ギルド屋さん

遊戯王

【制限カード・過去の復権】

f:id:girudoya:20160318102337j:plain


サン「がんばって。もうじきシシ神さまのお池だから」


乙事主「…」




f:id:girudoya:20160318102351j:plain


サン「なにか来る!乙事主さま、様子がおかしいの」


乙事主「…」




f:id:girudoya:20160318102401j:plain


サン「戦士達が・・・」

乙事主「戻ってきた!」


乙事主「戻ってきた!黄泉の国から戦士達が帰ってきた!」


f:id:girudoya:20160318102416j:plain


乙事主「ブギイイ !!



墓標

前回の禁止カードに引き続き、制限カードを取り扱っていきます。いつもと比べると膨大な数なので、テーマ毎に分けてやっていこうかなと。大きく5つ!



■【お帰りチーム】
■【竜剣士EM】
■【彼岸】
■【帝王】
■【インフェルノイド】








■【お帰りチーム】


f:id:girudoya:20160318102517j:plain


f:id:girudoya:20160318102523j:plain


「クリッター」
「サウザンド・アイズ・サクリファイス」


3年という月日。《相乗り》《捕違い》《濡れ衣》《手違い》現世に赴くはずが魔界を巡り巡ったクリッターに関しては、お帰りなさいと声をかけたくなるばかり。


リミットリバースで蘇生してから横向けて自壊、ヴェーラーをサーチしてた頃が懐かしい。死デッキの最高のコストと言えば間違いなくクリッターです。ライオウにボコられた大賞グランプリも受賞してます。


今回はエラッタにより「ターン制限・サーチしたカードの同一ターン発動不可」となり攻めるより手札誘発を選べる働きに期待。サーチ効果は強制なので、対象がいないとデッキ確認ですね。最近無かったので珍しい。裏守備を抹殺の使徒する意味のあった時代を思い返します。


クリッターの発動要件的にシンクロを扱うデッキ全般が強化された事になり、「レッドリゾネーター⇒クリッター」特殊のようなクリッターを場に出す為にテンポを失わない方法を模索していきたいところです。トランスターンでクリッターをアレしてみるとかも楽しそう。クリッター⇒マスクセカンド…なんでもないです。



そして「サウザンド・アイズ・サクリファイス」禁止指定から10年という月日。それはサウザンドを呼び出せる簡易融合がもたらした影響ですが、汎用性にしろワンキルにしても旧神ノーデンの方がやらかしてる感は強いです。


サウザンドは裏守備も吸えるので単体除去としては最高峰。ライオウのようなシステムモンスターをメインフェイズの内に対処できるのが、重装機甲パンツァードラゴンとの対比です。


そのままサウザンドを使い捨てるのではなく、エクシーズ・シンクロ・死デッキ・ワンダーワンドのような更なる置換を経て使っていきたい1枚。


簡易融合で呼んだ融合モンスターは蘇生できる事もあり、サウザンドアイズ+魔法族の里のようなロック派生も面白そう。簡易融合はシンクロフュージョニストからサーチが効くので、シンクロ方面で。








■【竜剣士EM】


f:id:girudoya:20160318102531j:plain


「EMドクロバット・ジョーカー」
「EMペンデュラム・マジシャン」
「爆竜剣士イグニスターP」
「竜剣士ラスターP」
「揺れる眼差し」
「竜呼相打つ」
「ペンデュラム・コール」


ここにモンキーボード・チェインの禁止。とにかくサーチカードをゴッソリ持っていかれました。固定枠9枚だったドクロペンマジモンキーが減った事で、相互にサーチして循環するにも不自由に。


竜剣士を名乗る意味である竜呼相打つが減れば、対ペンデュラム効果しかない竜魔王を入れるのは躊躇われます。見たままの弱体化で、遊戯王はパワーカードを3積みできるデッキが勝ってくるので一戦からは退くのかなと。


揺れる眼差し制限に関しては分からない点があり、その第4効果が使えなくのるのは明らかなデザイン段階でのミスを意味しています。これからペンデュラムテーマを出す障壁になるのは分かりますが、それなら禁止という姿勢でよかったと思います。


それより対ペンデュラムとしては魔封じの芳香。こんな何も出来なくなるキラーカードは放置してデザインミスの眼差しをかけるのか…









■【彼岸】


f:id:girudoya:20160318102541j:plain


「魔界発現世行きデスガイド」
「彼岸の悪鬼 スカラマリオン」
「彼岸の旅人 ダンテ」
「マスク・チェンジ・セカンド」


もうコナミにエクストラパックの在庫がない事が伺える指定です。前期は【彼岸】というより【ベアトリーチェ】という動きでコントロールからワンキルを仕掛けてきましたが、ガイド制限でその頻度は減り…Vジャンプ1年間定期講読特典「ギャラクシーワーム」からダンテを呼べます。オトナのチカラを感じる次第。


マスクセカンドからのダークロウは憎しみを背負いまくる+ガイドへのヴェーラーケアのような副次効果もあったので、戦う側としては楽に。彼岸に繋がる魔サイを増やせばモンスターの頭数は足りるので、そこからですね。






■【帝王】


f:id:girudoya:20160318102601j:plain


「緊急テレポート」
「真帝王領域」
「汎神の帝王」


超量ではなくイデアエイドスを使いなさいというお達しです。汎神の帝王は【マジエク帝】意識もあるのかな?


緊テレは【メタルフォーゼ】【コズモ】のような、これからが面白いカードだったのに勿体ないの一言に尽きます。海外でのコズモ活躍を眺めながら緊テレからのダークデストロイヤーを夢見てきた我々の気持ち。






■【インフェルノイド】


f:id:girudoya:20160318102606j:plain


「名推理」
「モンスターゲート」


緩和⇒ノイド発売⇒ある程度活躍⇒左腕⇒ワンキル祭り⇒やっぱだめ。


煉獄の虚夢があるのでワンキルそのものは健在ですが、先行でやることが減ったのは厳しい限り。ナチュラルなDDクロウ軍団でもあるので、墓地利用テーマでも出るのかな?それにしても息の根が止まった感が凄まじい。








という訳で、制限カードについてお送りしました。【EM竜剣士】を頂点とする規制の具合が好感を持てるのと、復帰勢が推理ゲートに殺されないよう配慮さえ感じ取れる指定です。次回は解除カードと準制限!規制ではデッキを組めませんが、緩和は別です。それではまた。



f:id:girudoya:20160318110227j:plain