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▼【彼岸の話】

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▼『彼岸しようぜ』

【Burning abyss】の和名も晴れて決定、勝ち狂ってる海外レシピでも漁るか!という事でアチコチ探ってみました。




2014年 8月15日発売『Duelist Alliance』より海外で登場した【彼岸】。そりゃ1年間の英知が詰まりに詰まってる事だろうと。地味に【U.A.】と同期テーマ。知ってるようで知らんことばかり。


現状、海外勢が使っている【ネクロス】は日本発のギミックが満載されたものばかり(リリーサー皆既日食の書など)、こっちも輸入したいんじゃい感。






▼『彼岸の基盤』

海外の入賞レシピを眺めると採用カードの6割は同様の構築をしていました。少し細かく見ていきます。



まず、モンスター陣。何処のレシピにも顔を出していたのはランク3でお馴染み。


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  • 《マスマティシャン》×2枚
  • 《魔界発現世行きデスガイド》


あっちの制限の関係で枚数は限られますが、アドバンテージを獲得しながらランク3の《彼岸の旅人ダンテ》を立てる為に欠かせないパーツです。《マスマティシャン》の選択肢に《ペロペロ・ケルペロス》を入れているタイプもありました。犬も含めて《彼岸の旅人ダンテ》の3枚落としを強く使うためにデッキ枚数は『40枚』が基本となってます。



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どちらにせよ《星輝士 セイクリッド・ダイ ヤ》で蓋をされるのがキツイので、そこは《ブレイクスルー・スキル》を含めた豊富な罠で看破してるようです。






そして、彼岸の皆さま方。


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  • 《Scarm, Malebranche of the Burning Abyss》×3枚
  • 《Cir, Malebranche of the Burning Abyss》×3枚
  • 《Graff, Malebranche of the Burning Abyss》×3枚 他諸々


テーマサーチなり特殊召喚を生業とする【彼岸】モンスターは3枚固定で、盤面を解決する後出し効果モンスターや、チューナー枠は数が抑えられています。1枚挿しでも《彼岸の旅人ダンテ》がサルベージ効果を持っているので、ぐるぐるです。


《魔界発現世行きデスガイド》⇒《Graff, Malebranche of the Burning Abyss》⇒《彼岸の旅人ダンテ》⇒3枚落とし&《Graff, Malebranche of the Burning Abyss》の効果でデッキから彼岸リクルートと継続的なアドバンテージを見込めます。






▼『少なっ』

魔法カード。殆ど入ってない構築が目立ちました。その代わり罠は多め。ランク3の制圧力が皆無な以上、罠と手札誘発は【彼岸】の生命線に直結します。全く伏せない【ネクロス】環境という背景もあり、《サイクロン》のようなカードは全てサイドデッキです。その中でも採用されていたのは



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  • 《おろかな埋葬》
  • 《サンダーボルト》
  • 《ブラックホール》×2枚


墓地起動軍団である【彼岸】を回す為の《おろかな埋葬》、【ネクロス】の《儀式魔人リリーサー》に対する解答を入れている構築が多数派でした。チェイン&リリーサーは海外で禁止を喰らったので背景は変わりますが、《ライトニング・ボルテックス》なんて使う必要がない充実の除去事情です。《サイクロン》と同じ確率で全体除去降ってくるんだから相当なもんです。



つい闇属性テーマの強味《闇の誘惑》を入れたくなりますが、採用者はチラホラです。ミラーマッチに強そうな《マスクチェンジ・セカンド》、これまた採用は少数。《魔界発現世行きデスガイド》に対する無効カードをエスケープ⇒ダークロウ的な運用もできるのに何故だろう。【彼岸】ミラーは罠が多すぎて永続モンスターは機能しないのかな?



疑問は増えるばかりですが、毎ターン動くデッキなので、《成金ゴブリン》は採用されても《強欲で謙虚な壺》はナシといった具合です。





▼『罠マシマシ』

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魔法が少ない分、デッキの半数にも上る罠。好みが別れてますが、《おろかな埋葬》の罠ver.《悪魔の嘆き》の複数採用が際立ちます。『CROSSOVER SOULS』に収録されたノーマルカードなので、探しときましょう。



GBA的な働きの《Fire Lake of the Burning Abyss》はサルベージが効く都合もあり1枚に抑えられているレシピが大半でした。日本ならスケールの複数破壊は貴重品なので、数を増やしてもいいかも知れません。



《彼岸の旅人ダンテ》の3枚落としと噛み合う《ブレイクスルー・スキル》も流行ってます。闇属性キラーにも程がある《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》に対抗する為にも無効カードは頼りになる存在です。墓地起動の【彼岸】を回す為の《因果切断》《鳳翼の爆風》《サンダーブレイク》といった手札コストを要するカードもお馴染み。



【ネクロス】環境という事で《手違い》《スキルドレイン》といった永続罠も主流です。《彼岸の旅人ダンテ》の3枚落としはコストなので《スキルドレイン》影響下でも墓地を肥やし、その後《ダウナード・マジシャン》を乗せて打点確保と動けます。素材となった《彼岸の旅人ダンテ》が墓地に行けばサルベージ効果が出るので、ぐるぐる続きます。


