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【kozmo:ミラーマッチ】

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▼「目次」


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■ Yu-Gi-Oh! TRADING CARD GAME » link

■ Top 4 Feature Match

■【kozmo】vs【kozmo】

■ Sebastian Crawford vs Ryan Murakami


今回お送りするのは、時代の風雲児【kozmo】のミラーマッチとなった準決勝。両者の構築の差異としては《名推理》《帝王の烈旋》《光と闇の竜》といったカードが並んでいる。これらがどういった波乱を巻き起こすのか。今、ダイスが振られた。



チンチロリンに勝利したのは「村神」である。前回の『ハッピー意訳』にも登場した彼は「フォースの加護」を受けており、かのマスター・ヨーダ氏にも一目置かれる存在なのだ。選ばれし存在である彼は後手を選んだ。


そして先手となった「Sebastian氏」

「セバスチャン」…「セバスちゃん」と呼ぶことにしよう。ハッピー意訳だからね。ふわふわ系でいいんです。



・セバスちゃんの初手

■ Kozmo Forerunner
■ Kozmo Sliprider
■ 帝王の烈旋
■ 時空の落とし穴
光と闇の竜


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マジかよ」と全米が震撼ぷるぷる

ただいきなり猛威を奮う訳にもいかず、セバスちゃんは《時空の落とし穴》を置く静かな立ち上がり。



そして村神のターン。

発動したのは江戸川コナン監修《名推理》


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準決勝の舞台。事件性たっぷりの1枚である。【kozmo】はレベルが分散している事からレベル2~レベル8まで飛び出る可能性があり、セバスちゃんが敷いている《時空の落とし穴》では止まらない。アドバンテージが発生する可能性を踏まえると、《Kozmo Farmgirl》の攻撃から任意のkozmoモンスターを呼びつつ除外を肥やすパターンがある。セバスちゃんが宣言したレベルは3…



そして《名推理》から現れたのはレベル8《Kozmo Dark Destroyer》


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セバスちゃん「どんだけ

心情としてはそんなところだろう。《Kozmo Dark Destroyer》で自壊すれば自身のレベル未満のKozmoをデッキから特殊召喚できるので、《Kozmo Farmgirl》に限らずとも多彩な展開パターンを有している。これが【kozmo】の獲得した新兵器の価値。ここでは《Kozmo Dark Destroyer》は自壊せず攻撃力3000でライフを削り、2枚の伏せを敷いてターンを渡す村神。いきなりクライマックス感が漂う。



セバスちゃんのトップは《サイクロン》。村神の2伏せの内《奈落の落とし穴》を射抜き、《帝王の烈旋》を発動!


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対象不可の耐性を誇る【kozmo】の最上級モンスターを仕留めるには格好の1枚だ。《Kozmo Dark Destroyer》を生け贄に捧げ、アドバンス召喚したのは魔法罠を破壊する《kozmo Sliprider》!!


残る1枚の伏せ《時空の落とし穴》を割りダイレクトアタックを叩き込む。村神の「《Kozmo Dark Destroyer》+2伏せ」という盤面をキレイに返したセバスちゃん。どんだけ。



《名推理》からの好運が無に帰した村神のターン。《Kozmo Farmgirl》を召喚し、《kozmo Sliprider》に攻撃を仕掛ける。攻撃力が劣る以上、手札から《オネスト》が切られる。ミラーマッチにおいて《オネスト》の投げ合いがある以上、裏目のリスクが付き纏うが、無事《kozmo Sliprider》の戦闘打破に成功する。


■ セバスちゃん《kozmo Sliprider》を戦闘破壊される⇒《Kozmoll Wickedwitch》を横で特殊召喚

■ 村神《Kozmo Farmgirl》で戦闘ダメージを与える⇒《Kozmo Dark Destroyer》をサーチ⇒特殊召喚


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それぞれ処理を進め、セバスちゃんは初手で置いてあった《時空の落とし穴》で《Kozmo Dark Destroyer》をデッキバウンス。先の《帝王の烈旋》にしても尽く対【kozmo】に有効な「対象を取らないカード」採択が為されており、入念な調整を伺わせる。



生き延びた《Kozmoll Wickedwitch》を攻勢に繋げたいセバスちゃんがトップしたのは《虚無空間》!!


