ギルド屋さん

遊戯王

【忍の六武】

f:id:girudoya:20170628103616j:plain


甘美な響き「ターンスキップ」


f:id:girudoya:20170628102439j:plain


《忍の六武》
通常罠
①:自分フィールドに「六武衆」モンスターが6体存在し、その属性が全て異なる場合に発動できる。次の相手ターンをスキップする。



ターンスキップ。それはループ界の申し子《アルカナフォースXXI-THE WORLD》が誇る効果で、《星守の騎士 プトレマイオス》の隠されし7つの星を集めると開放されるという神龍(シェンロン)級の効果です。


f:id:girudoya:20170628103623j:plain


ターンスキップは、こちらがターンを得る事と同義なので、その効能を改めて文字に起こすと、「1ドロー・召喚権・攻撃権・表示形式変更権・ターン制限の回復・ペンデュラム召喚権」といった効果を持つカードとして捉えられます。そりゃあらゆるカードゲームで慎重に取り扱われる訳です。


例に漏れず、《忍の六武》の発動には場に「6属性の六武衆」が必要。さっそくエクストラモンスターゾーンが活用されたテキストです。実現には《ソウル・チャージ》《究極・背水の陣》といった大量蘇生系、ペンデュラム召喚で一気に並べる正攻法。


そして、墓地の罠カードをコピーできる《闇よりの罠》《ジャンク・コレクター》による邪の道。それによって得られる追加ターンがもたらすものとは。


f:id:girudoya:20170628103628j:plain




モンスター効果封殺


f:id:girudoya:20170628102622j:plain


《天岩戸》(アマノイワト)
星4 地 岩石族/スピリット 1900/1200
このカードは特殊召喚できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにスピリットモンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。



永続効果でモンスター効果の発動を封じる《天岩戸》(アマノイワト)。レベル4の岩石族スピリットモンスターなので、特殊不可を無視する《霊魂鳥神-彦孔雀》《霊魂鳥神-姫孔雀》によりデッキから呼び出せる事に加え、【岩石十二獣】で話題を攫った《ブロックドラゴン》のサーチ対象でもあります。


f:id:girudoya:20170628104238j:plain


《天岩戸》にはモンスター効果の発動を封じる永続効果があり、《エンジェルO7》《威光魔人》のような制圧力を誇ります。《スキルドレイン》と違い手札誘発も止められるので強力。


お互いに縛られるので、それを逆にデメリット効果を無視すると捉えると、《破滅竜ガンドラX》のライフ半減効果が無くなる等の転用が見込める1枚となってます。これは《黒き森のウィッチ》等でも同様ですね。




三竦み


  • 【恐竜星】
  • 【ABC】
  • 【真竜召喚獣】


ここらを回して感じた事をつらつら。



f:id:girudoya:20170628104226j:plain





■ 《盆回し》


相手に発動不可のフィールド魔法を送り付けて固める《盆回し》。ただ、相手の場にはあるので、《輝竜星-ショウフク》《星杯戦士ニンギルス》《スクラップ・ドラゴン》等で活用されてしまう事もしばしば。《ハリケーン》帰って来ないかなぁ。






■《精神操作》


【真竜召喚獣】に搭載している《精神操作》。相手モンスターを奪い《召喚師アレイスター》を召喚、その2体で《プロキシー・ドラゴン》をリンク召喚。光属性なので《召喚獣メルカバー》の融合素材となる《プロキシー・ドラゴン》の強さがそこに。《召喚魔術》の融合先を絞れるのが最高。


《精神操作》ならWWからの破壊耐性《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》も綺麗に倒せます。《プロキシー・ドラゴン》ではなく《バイナル・ソーサレス》でも同様ですが、地属性なので融合先が《召喚獣メガラニカ》という落ち。


もう一つ《精神操作》が出鱈目に強かったシーン。対【ABC】で「《チキンレース》+《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》」によるデコードバスターを仕掛けてきた所に値千金の《エフェクト・ヴェーラー》が直撃。返しのターンにチキンドローを頂いてから《精神操作》で妖精竜を奪い、フィールド破壊→サーチ効果を起動。《ドラゴニックD》を持って来て妖精竜を破壊して完全に祭り。






■《召喚魔術》


コツコツ相手墓地のABCを除外して《召喚獣メルカバー》を出せるのがイケメン。墓地の《光竜星-リフン》や《幻創のミセラサウルス》も面倒見れるので、ナチュラルに強くなってる《召喚魔術》です。




はい。そんな所で、また次回!





― In to the VRAINS ―