ギルド屋さん

遊戯王

【リプロドクス】

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《リプロドクス》の話


リンク先のモンスターの「種族」もしくは「属性」を変えちゃうよー!という恐竜族のリンク2モンスター《リプロドクス》。恐竜らしくDNA操作的なアレでしょうか。ジュラシックパーク。がおー。



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と思ったら、遊戯王wikiよろしく「名前はリプログラミング(分化した細胞を未分化の状態に戻すこと)とディプロドクス(竜盤目に属する草食恐竜の一種)の複合と思われる。( ー`дー´)キリッ」らしいです。《リプロドクス》の効果を使う際に博士顔でドヤりましょう。カードの元ネタとか原案の話って物語があって毎度いいなと思ってます。



ちなみに《DNA移植手術》に登場してる《サンダー・キッズ》と《でんきトカゲ》は色違いのポケモンです。怖いですね。遺伝子組換え。



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実用編《リプロドクス》


と言う訳で、リンク先のモンスターの種族・属性をイジる《リプロドクス》。リンクマーカーは「上と下」の2箇所に備わってるので、お互いに影響を受ける仕様になってます。



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例えば、エクシーズモンスターへのリメイクが決まった《ダーク・アームド・ドラゴン》を光属性にして《オネスト》の加護を与えたり、機械族にして《リミッター解除》でテンションをブチ上げるみたいなシンプルな用途。



だからこそ、《リプロドクス》の可能性はたっぷり末広がりです。《リプロドクス》+《マスク・チェンジ》で全属性のマスクヒーロー呼べちゃうよ的な。



《リプロドクス》で自分のモンスターの種族を同じにすれば「《アカシック・マジシャン》《サモン・ソーサレス》」等のリンク素材として、種族を異なるモンスターにすれば「《星杯神楽イヴ》《暴走召喚師アレイスター》《ライトロード・ドミニオン キュリオス》」等への道が開けます。属性方向なら《見習い魔嬢》諸々ですね。




《リプロドクス》で相手モンスターのステータスを変えられる点も可能性の塊で、植物族にして《ブラック・ガーデン》の破壊に巻き込む、機械族にして《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》で吸う、《超融合》も似たような雰囲気。



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相手モンスターのステータスを参照する《No.29 マネキンキャット》と組んで悪い事を企んだり、《同族感染ウィルス》や《パペット・プラント》に対応する種族へと変更と動きは無限大。




自分の展開に《リプロドクス》を絡めてステータスをイジる事で、「《トランスターン》《ダウンビート》《同胞の絆》《タンホイザーゲート》《ヘルモスの爪》《RUM-アストラル・フォース》《タンホイザーゲート》」等、呼べるモンスターが広がりまっせぇという。



遊戯王の歴史の分だけ《リプロドクス》は活用術があり、《ドラグニティ-コルセスカ》で好きなモンスターをサーチ、幻竜族にして《幽麗なる幻滝》でドローに置換、同種族にして《サイバース・ホワイトハット》の特殊条件を整える、ドラゴン族にして《No.46 神影龍ドラッグルーオン》でコントロール奪取、《エクシーズ・シフト》で呼ぶエクシーズモンスターに幅を利かせる、《サイボーグドクター》で蘇生するモンスターも同様に。



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多様な属性をシンクロ素材とした《幻竜星-チョウホウ》や《輝竜星-ショウフク》は効果上乗せで強力ですし、《A・ジェネクス・トライアーム》のようなシンクロ素材の属性によって思いっきり効果が違うモンスターも居ます。属性を変える事で《真竜皇V.F.D.》の魔の手から逃れるパターンもありますね。



とまぁ、《リプロドクス》は色々ある訳ですが、今をときめくリンク召喚。その起爆剤となっている《サモン・ソーサレス》。《水晶機巧-ハリファイバー》から自己蘇生できるチューナーを特殊召喚して、《リプロドクス》をリンク召喚。自己蘇生したチューナーを恐竜族にして《サモン・ソーサレス》と動けるようになりました。



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自己蘇生チューナーは「《除草獣》《リ・バイブル》《グローアップ・バルブ》《DDラミア》《調律の魔術師》《ゾンビキャリア》《フィッシュボーグ-ランチャー》《BF-隠れ蓑のスチーム》」等、パターンが増えまくりで困る状態。




《リプロドクス》は《究極進化薬》と《ゴッドバードアタック》が共存共栄するようなデッキにおける、種族や属性の垣根を超える為の革新的なカードだと思います。



《リプロドクス》はエクストラデッキの選択肢なので、ステータス操作の肝となる《DNA移植手術》や《DNA改造手術》といった特定カードに依存しない構築ができるようになった事も偉大。





ではまた!