《緊急テレポート》を労力なくカウンターできる等、ミラーマッチにおいて数多くのプレイヤーが選択している1枚。そこから村神は《闇の誘惑》で解答を探すものの、セバスちゃんはビートダウンを完遂した。



このゲームのターニングポイントとなったのは、セバスちゃんが放った《サイクロン》。村神の2伏せ「《奈落の落とし穴》《時空の落とし穴》」の内、前者を射抜いた事で、その直後《kozmo Sliprider》がアドバンス召喚で着陸に成功したシーン。モンスターからモンスターに繋ぐテーマである【kozmo】において価値のある《サイクロン》だったと言える。





セバスちゃんの初手から読み解くGAME 2

《Kozmo Forerunner》
《Kozmotown》
《帝王の烈旋》2枚
《神風のバリア エアフォース》


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尽く最上級【kozmo】の対象耐性を見越した除去に徹している姿勢が見える。


まず、セバスちゃんはフィールド魔法《Kozmotown》を発動《Kozmo Forerunner》をデッキに帰して1ドロー。引き込んだのは…


光と闇の竜


サイドチェンジ後…「頭おかしいんじゃないか?」と思えるが、ここは自由の国。期待して読み進めて欲しい。《神風のバリア エアフォース》《帝王の烈旋》の2枚を置いてターンを渡した。



村神が召喚した《Kozmo Farmgirl》の攻撃には《神風のバリア エアフォース》が表になるも、チェーンして《Kozmo Farmgirl》を除外《Kozmo Forerunner》を横で特殊召喚してターンを終える。【kozmo】のミラーマッチにおける場のモンスターの有無は、《Kozmo Farmgirl》の戦闘ダメージをトリガーとする効果に影響のある部分。モンスターを配備することも必要なプレイの一部だ。



…それすら計略の内なのか。セバスちゃんの手には《帝王の烈旋》が握られており、この場面でトップしたのは《緊急テレポート》!!


《帝王の烈旋》+《緊急テレポート》から2体のリリース素材を揃え、顕現する《光と闇の竜


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村神「どんだけ

心情としてはそんなところだろう。こやつら《名推理》やら《光と闇の竜》やら楽しそうだなと思いながら、2800ダメージを刻む古龍。(画像の左端に見切れてるのは《kozmo town》、プレイマットは《超戦士カオス・ソルジャー》)



万能カウンター能力を備える《光と闇の竜》を出されてしまった村神。まず、《Kozmoll Wickedwitch》を繰り出しその身にプロテクションを与える効果を起動。それに反応する《光と闇の竜》、さらにチェーンして《Kozmoll Wickedwitch》の手札から【kozmo】を出す効果を起動!!


光と闇の竜》の無効化は同一チェーン上では1度しか反応しないので、《Kozmo Dark Destroyer》の着地を許す結果を生んだ。さらに破壊効果を無効化したことで《光と闇の竜》の攻撃力は1800まで下降するも、そのまま攻撃することなく村神はターンを渡した。操り手にも降りかかる無効能力を維持する狙いだ。


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古龍の操り手であるセバスちゃんは《サイクロン》をドローし、そのまま発動。これには自分の《光と闇の竜》が反応するも、チェーンして《帝王の烈旋》を発動。そして《光と闇の竜》で自爆特攻を仕掛ける。発動してあるフィールド魔法《kozmo town》は破壊時に任意のkozmoカードをサーチできるので、《光と闇の竜》の自分の場を全壊する効果に巻き込むプランである。(ここたぶんプレミでサイクロンを使わずに、まず自爆で良かったと思う。サイクロンが勿体ない



光と闇の竜》で自爆特攻した事により《kozmo town》破壊⇒《Kozmo Dark Destroyer》をサーチ、さらに《光と闇の竜》で先の《緊急テレポート》で呼び出していた《kozmo Strawman》を蘇生。


メイン2《帝王の烈旋》が効いているので、相手の《Kozmo Dark Destroyer》をリリース素材としながら《Kozmo Dark Destroyer》をアドバンス召喚!!


