ギルド屋さん

遊戯王戯遊

【サクリボーの思い出】

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▼『気を付けるべき話』


我、《サクリボー》を欲する求道者なり。


楽観気分でお昼前に出撃しました。快晴極まってたので、そりゃもう自転車に跨がります。久し振りにチャリンチャリンと真夏を感じながら15分ほどで書店に到着。



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これまでの経験則から最強ジャンプが置いてあると推測される販売スペースを瞬時に計算。サマーウォーズの数学野郎も真っ青だぜ。そして完璧な店内動線を辿る事によりレッドゾーンに滑り込む!








1冊しかないッ…!!!!!



蜃気楼か?



まさかの前日販売?予約売り切れ?買い占め?



落ち着け、我は求道者なり。




美白店員さんにQ&Aを投げ掛ける。天使に祈りを捧げるクリスチャンの心持ちはコレであろう。






天使さん「バックヤードにありますよ♪󾬍」




バックもヤードも大好きです。


よろしくお願いしまぁぁぁぁと6冊コンボお願いしようとすると、レジ脇から豚骨デビルサタンみたいなオバサン店員が顕現。歯茎が邪悪な感じで前世は腐りかけのレィディオだと思う。






豚骨サタン「3冊だっての」




驚くべき事に奴が放った言語らしきものはコレのみである。その呪文の横で申し訳なさそうな顔をした美白天使さんが眉を寄せている。かわいい。Fカップ越えの巨乳である。




No way. No way.

我は求道者なり。




無事に3冊を買い終え、再び自転車にジョイン。道なりに行けるショッピングモールにも足を運んでみる事にした。ていうか、最強ジャンプのサイズ感って辞書級だっけ?失念してた。




15分ほどチャリンチャリンと漕ぎ進め、お天道さんが頭の上に来た辺りで到着。運良く残っていた3冊をスムーズに購入。




無事目的を果たし、『ここらで切り上げかなー』と踵を返すと違和感を覚える。この身にである。





異常にダルい。


気分が悪い。


手足が痺れる。


頭が割れるように痛い。


ひたすら喉が渇く。




求道者に対して唱えられた豚骨サタンの呪術という可能性も否定できなかったが、久し振りの自転車+獄暑から導かれたのは「熱中症」である。




あれだけ毎年取り沙汰され、これだけ毎日言及されてるってのに何故未だに陥る人がいるんだと。どこか笑い気にしない言わばコッチ側の人間でしたが、天界魔界を往き来したことによりソッチ側に突入してしまったらしい。




そもそもの原因は《サクリボー》である。辞書抱えて移動とか何考えてんのレベル。





ただ症状としては洒落にならない。




ショッピングモールのソファーベンチに腰を掛けたまま微動だに出来ないのである。水分補給しながら大人しくしてれば治るだろうと時を過ごすも、快方に向かう気配すらない。もはや累乗的に悪化していくのが手に取るように分かる。『え?これガチの中でもガチのやつじゃね?』と判断変更。





歩くことすら危ういので、直近のスーツショップの30代男性店員に声をかける。久し振りの自転車や時間、症状を伝えると面倒くさそうに返答。





ちょびヒゲ「フードコードで休めますよ」



ちょびヒゲ「もしくはそこのベンチ」





クソだと思った。



それで済むなら声は掛けねぇ。稼ぎ時の週末を加味しても驚愕。



より体が重くなっただけの出来事に辟易しながらその店を出た所で、見知らぬご夫婦に助けを求めフロントに連絡を取って貰う。親身になって頂き、休日なのに申し訳ない。




するとフロントから更に連絡が行ったのか、穏和で物腰の柔らかい若手警備員さんが車椅子を携え、直ぐに来てくれました。季節がらもあるんでしょうが、あの素早さはシミュレーション・マニュアル・連携が取れてる証だと思います。心の底から感謝しかありません。





そこから人生初の車椅子デビューを果たし、真っ白でキレイな救護室に通してくれました。若手警備員さんにアルプスの天然水、室内温度、様々気を配って頂き、小一時間ベットで横になっていました。




目が覚めると体が軽く動けるようになり、休み休みですが帰路につきました。幸いにも軽度の熱中症で済みましたが、あんなん勝てねぇ。なっちゃったら、どうしようもない。ごめん。なめてた。



そんなこんなで、サクリボーと熱中症には気を付けてねの話でした。後日お礼に行かなくては。ではまた~