ギルド屋さん

遊戯王

【遊戯王】

【変革期】

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競技遊戯王は節目を迎えているのかも知れません。近代遊戯王をリードしてきた皆大好きJの人を含むプレイヤーが、より競技性が高くルール的にも環境が整っているMTGマジック・ザ・ギャザリング)に移行する流れがあるようです。





世界最古のTCGでもある同ゲーム。元々MTG畑に居た人には、今のMTGが用意する「世界」という舞台がより魅力的に写っていることでしょう。作品世界という意味ではなく本当に世界各国を飛び回り、戦うのがMTGです。賞金や航空券も配付されます。大会参加者も2000人なんてザラです。



実際、最近とある日本人プレイヤーが大規模大会で連続上位フィニッシュを決めたことでカードショップのスポンサーが付き、特別な道を歩んでいます。


一例ですが、宣伝や記事の執筆と引き換えに、新段カードのフルコンプセットを必要分配給なんて取引もスポンサー界隈にはあるようです。




ここで改めて遊戯王MTGを比較して思うところがあります。フロアルールや競技性ではなく、遊戯王がアニメキャラクターを主体としてプレイヤーの「なりきり」を旨としているならば、MTGでのプレイヤーは「主人公」です。



どちらが優るとは言い切れませんが、楽しみ方は分かれると思います。MTGにも原作となる物語があるので、それはそれで「なりきり」楽しんでいる層もいますけどね。




各小売店に対しMTGメーカー側も、やった分だけ評価する「加点方式」で接しているので、協力を仰ぎやすい体制を整えています。ブシロードは減点方式なので云々…という声はあるようです。



MTG複数回に渡る価格変更で小売店の利潤を減らしては来ましたが、再版を絞る事で中古カードの価値を維持したりとユーザーの資産・モチベが下がらない工夫も施して来ました。



新規獲得で頭がいっぱいの国内メーカーとは既存ユーザーへの姿勢が一線を画することも、MTG復権の一存となっています。単に長く遊べるなら始めてみようと思いますよね。



MTGには「スタン落ち」という、1年のある時期が来ると古いパックから使えなくなるルールが毛嫌いされて来ましたが、今の遊戯王の制限改訂は年4回。インフレも含め実質的なスタン落ちが4倍の頻度で訪れます。



MTGにはアンティークカードで戦う競技もあるので、スタン落ちの後も紙切れにはならない所か、絶版となることで価値が跳ね上がるケースがあることも特徴的です。



有志によるカバレージ執筆、小売店の協力無くして成り立たないMTGではありますが、成り立っている以上、そこに相思相愛を伺い知ることができます。





それにしても競技遊戯王は、どこに向かうのか。ワンピース的には白ひげであるJの人の後任は現れるのか。公認大会の上位という位置付けだったCSも、無秩序に濫立することで価値を落としています。



コナミもルールマスターテストを設けたりと、重い腰を上げましたが、その実ルールの徹底ではなく求めているのは「楽しく正しい遊戯王」という、あくまで入り口に立てるルールマスターだそうです。



十数年前の東京ドームでのイベントを仕切れなかったトラウマでもあるんでしょうか。それとも一部の変なプレイヤーに対して責任を持てる人がいないのか。普通の人が多い分、変なことをするプレイヤーが目立つというのはあると思うんですけどね。




東西選考会の対戦動画も公開されましたが、ルールミスを放置しての垂れ流し。ちょっとコメントも拙いというか、物足りないものでした…


例えば、苦境に立たされているヒーロー側が、手札を1枚残し自分の伏せを大きく巻き込む自虐的な大嵐を発動。それを相手のスターダストが止めてサレンダーというシーン。



バブルマンお祈り2ドロー狙いしかないですやん。解説のおっさん2人。はてなマークを掲げている。そういう部分こそルールマスターのミーティング時なり、プレイヤーを囲っているショップから意見を集めたら密度の違う解説が上がって来るのになぁと思います。


環境変化のペースが早すぎて解説の意義さえ考えたくなりますが、お祭りを一緒に楽しむことはできます。






やんや書いて来ましたが、個人的にモチベは常に100です 笑


つい先日も【DD】を回して来て「甲虫装機エクサビートル」があったらなぁという場面に遭遇。


レベル6のテムジンを重ねてランク6を作れるので、ライフ的に厳しくなった契約書を墓地に送れるエクサビートルが欲しいという珍場面でした。トレミスでレオニダスをサルベージしてもライフは守れるので、採用ライン云々…




《甲虫装機 エクサビートル》
エクシーズモンスター
ランク6/闇属性/昆虫族/攻1000/守1000
レベル6モンスター×2
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、 自分または相手の墓地のモンスター1体を選択し、 装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。 このカードの攻撃力・守備力は、この効果で装備したモンスターのそれぞれの半分の数値分アップする。 また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、 自分及び相手フィールド上に表側表示で存在するカードを 1枚ずつ選択して墓地へ送る。





ではまた!