アニメでのメインキャラクターが駆る四龍が再録という事で、ちびっこが買ってもらったら本当に嬉しい商材だと思います。一気に揃うプラチナ感、それぞれのカードを活かす為に更にカードが欲しくなる。このスパイラル。沼とも言う。 ▼「デッキは？」 決勝を争ったのは【メタルフォーゼ】のミラーマッチ！面倒やんけ！ 両者共にメタル御用達の「ゴウフウ、マジェスペクター、エキセントリックデーモン」を揃えていて、細部に違いがちらほら。フル投入されてる「昇霊術師ジョウゲン」が特徴的です。 際立つのは、あまりの使用率に海外で制限となった成金ゴブリン。それでも使われているドロー精神に乾杯。 「キーカード」 「キーカード」 両者共にメイン４０枚。 「ゴウフウ、マジェスペクター、エキセン、強貪、苦渋の決断」といった標準装備は枚数こそ違えど起用され、「昇霊術師ジョウゲン」が３枚共に入ってるのが、おぞましい要素。 手札を捨てられるので、引いちゃったメタルスペルを切れますね。スケール効果でジョウゲンを割れば解除も楽ちん。 １番大きな差は「解放のアリアドネ」と、それに付随する神。【メタルフォーゼ】におけるアリアドネはスケール３のペンデュラム召喚で出せるモンスターが少なくてイマイチみたいな話も聞くので、どうなんでしょう。それこそラクーンやエキセントリック、ジョウゲンがペンデュラム召喚で出せない‥ エクストラデッキも趣きが異なってます。片やブラックローズで魔封じ破壊を優先、片やグランパルスやトーテムバードを起用とプランが乖離。ブラックローズは「ゴウフウ＋増殖するＧ」等でも出せるので、採用してるサブカードとの関連もあります。 海外の【メタルフォーゼ】の大きな特徴はメタルカウンターが３枚起用され、コンビネーション無しってのが主流のようです。その癖エキセントリックは入ってるという分からん。「エキセン＋コンビネーション」でスケール整えないんだろうか。サイドデッキの壊獣枠にはレベル８でペンデュラム不可のガメシェルじゃなくて、レベル７のクモグスを優先してるのに。 えー、それでは決勝戦。いってみましょう。これ書いてる段階で全く展開が分からないので、毎度の事ながら塩ゲームだったらどうしたもんかというね。 不用意に出したゴウフウトークンをオリハルクで倍貫通！大逆転！みたいなデュエルで頼む。 おデブ！ ガリ！ 以上です。 スニッカーズ食べ過ぎ。 スニッカーズは肥満大国アメリカを支えるカロリーフード。チョコレート／バスターです。 チョコレートにバスターモードを使うとスニッカーズになります。 別画像で彼のＴシャツを確認したところ、プリントされている文字が「EAT・SLEEP」、「食っちゃ寝」という衝撃でした。完成形です。 ▼「メタルミラー」 ■【GAME１】 先手はガリ。怒涛の展開を披露します。 ゴウフウ始動でトークン精製。スケールにメタル２枚を張り、パリンパリンからの強貪！もうこんなんヤバさしかない。 順当にツィオルキンに向かってクリスタルウィングを確立。 さらにシルバードを揃えるために苦渋の決断を放ち、ペンデュラム召喚。ドラゴンの巣に「機装天使エンジネル」の加護を与える。理想的な展開をキメ散らかす決勝戦の第１ゲーム。 展開を見届け、自分のターンを迎えたスニッカーズ。 その初手は ゴウフウ２体、召喚権、ペンデュラム召喚と手数は出せるので、強貪の２ドローによっては返せる！ たとえエンジネルの破壊耐性であってもデッキバウンスを誇る「爆竜剣士イグニスター」の前には無力！ 渾身の２ドロー！！ ちょっとあっさり過ぎる気がする。 ちゃんとスニッカーズ食べたんだろうか。 