ギルド屋さん

遊戯王

【YCSJ参戦記】


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YCSJ参戦記



まじビッチありえへん世界。


”初手、寝坊”


余裕綽々の受付を仕掛ける予定が、いきなり泥睡魔獣バグースカって感じで困ったちゃん。


それでも、ミストバレーに伝わるしきたり「40秒で支度しな!」を掲げ、普通に20分後くらいに出発。常になんとかなる精神で過ごしているので、バグースカ程度では意に介さないのだ。



道中、ホットレモンティーの美味しさに感動を覚えながら、開会宣言間際に滑り込む事に成功した。風は吹いている。




逆風だった



デッキについての巻。


昨年度は【サイバー・ドラゴン】を使用して4勝2敗だったので、今年はそれ以上が目標値。真剣勝負ってのも機会が久しいので、大規模イベント体験というだけでも楽しみなのです。


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今年は《ライトニング・ストーム》を使いたくて仕方なかったので、それなら後手デッキの【サイバー・ドラゴン】でいいやんけという理由で続投。


ええやんけ精神で生きている。



大会本戦の他にも異常列の物販、遊戯王愛を感じるライブ実況、デュエルリンクス、デュエリストフェスティバルでの交流、30分の1の確率で当たる大抽選会、松屋の牛丼と1日中楽しめるイベントでした。6000円で遊び尽くして、《憑依覚醒》のお土産付き。最&高。


防犯対策として各座席に荷物を固定できる器具を設けたりと、デュエリストに寄り添った施策の数々も垣間見えました。



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本戦レポート



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着席後、商品受け取り用のリストバンドの配布とデッキレシピの紙を回収。


どこか張り詰めた空気の場内。刻々と迫る、その時。


海馬社長が会場の大型スクリーンに登場し、高らかと、あの声、あの口調で、海馬コーポレーションの名の元に「YCSJの開会宣言」を告げる。もはやこの時間だけで圧倒的な満足感がありました。




■1回戦【空牙団】



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相手さんが《簡易融合》→《テセウスの魔棲物》を絡めた《水晶機巧-ハリファイバー》スタート。


【オルフェゴール】かな?と思ったら、《ジェット・シンクロン》→《リンクリボー》《サクリファイス・アニマ》を経由した3種族から《空牙団の大義 フォルゴ》が出てきたので、デッキから団員を呼び出す効果に《灰流うらら》で博愛を訴えるとストップ。



返しの《サイバー・ドラゴン》で《空牙団の大義 フォルゴ》を吸って、ニコニコマークの《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》。機械族集団の【オルフェゴール】なら《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》で全部吸える感じです。《宵星の機神ディンギルス》の破壊耐性を気にしなくて済むのが世界の救い。



ただ、手札が薄味でノーガードでターンを渡すと、《空牙団の英雄 ラファール》諸々の団員で押し込まれる。が、《ライトニング・ストーム》で殲滅壊滅消滅。


あとは《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》のカウンターによる蓋、《サイバネティック・オーバーフロー》で起点となるサーチ屋の《空牙団の剣士 ビート》を破壊をして決着。





■2回戦【エンディミオン】



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相手の卓上に用意されている”謎の小箱”


そして、初動の《成金ゴブリン》で全てを察する。無尽蔵の魔力カウンター、サイコロを使う、使わなければデュエルの進行に支障をきたす魔法使い達。



《魔導研究所》を張られて魔力カウンターモードに入るも、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》のドローで魔法カードが引けなかった模様で、スケールに置かれた《エンプレス・オブ・エンディミオン》が魔力カウンター2でストップ。



こちらは、「《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン》」を一気に並べて戦闘。速攻融合《サイバーロード・フュージョン》を発動して《キメラテック・ランページ・ドラゴン》で後攻ワンキル。





■3回戦【転生炎獣】



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《転生炎獣ガゼル》始動の「《転生炎獣サンライトウルフ》《転生炎獣Jジャガー》+3伏せ」に《ライトニング・ストーム》を放ると、《サラマングレイト・レイジ》《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》《転生炎獣の聖域》が吹っ飛ぶ。