  • 《悪魔の嘆き》
  • 《ブレイクスルー・スキル》
  • 《Fire Lake of the Burning Abyss》
  • 《因果切断》
  • 《鳳翼の爆風》
  • 《サンダーブレイク》
  • 《死のデッキ破壊ウィルス》
  • 《手違い》
  • 《スキルドレイン》




▼『チラ見だけ』

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サイドデッキで気になったのは、アドバンス召喚モンスター。永続効果持ちが多かったので、サイド後は【彼岸】に対して除去を抜いてくるのが一般的と推測できます。海外は汎用罠が制限されている事情もありそうです。

  • 《威光魔人》
  • 《虚無魔人》
  • 《マジック・キャンセラー》 
  • 《混沌の落とし穴》
  • 《エクシーズ・ユニバース》

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《Mischief of the Gnomes》
通常罠
(1):このターン、お互いのプレイヤーの手札のモンスターのレベルを1つ下げる。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 このターン、お互いのプレイヤーの手札のモンスターのレベルを1つ下げる。


TCGの「Secrets of Eternity」で登場した通常罠。【ネクロス】対策として使い入賞しているレシピもありました。真面目に2ターンの間儀式を封じるというより、《彼岸の旅人ダンテ》の3枚落としでラッキーウェイが生じる確かな楽しさがそこに。






▼『15枚』

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エクストラデッキは《彼岸の旅人ダンテ》が3枚確定、彼を素材に落とし込む《ダウナード・マジシャン》も確定。《彼岸の旅人ダンテ》の棒立ちは、《強制脱出装置》のような墓地送りを避けるカードでサルベージ効果を妨げられるので、《ダウナード・マジシャン》が必須カードなのは間違いありません。



その他は《機装天使エンジネル》《ゴーストリック・アルカード》《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》《発条機雷ゼンマイン》と汎用ランク3が並びます。【彼岸】に対してライフ2000を切ると《No.47 ナイトメア・シャーク》の直接攻撃で終わるので、そこはポイントになりそうです。ちょこちょこ入ってる《No.49 秘鳥フォーチュン チュン》は合法回復枠なのかデッキリソース回復なのか。壁役なら《発条機雷ゼンマイン》で足りるので疑問マーク。




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ランク3テーマといっても「レベル3モンスター×3」のような贅沢エクシーズは全く採用されておらず、《ギアギアギア XG》の錆付き具合は年々増すばかりです。ちょっと期待してたのにガチ皆無でした。






▼『まとまるくん』


【彼岸】国内ver.

《マスマティシャン》
《魔界発現世行きデスガイド》×3枚
《Scarm, Malebranche of the Burning Abyss》×3枚
《Cir, Malebranche of the Burning Abyss》×3枚
《Graff, Malebranche of the Burning Abyss》×3枚
《Rubic, Malebranche of the Burning Abyss》
《Farfa, Malebranche of the Burning Abyss》
《Alich, Malebranche of the Burning Abyss》

《おろかな埋葬》
《手札抹殺》
《闇の誘惑》
《ハーピィの羽根帚》
《ギャラクシー・サイクロン》×3枚

《神の宣告》
《神の警告》
《悪魔の囁き》×3枚
《ブレイクスルー・スキル》×3枚
《Fire Lake of the Burning Abyss》×2枚
《鳳翼の爆風》×3枚
《マインド・クラッシュ》×3枚
《死のデッキ破壊ウィルス》

『エクストラデッキ』
《彼岸の旅人ダンテ》×3枚
《ダウナード・マジシャン》×3枚
《No.47 ナイトメア・シャーク》
《機装天使エンジネル》
《ゴーストリック・アルカード》
《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
《弦魔人ムズムズリズム》
《発条機雷ゼンマイン》
《トライエッジ・リヴァイア》
《ギアギアギア XG》
《Virgil, Rock Star of the Burning Abyss》


海外勢を参考に組んだら、こんな感じかな。ランク3の雄、ツアーガイドマスティに加えて基盤となるサーチ・特殊の【彼岸】が各3枚。その他の選択肢達は各1枚で、おろ埋なり悪魔の嘆きで適時ピックアップ。



ダンテの3枚落としから彼岸メンバーに加えてギャラサイ・ブレスルもおいしい要素。手札をまとめて処理できる手札抹殺はどうなんだろう?



罠は爆風死デッキ⇒マイクラが決まると楽になるので、爆風は因果切断サンブレより優先起用。デッキ枚数はダンテ3枚落としの為に40枚の締め。同時発売となる《マジュサイの戦士》は入るのかな?タイミングを逃さないので、ダンテ3枚落としのアタリが増えるのは魅力的に映ります。




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《マジュサイの戦士》
星3 地 悪魔族 1400/900
「マジュサイの戦士」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「マジュサイの戦士」以外の自分フィールドの悪魔族モンスターは戦闘・効果では破壊されない。②: このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「マジュサイの戦士」以外の悪魔族モンスター1体を選んで墓地へ送る。





…というか、海外の【彼岸】が罠型で生きてるのは《ハーピィの羽根帚》も《大嵐》も無い面が大きい気がする。今気付いた。どうするんだろう?《幽鬼うさぎ》を構えながら時折素材にして《彼岸の旅人ダンテ》を立てる位が現実的?そんなこんなで海外勢から始まった【彼岸】の話でした。次回、《マジェスペクター・ユニコーン》の考察回です!ではまた~