二転三転する盤面。村神はターンを貰うも《Kozmo Farmgirl》を立てるのみでエンド宣言。



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そして《増殖するG》を引いたセバスちゃんは、《Kozmo Dark Destroyer》で棒立ちの《Kozmo Farmgirl》に攻撃。村神は《Kozmo Farmgirl》の効果を起動して手札からの展開を目論むも、セバスちゃんはチェーンして《増殖するG》。村神は《Kozmo Dark Destroyer》の着地には成功するも、セバスちゃんはGの1ドローで《Kozmo Sliprider》。《増殖するG》は《緊急テレポート》に対しても強く撃てるのでミラーマッチ注目の1枚と言える。



《Kozmo Dark Destroyer》の相撃ちに持ち込みお互いにリクルート効果を起動。セバスちゃんは《kozmo Strawman》、村神は《Kozmoll Wickedwitch》をそれぞれリクルート。《増殖するG》が効いている分だけセバスちゃんに天秤が傾き、2枚目のドローは《神風のバリア エアフォース》。めっちゃ入ってますやん。



セバスちゃんはメイン2、《kozmo Strawman》の効果で除外されている《Kozmo Dark Destroyer》を帰還。そして先ほど追加ドローした《神風のバリア エアフォース》をセットしてエンドフェイズ。


《kozmo Strawman》から帰還させたモンスターは破壊されてしまうものの、それすらトリガーに《Kozmo Dark Destroyer》⇒《Kozmo Forerunner》を特殊召喚という大きな動きを決め、アドバンテージが離れ始める。



村神のドローは《サイクロン》⇒《神風のバリア エアフォース》を割った後、《Kozmoll Wickedwitch》で《kozmo Strawman》に攻撃を仕掛ける。


これにセバスちゃんは《kozmo Strawman》を《Kozmo Sliprider》に置換して難を逃れるも、村神の《Kozmoll Wickedwitch》が《Kozmo Forerunner》になった事で形勢は変わらず。《Kozmo Sliprider》を倒されたセバスちゃんは《Kozmoll Wickedwitch》をリクルートした。



セバスちゃんのドローは《闇の誘惑》。《Kozmo Forerunner》の相撃ちの末、村神は《Kozmo DOG Fighter》を特殊召喚、セバスちゃんは《Kozmoll Wickedwitch》を特殊召喚


セバスちゃんの場には二人のレベル4モンスターがいるので、メイン2に《鳥銃士カステル》が火を吹き《Kozmo DOG Fighter》を処理してターンを終える。破壊しなければリクルート効果が出ないので、頼りになるデッキバウンス。



ここまでのやり取りで、村神の手札は残り2枚、ライフは3200。セバスちゃんの手札は《闇の誘惑》、ライフは6800だが盤面に大きな差がある。村神は《トリオンの蠱惑魔》を召喚し《時空の落とし穴》をサーチして2伏せ。盤面打開には届かない。


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続くセバスちゃんのトップは《Kozmoll Wickedwitch》で、浮いていた《闇の誘惑》を有効札に変える引きを見せる。2ドローで引いてきたのは《Kozmo Farmgirl》《Kozmo DOG Fighter》。風前の灯火である村神を押し切るには十分な火力だ。



《Kozmo DOG Fighter》《鳥銃士カステル》を戦線に繰り出し、《トリオンの蠱惑魔》を戦闘破壊しつつダイレクトアタックにも成功する。そして村神のターンのスタンバイフェイズ、セバスちゃんの《Kozmo DOG Fighter》の効果が起動し攻守2400の「DOG Fighter Token」が製造される。力なく1枚の伏せを敷くだけの村神。


セバスちゃんが自軍を戦闘フェイズに向かわせると村神にはそれらを止める術がなかった。


《名推理》から始まり《光と闇の竜》を巡る宇宙戦争を制したのはセバスちゃん。決勝戦に駒を進めた。




ハッピー意訳。地味な《Kozmo Forerunner》の回復処理とか飛ばしたんだけど、もっとかいつまんでというか、ターニングポイントだけ書けばいい気がしてきた。ミラーマッチだと同じ名前だらけで困るし…。ではまた~