同時にアリアドネの効果にクリスタルウィングを誘い、カウンターされたらゴウフウからのイグニスターで捲る。リアクションが無かったら通告サーチ。 その後エキセントリックでコンビを割って、下のスケールを確保。これでペンデュラム召喚できるようになります。 そしてジョウゲンを召喚して全体破壊を発動。クリスタルウィングにジョウゲンを消されても、ゴウフウ＆ペンデュラム召喚でエキセントリックとアリアドネを呼べます。 「ゴウフウ＋エキセン」からのイグニスター。アリアドネを割ってデッキバウンス→クリスタルウィングを戻しつつ神をサーチ。横向いてるツィオルキンはエンジネルで守れないので、打倒できます。 これで竜の巣を看破しつつ『イグニスター、スケール８・１、神２枚』なので返せそうです。 イグニスターからラスター、ゴウフウトークンは出すのかなぁ。双方守備力０なので、神２枚使わされた後にオリハルクが降ってくると倍貫通で死んでしまう。 ▼「GAME２」 １本目を落としたスニッカーズの先行。 「アリアドネ＋メタル」からの防御的な立ち上がりに対して、ガリはマジェスペクターラクーン１体をペンデュラム召喚するといった細かな展開で神を消費させていく。その様はカロリーコントロールのよう。 そしてゴウフウをトップした事で、先に仕掛けたのはスニッカーズ！！ ツィオルキンに向かい、イグニスターと鳥銃士カステルを合わせて一気に主導権を取りに行く。これは逝ったかと思いきや、返しにガリが放ったのは「闇の護封剣」！ イグニスターとツィオルキンは仲良く守備力０なので、ビートダウンで一気に捲りを達成。 さらにガリは再びラクーンを引き込んでいて、メタルカウンターで増やしたモンスターと合わせて盤面５体を埋め尽くしスニッカーズに反撃の隙を与えなかった。 ＹＣＳミネアポリス、メタルミラーを制して優勝したのはガリ！、アリアドネ型のスニッカーズは準優勝という幕引きでした。 GAME２の「闇の護封剣」はサイドカードが突き刺さった格好で、高カロリーなモンスター陣を解決。対ジョウゲンや耐性のあるユニコーンにも使えるので、ミラーマッチでは頼りになる１枚です。世界大会で起こった悶着が懐かしい。 ツィオルキンが乱れ飛んだ両ゲームをお送りしました。しっかりエンジネルを立てたり、神をラクーン１枚で踏んだりとガリの堅実なプレイが光っていたように感じます。 思考の軌跡。 その輝きが色褪せる事はありません。 思慮を巡らせる為には糖分が必要です。 始まりの場所 ― スニッカーズ ― さぁ今日もスニッカーズを摂取するのです。 決闘神"デュエルゴッド"のお導きのままに。 
ディメンションボックス
ネットでの予約競争が加熱してますが、最寄りのショップで１５％オフの２７００円。６箱予約できちゃいました。お得過ぎて泣ける。
Welcome to YCS Minneapolis!
はい。という事で、海外の大規模トーナメントＹＣＳ。参加者約８００人にも及んだ「ＹＣＳミネアポリス決勝戦」のカバレージを頑張っていきたいと思います。
▼【メタルフォーゼ】
プレイヤー紹介
こんなんオーマイガーとしか言えない。エンジネルでクリスタルウィングを保護する事で、隣のツィオルキンが相手の攻撃や効果から外れて生存率がアップする強固な盤面です。
というもの。
スケール引いた！と思ったんですが、スニッカーズはゴウフウから入りクリスタルウィングを誘うもスルーされ、一応出してみたイグニスターを討ち取られる。返しのターンにはツィオルキンから逆にイグニスターを呼ばれてしまいゲームセット。
後手。この手札ならヴォルフレイムでアリアドネを割ってコンビネーション。スケールを整えるエキセンがありますからね。
