くに時間はかかりませんでした。その本分は効果ですらなく『コストによりデッキからドラゴン3枚を墓地に送る』という先走り。「デモチェ・ヴェーラー・ブレイクスルー・聖杯」…効果無効カードでは3枚の墓地肥やしを止めることは叶いません。ダークマターが繰り出される手前、ちょっと待て幻木龍に使える程度です。
ダークマターの手前と言えば通称『FA』と呼ばれる《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》の除去性能も付加価値として数えられる要素です。モンスタースペルを問わず表カードを割れるので、スケールに触れる点も◎
黒枠ギャラクシー→FAドラゴン1枚破壊→ダークマター3枚落とし
ダークマターを【征竜】が扱えば3色増える=行く末はランク4や8シンクロに繋がるので、どう転んでもアドしか生みません。FA中継により相手を崩しながらのリソース補給となるので、甲虫装機ダンセル×ホーネットの凶悪性を思い起こします。
複数枚の墓地肥やしカードは『未来融合・苦渋の選択』と禁止カードに名を連ねており、ダークマターもやってることは同じです。おまけにサイクロンで止まる未来融合、ダークマターは効果無効では止まらない仕様。数瞬前のYP『未来融合が帰ってきたらFGDからドラゴン5枚落とせるから征竜ヤバイでしょ』というやり取りが現実へと顕現したのです。
そんなこんなで僕自身も魔界の祭典JFへ足を伸ばしダークマターを確保できたので作っていたデッキです。ベクトルとしてはランク8に向かう【征竜】なので、『エクリプスワイバーン』をピックアップしてみました。個々の役割を紐解きたいと思います。
《星間竜 パーセク》
星8/光属性/ドラゴン族/攻800/守800
自分フィールド上にレベル8のモンスターが存在する場合、 このカードはリリースなしで召喚できる。
DM征竜
【例の征竜】
混沌帝龍 -終焉の使者-
星間竜パーセク
Sin スターダスト・ドラ ゴン
Sin 青眼の白龍(異次元からの埋葬アウト)
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
青眼の白龍×3枚
伝説の白石
エクリプス・ワイバーン×3枚
焔征竜-ブラスター
巌征竜-レドックス
瀑征竜-タイダル
嵐征竜-テンペスト
デブリ・ドラゴン
幻水龍
幻木龍
ガード・オブ・フレムベル
おろかな埋葬
竜の霊廟
封印の黄金櫃
死者蘇生
ソウル・チャージ
簡易融合
テラ・フォーミング×3枚
竜の渓谷
ブラックガーデン
擬似空間
ドラゴン・目覚めの旋律×3枚
トレード・イン×3枚
ハーピィの羽根帚
破壊輪
神の宣告
「エクストラデッキ」
旧神ノーデン
炎魔竜 レッド・デーモン
スクラップ・ドラゴン
閃珖竜 スターダスト
スターダスト・ドラゴン
星態龍
竜魔人 クィーンドラグーン
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
ラヴァルバル・チェイン
幻獣機ドラゴサック
No.11 ビッグ・アイ
神竜騎士フェルグラント
No.62 銀河眼の光子竜皇
ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン
ランク8を求める
まず、幻木幻水、バルバロス、エアトス、レベルを自在に変えるガガガマジシャン…候補は多岐に渡りますが、【征竜】の動きに添う種族や属性をピックした方がベターかなという始まり。高レベルドラゴンをサーチできる『エクリプスワイバーン』の選択肢を漁ってみると…
混沌帝龍 -終焉の使者-
星間竜パーセク
Sin スターダスト・ドラ ゴン
Sin 青眼の白龍
青眼の白龍×3枚
テラ・フォーミング×3枚
竜の渓谷
ブラックガーデン
擬似空間
ドラゴン・目覚めの旋律×3枚
トレード・イン×3枚
Sinを始めとする特殊召喚できるレベル8モンスターを発掘。妥協召喚できる『星間竜パーセク』も『エクリプスワイバーン』から揃えられます。
Sinを使うためのフィールド魔法『竜の渓谷』と2枚目の渓谷となる『擬似空間』は候補として、『星間竜パーセク』の攻撃力が800だったので『ブラックガーデン』で蘇生できるやんけと採用。攻撃力が800の倍数となる『レドックス・テンペスト・エクリプス』も黒庭の蘇生対象として数えられます。黒庭がランク7・ランク8のサポートになるのが面白いさー。
手札のエクリプスを捨てながら『混沌帝龍・Sin 青眼の白龍』をサーチできる『ドラゴン目覚めの旋律』も試してみましたが、レベル8が手札に重なるのでトレードイン・渓谷を引いてない場合の浮きっぷりが危険でした。
それでも旋律やトレインのようなドラゴン族を墓地に送るという動作は【征竜】のアドバンテージの根源なので評価点。墓地から自己蘇生する【インフェルノイド】にも共通する概念ですが、墓地肥やし2枚→1アドです。ただ【征竜】はエクストラデッキからもガソリンを供給できるので、一歩抜け出てる部分はありますね。
レベル8モンスターを確保するという意味では、デブリ幻木や簡易融合からの『竜魔人クィーンドラグーン』も加担できます。レベル5以上のドラゴンを蘇生できるので、『幻水龍・星間竜パーセク・ブルーアイズ』といった面々からダークマターの土台確保を勤めます。簡易融合からのクィーンやチェインもランク8に貢献。
相手の攻撃合わせて『異次元からの埋葬→ペロケロちゃんを再葬』なんて動きまで加わって、まさかの年末強化となった【征竜】でした。【シャドール】もペロケロちゃんを素材とした『シェキナーガ』。これまで穴だった攻撃によるシェキナーガ突破もペロケロちゃんによる反撃で塞ぐ事ができます。
『プレミアムパック17』の一般発売まで2ヶ月と3週間。総計120パック剥きましたが、特に偏りもなく封入されていたのでロットが変わらない限りは待機チームはご安心を。現状【BF】の3枚セットが不思議な値段で売れていくので、友達と寄せ集めた方が吉です。
おまけにPP17発売同日に新スターターまで出るようです。お値段もパワーアップ。
2015年3月21日
限定特典カード2枚(エクストラシークレットレア仕様)
構築済みデッキA 1セット(40枚 ※新カードなし、一部パラレル仕様)
構築済みデッキB 1セット(40枚 ※新カードなし、一部パラレル仕様)
公式ルールブック 1冊
かんたんエントリーガイド 1部
紙製デュエルフィールド 2枚(別々のデザイン)
価格:1500円 (税抜)
・買ってすぐに遊べて、対戦しながらルールが覚えられるデッキ2つをセットにした新商品が登場
・本商品オリジナルの特典カードを2枚収録
・デッキはいずれもルールが理解しやすいカードで構成されており、切り札となるカードは見た目にも分かりやすいようパラレル仕様になっているなど「わかりやすさ」をコンセプトとした初心者向けの商品
・かんたんエントリーガイドには基本的なルールとティーチングシナリオを記載
もし限定カード2枚が強かったら初春から9000円の出費だよ。ぴえぇ。
それにしても【征竜】は幾度その姿を変えるんだ…畏怖さえ覚える。デブリで釣れるレベル3ペロペロケルペロス、ただ単純にレベル8を並べて「ドラゴサック・ダークマター・レダメ」と並べるだけではヴュートで壊滅とまだまだ面白い時間が広がっているデッキでもあります。むしろランク8にさえ向かえば「ダークマター」が立つので、これまで色を増やす役割のあった墓地肥やし手段の撤廃すら考えられます。
次回構想
気になる集めたいカード