会心の一撃。クリティカル。もろたで工藤と西の名探偵気分に浸っていると、《サイバー・ドラゴン・ネクステア》の蘇生効果に《増殖するG》を合わせられ手札回復。《転生炎獣ベイルリンクス》の破壊耐性でライフも取れない。


紆余曲折の末、《サイバネティック・オーバーフロー》で伏せを剥がしてワンキルを仕掛けようとするも《屋敷わらし》で上手いこと止められ、そこからグダってしまい引き分け。



終盤、ジャッジの方がテーブルに付いてくれて、時間切れと同時にその後の進行をスムーズに進言してくれました。さり気ない気遣い。



ちなみに【サイバー・ドラゴン】は同名カードを扱うデッキですが、《墓穴の指名者》の無効範囲は元々のカード名が同じカード。《サイバー・ドラゴン・ヘルツ》の墓地効果を止められても、続く《サイバー・ドラゴン・ネクステア》は活きたりします。





■4回戦【カオスマックス】



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先行で《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》を儀式召喚、こちらのスタンバイに《虚無空間》を表にされて絶望の崖。船越英一郎。


社長竜から4000ダメージを喰らって、お昼ご飯何にしようか考えてると、何故か《強欲で貪欲な壺》を発動してきて2ドローと引き換えに《虚無空間》が自壊


まじっすか大将という趣きで、船越英一郎の勢いのままに《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》をリンク召喚。セルフ強化で攻撃力4200となり、社長竜を撃破。



《強制転移》でコントロールを奪われそうになった所を《サイバネティック・オーバーフロー》で相手モンスターを破壊して詰み。




■5回戦【サンダー・ドラゴン】



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《太陽電池メン》から《クロシープ》の蘇生効果で絶好調。「《召命の神弓-アポロウーサ》+《超雷龍-サンダー・ドラゴン》」の構えでエンド。


《増殖するG》を貰いながらも《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》で《召命の神弓-アポロウーサ》に抗い、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が攻撃してきた返しに《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》で吸収 。エクシーズ素材としてキープ。


相手が置いてくる裏守備を叩きながら、打点で《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を超えてくる《雷劫龍-サンダー・ドラゴン》が来たら終わりというターンが続くも、先に《サイバー・ドラゴン・コア》をツモって《サイバネティック・オーバーフロー》を構えて薄氷の勝利。


途中《ライトニング・ストーム》を引いたんですが、やはり撃てなくて浮きますね。相手は《幻創龍ファンタズメイ》が重なっていたらしく、なぞのアピール合戦。





■6回戦【六武衆】



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開幕直後、《増殖するG》を《抹殺の指名者》で弾きながら《六武の門》2枚の無限ループが始まって《No.75 惑乱のゴシップ・シャドー》→《No.86 H-C ロンゴミアント》の素材補充コンボを完遂。


《No.86 H-C ロンゴミアント》でモンスターの召喚・特殊を止められた挙げ句、《真六武衆-シエン》で《ライトニング・ストーム》まで睨みを効かされ終了。


《鎖龍蛇-スカルデット》の真下に《アカシック・マジシャン》を出して、セルフバウンスからの再利用といった巧みな動きで習熟度が伺えるデュエルスキルでした。いやでも、《六武の門》2枚なら付け焼き刃でも大丈夫みたいなジョークを飛ばし合って解散。






1回戦【空牙団】○
2回戦【エンディミオン】○
3回戦【転生炎獣】△
4回戦【カオスマックス】○
5回戦【サンダー・ドラゴン】○
6回戦【六武衆】✕

・結果は4ー2


昨年度と同じでしたが、同じように大規模イベントで真剣勝負を楽しめた価値と充実感に浸っている次第です。




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こういうイベントレポートの最後に「参加者・運営のみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました〜!」みたいな良く分からない文章で締めるパターンあるじゃないですか。


あれって何でだろう?と感じてたんですが、なるほど。シンプルにそう思うからだ。そう伝えたいからだ。



YCSJ東京!

参加者の皆さん・運営の皆さん、ありがとうございました!



ではまた!