ギルド屋さん

遊戯王

【ドラゴリッチの万難】

f:id:girudoya:20150701060040j:plain


▼『知ってた』

【魔術師】到来によりペンデュラム召喚も本格化したので、エクストラデッキから展開されたモンスターを狩れる《ナイト・ドラゴリッチ》の使用感を【アーティファクト】に混ぜこみワカメして確かめてみました。【ライオウ+ドラゴリッチ+アーティファクト+リビングデッド+罠】的なデッキで、相手は【魔術師】です。




すると、いきなりイマイチ。朝飯前に置かれた《星守の騎士 プトレマイオス》を狩ろうとしても、幻竜族の《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》になられてしまうと効果適応外で横向かない倒せない。何よりデッキから特殊召喚された自分のモンスターも横になってしまうので、《アーティファクトの神智》から呼んだモンスターが軒並み横向いてやる気ない風になる。ここは噛み合わせなので、なんとかなると思ってましたが、クロックが遅れ解答を引かれてしまうのが致命的でした。





《ナイト・ドラゴリッチ》の攻撃力1700は通常召喚される《EMドクロバット・ジョーカー》《E・HERO エアーマン》等に倒されてしまう数値でもあり、こりゃアカンと。先の《星輝士 セイクリッド・ダイヤ》に対しては《ジュラゲド》を付加しても相討ちという虚しさ。



エクストラデッキではなく手札から出てくる《霞の谷の巨神鳥》なり【ネクロス】御一行に《ナイト・ドラゴリッチ》では無力な点も気になりまくりでした。




そんな中、ちょっと偉いなと思ったのは《ナイト・ドラゴリッチ》の効果は永続効果なので、裏守備でセットしたこのカードを《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》に叩かれても倒されない点。そして返しにライトニングを倒せる点。裏で置き攻撃されて表になることで、《奈落の落とし穴》のような召喚系の罠をケアして登場するパターンもあったので、ここは優秀です。以下、参考裁定。



f:id:girudoya:20150701060023j:plain


▼『公式 Q&A』

・エクストラデッキから特殊召喚したモンスターで裏側守備表示の「 ナイト・ドラゴリッチ 」を攻撃した場合、攻撃はどうなりますか?


・エクストラデッキから特殊召喚したモンスターで裏側守備表示の「 ナイト・ドラゴリッチ 」を攻撃した場合、ダメージ計算前に「 ナイト・ドラゴリッチ 」が表側守備表示になり、「 ナイト・ドラゴリッチ 」の『①:このカー ドがモンスターゾーンに存在する限り、幻竜族以外のデッキ・エクストラデッキから特殊召喚されている攻撃 表示モンスターは守備表示になる』効果が適用されます。 それにより、攻撃したモンスターは守備表示になり、結果として、ダメージ計算は行われず、その攻撃が終了します。(「 ナイト・ドラゴリッチ 」がその戦闘で破壊される事もありません。)






▼『ライオウ』

f:id:girudoya:20150701060018j:plain


対【魔術師】

《ライオウ》のサーチ封じで取れるゲームもありましたが、損を強いられる場面が目立ちました。2体以上のペンデュラム召喚を《ライオウ》では無効化できないので罠がないと戦闘破壊される点、罠があったとしても《霞の谷の巨神鳥》が絡むペンデュラム召喚の場合は罠1枚では機能しません。




ペンデュラム召喚が1体でも損が出るパターンがありました。《エキセントリック・デーモン》が強すぎるんですよね。P効果で伏せを破壊した後、ペンデュラム召喚により《ライオウ》の前に出てくる《エキセントリック・デーモン》。モンスター破壊効果があるので召喚無効を強制されます。しなければ、もう一度ペンデュラム召喚で出てくるのでマストカウンターです。こちらは伏せ1枚と《ライオウ》の損失なので、明らか損。参っちゃいます。






▼『ぽつり』

f:id:girudoya:20150701060016j:plain


《揺れる眼差し》と《エキセントリック・デーモン》も難しい関係で、相手が『左右スケール+1伏せ』のような場に《エキセントリック・デーモン》で伏せを狙いに行って《揺れる眼差し》をチェーンされると3枚破壊ver.となって、こちらのカード1枚が除外されるといった具合。相手にカードを強く使わせてしまうパターンです。




▼『海猫くん』

f:id:girudoya:20150701060015j:plain

ちょこっと【海皇】も触りましたが、《キャット・シャーク》は相手ターンに《海皇の重装兵》でスケールに置かれたカードを破壊できる優秀猫です。《海皇の重装兵》2体で作って、2度に渡りペンデュラム召喚の妨害を成し遂げたゲームもあったので、これまた確定枠だなと改めて感じました。



デュエルを通して75枚が決まっていく面白さがそこに。ではまた!