■ 2019年10月12日発売「IGNITION ASSAULT」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル9モンスター1体を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
考察の巻
遊び心。2019年9月9日9時に発表された《九字切の呪符》について。
《九字切の呪符》の効果は、自分のレベル9モンスターをフィールド・手札から墓地へ送り2ドローという、ご機嫌な仕上がり。モンスターをドローに置換する歴代の魔法カード「《トレード・イン》《星呼びの天儀台》《七星の宝刀》」の系譜です。
初見で思ったのは、《九字切の呪符》で《トリシューラの影霊衣》を墓地へ送り2ドローして《影霊衣の反魂術》で墓地から儀式召喚。そして、続くターンに場の《トリシューラの影霊衣》を《九字切の呪符》で退ける事で、墓地の《影霊衣の反魂術》から次の儀式魔法をサーチするという流れ。
《九字切の呪符》は手札に加えてフィールドのレベル9モンスターもコストに出来るってのがいいですね。「《トレード・イン》+《アドバンスドロー》」的な効能です。相手に渡した《雷撃壊獣サンダー・ザ・キング》のコントロールを《トラゴエディア》で奪って、《九字切の呪符》で2ドローみたいな事も出来る訳です。
《トラゴエディア》にはレベルコピー能力も有るので、レベル9に化ければ《九字切の呪符》に対応します。「《源竜星-ボウテンコウ》《コピー・プラント》《サイキック・リフレクター》」等のレベル変動系は更に面白くなりますね。
となれば、レベル9モンスターを軸として扱うデッキ達はテンションアップ。【ジェネレイド】【真竜皇】【無限起動】辺りが筆頭でしょうか。
地味に罠モンスター《影依の原核》もレベル9なので、《エルシャドール・アノマリリス》と共に《九字切の呪符》で2ドローに回せます。ただ、《九字切の呪符》にレベル9モンスターを墓地へ送るのはコストなので、《M・HERO ダーク・ロウ》辺りが居ると発動不可となりますが、いつも悪いのは奴なので世界を変える他ありません。
《九字切の呪符》で墓地を用意できると考えると、《真竜皇リトスアジムD》《真竜皇アグニマズドV》による真竜皇モンスターのサルベージや蘇生、《死の王 ヘル》で各種ジェネレイドを蘇生、《浮鵺城》によるランク9ルートが期待できます。エクストラデッキから出せるレベル9《氷獄龍 トリシューラ》《星杯の守護竜アルマドゥーク》もコストとして利用可。
レベル9モンスターを並べる《星遺物の胎導》や、《聖占術姫タロットレイ》→《禁忌の壺》からの《九字切の呪符》で2ドローなんて動きも視野です。自己蘇生する《天空聖騎士アークパーシアス》《捕食植物トリフィオヴェルトゥム》を《九字切の呪符》で墓地に配備しておくのも強そう。
スーパードロー
そして最後に、《九字切の呪符》系の魔法カードをしこたま仕込んだデッキを組みたくなったので、【堕天使】を思案。
トリックスター・ヒヨス×3
堕天使イシュタム×3
堕天使テスカトリポカ×3
堕天使スペルビア×3
堕天使マスティマ×3
堕天使アムドゥシアス×3
九字切の呪符×3
トレード・イン×3
七星の宝刀×3
星呼びの天儀台×3
闇の誘惑×3
堕天使の戒壇×3
堕天使の追放×3
神属の堕天使
【 エクストラデッキ 】
トリックスター・ブルム
失楽の堕天使 etc.
[
《トリックスター・ヒヨス》からの《失楽の堕天使》で様々なレベルの堕天使モンスターをサーチして、ドロースペルを乱打。大型天使による物量ゲーを仕掛けます。
《堕天使テスカトリポカ》が《九字切の呪符》に対応してるので、《堕天使スペルビア》で蘇生して2ドローしたい感じのアレです。《堕天使イシュタム》《闇の誘惑》も絡めてスーパードロー。
時代も進んで来ましたなぁ。
《九字切の呪符》
ではまた!